【他人に【ＮＯ】が言えない人のショッピングコーチ】
泊り込みできてくださっている方のプライベートレッスンでした。
過去３０うん年、ほとんどメイクをしたことが無かったということで、
基礎を何度も何度も繰り返して練習しています。
＊勉強でもスポーツでも何でも一緒ですが、やっぱり一番大切なのは、 【基礎】 です(^^)
長い間、鏡を見ることすら好きではなかった彼女も、
こうして自分と向き合い、自分の内面を見つめながら、
新しい自分に生まれ変わる為に、
努力をしています。
今日は、４回目ということもあって、そろそろデパートにお買い物に誘ってみました。
デパートも、腰がひけちゃって、なかなか一人では行くことにためらいがあると言います。
腰が引けてしまう理由はいくつかありますが、
一番は、誰に対しても、
ＮＯ！が言えないこと。
仕事でも、無理やり頼まれちゃったり、嫌な仕事ばっかり押し付けられちゃったりする人、いますよね？
その場で、
「今、ほかにかかえている仕事がいっぱいなので、受けられません(^^ゞ」
の一言が言えない。
そういった方は、
実はデパートで、試着などをした後、店員さんに、押されると
「買いません」が言い辛くて、ついつい、気に入らなくても買ってしまう。。
今日は、そんな彼女のショッピングコーチの目的は、
上手な断り方 でした。
勿論、似合うものの見分け方も色々やっていきますが、
店員さんとの上手なコミュニケーションの取り方を伝授していきました。
とくに押しが強い人につかまったとき
＊そういった断れないタイプの人は、押しの強い店員さんが接客することが多かったりするんですよね(^^ゞ
どうやってその場を離れるか？ＮＯを言うタイミングは？
苦手なコスメカウンターで買い物をするコツは？
など、私が実際に見本を見せながら、やっていきました。
以下、私とお客さまのやり取りの一部です
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私： 「すいませ～ん、又見せてくださいね！」＆万遍の笑み付き
＊断り方の見本を見せる
私：はい、次、あなたがやるのよ？
Ａ子さん：・・・・なんか、試着までしちゃうと、悪いって思っちゃって・・・腰が引けちゃって・・・・
私：何言ってるのよ？店員さん、ボランティアで接客してくれてるわけじゃないんだから。
私：断っても何も悪くないの。はい、大丈夫って三回唱えてから、スタートよ！
（中、省略）
私：じゃ、次、コスメカウンターね。
Ａ子さん：え・・・一番苦手かも(^^ゞ
私：私がお勧めしたリップ、買いたいんでしょ？だったら買いましょうよ(^^)
＊私は少し離れたところで見守る
＊案の定、カウンターにつれていかれて つかまっている。
リップ一本購入したいのに、基礎化粧品やら、秋の新作コスメやら、どんどん紹介されている。
う・・・・ん、１５分たった・・・・こりゃ、助けないと、買わされるわ(^^ゞ
私：すいませ～ん、ごめんなさい、急いでいるんで、リップだけでいいです！よね？（と彼女を見る）
折角紹介してくださったのに、ごめんなさいね！（ものすごく元気よく言ってみる＆万遍の笑み付き）
彼女のほっとした顔(^^ゞ
私：ちゃんと断れるようになるまで、カウンターに座っちゃ、ダメだって(^^ゞ
＊彼女に耳打ちする。
Ａ子さん：先生～、変な汗、一杯かいちゃいましたよ(^^ゞ
私：慣れだから、慣れ。
私：あと、２回くらい一緒に来るか！？(^^)
Ａ子さん：お願いしますm(__)m、頑張ります。。
私：頑張らなくてもいいの。断っても大丈夫なの、悪くないの。自信もって(^^)
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彼女のような気持ちは、わからない人にはぜんぜんわからないと思いますが、
意外に多いんですよね、断れなくて思わず（仕方なく）買っちゃう人・・・。
そもそも、自分に何が似合うのか？それすら自信が無い場合は、余計押されれば買っちゃいますね。
店員さんも、そういったタイプの方、見抜けますので（仕事ですから）接客しにいきますね。
私は、最後には彼女に、
買い物って楽しいーー！
って言ってもらいたいんですよね。
女性に生まれてよかったって思って欲しいんですよね。
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