auntie yokoのくらし

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「やる気はどこからくるのか-意欲の心理学理論」

2005年05月02日 | よみもの
週末のグロービスの飲み会に触発されて、
連休中にはかねてからの講師推薦の図書を1冊読みました。

「やる気はどこからくるのか - 意欲の心理学理論」

自慢じゃないですが、私はいちおう大学では心理学majorでした。
(ほんとうにたいして勉強しなかったので、言うのも恥ずかしいですが)
なので、本の中に出てくる用語や表現がとても懐かしく、
内容の豊富さもさることながら、妙な感慨にふけって読むことができました。

大学のとき、3年、4年で英語の論文を読まされて心理学実験をし、
そのときに subject = 被験者、 significant = 統計的に優位(に差あり)
といった英単語を覚えたなー、なつかし~い、、、。なーんて。笑

そして、この本を読んで、「やる気」の(心理学的)出所にすごく納得。
体感的にぼんやりわかっていても、科学的・理論的に示されると
なんだかすっきりです。

学生のころは、絶対的にモノを知らないし、経験もない。
だから例え大学の時にこの本を読んだとしても、本の内容と現実を照らし合わせる
だけの事例が自分の中になく、「ふーん」だけで終わっていただろうと思います。
それに、そもそも本の内容にここまで納得しなかったでしょう。
でも、今となってはこのジュニア用(というにはかなり高度な)書き下ろしを
読んだだけで、「じゃあこういうケースでは?」とか「それはなぜ?」とか、
いろいろ次に展開するためのフックがかかるのがわかります。

私も大人になったもんだ。。とつくづく思う瞬間でした。

2 コメント

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でしょ~ (yoko)
2005-05-03 23:12:21
そりゃ学生の頃勉強しなかったのも道理だ、と思ったよ。だって勉強した内容が実感を伴って身にしみないんだもん。面白いわけないよね。私が不熱心学習者だったのも、この本によって心理学的に証明された気がするよ。笑

気が向いたら読んでみて!
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確かに・・ (sako)
2005-05-03 12:10:11
学生の頃とか、あと会社に入ったばかりに読まされた本(業務の流れについて、とか)って、読んでて「ふーん」で終わってたやつが、何年か経ってから「あれってこういうことだったのか!」と思ったり、読み返して改めて納得したり(もしくは反論してみたり)っていうのがあると、大人になった気がします・・



それにしても、その本の目次をAmazonで見たけれど、面白そう!私もGW中に色々読んでみよう。
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