goo blog サービス終了のお知らせ 

たこぼうずの我楽多呆告

とある事情から浜松市在住の医療関係者となった 風来坊の突発的日記

MYSELF~風になりたい~を歌う

2014-03-10 18:22:25 | たこぼうずのカラオケ百名山
その2   徳永 英明
MYSELF~風になりたい~

これも有名な曲ではありませんが、僕が友人達に「自分のテーマ曲だ!」
と言っている僕的には大好きな曲です。
自分のテーマ曲だ!などと言ってみても誰も反応するわけではありません。
思い出せば自分の最初のテーマ曲は
山本コータローさんの「岬めぐり」でした。
それからもいろいろな時代にそれぞれのテーマ曲がありました。
要するにテーマ曲といってもコロコロ変わるので皆付き合っておれん、
ということなのでした。

そもそも徳永さんを歌うようになったのは、よく行くスナックの手伝い
の女の子(年齢不詳)の「みかんちゃん」が「そういうしわがれ声なら
徳永さんの歌がいいわよ」と言ったことがきっかけでした。
こう言われてもあまりいい気分ではありません。

ぼくは自分では「透明感のある澄んだ声」で歌っていると、それまで
思い込んでいたので、たいへんショックでした。
例えて言うなら 小田 和正 さんの声が自分と近いと思ってました(笑)
そこで横にいたA氏などに「僕の声そんなにかすれてる?」
と訊いたところ、誰もが失礼なことに黙ってうなずくだけでした(泣)
しかしながら僕は誰よりも素直な人間です(当社比較)
その言葉を受け入れて徳永さんの歌をベンキョーすることにしました。

スナックのママさん(年齢不詳だがそれなりの年齢)だけは
「あら、ハスキーのほうが歌がうまい人が多いわよ」と言って
なぐさめてくれましたが、徳永さんの歌といっても
「壊れかけのRadio」「レイニーブルー」「輝きながら」くらい
しか知りません。
あとかすれ声で有名なのは森 進一さんでしょうか。
壊れかけのRadioなどはたいへんムツカシイ曲で、頑張って歌っても
上手には聞こえません(笑)

そこでいろいろと聴いてみて「MYSELF]に辿り着いたわけです。

実はこの曲は大変哲学的な曲で・・・テーマはアイデンティティーの
確立という大層なものなのです(笑)

まず、歌の始まりからして・・・
人波の中 ふと立ち止まる なぜ急ぐのか 問いかけてみる・・・
と無理矢理にでも考えさせるように進んでいきます。

そして・・・
涙の深さより 明日の輝き 信じる事 忘れず 歩き出すなら・・・
と盛り上がってさらに声がかすれやすいようになっていきます。

傷ついた恋のすべてを 誇りにしながら 光る風になりたい・・・
とは泣かせる歌詞じゃありませんか。

しかしながらこの曲の圧巻は、最後の最後に出てくるこの歌詞。

僕はいつでも 僕でありたい

僕がこの曲を歌うのは、まさにこの最後の一行を歌いたいためなのです。
僕はいつでも 僕でありたい・・・とは何と哲学的テーマでしょう。
多くの人が、そうありたいと願いつつ、なかなかそうできない・・・
深~い意味のある歌詞だと思うたこぼうずなのでした。

僕はこれからもこの「自分への応援歌」を嫌がられながらも歌い続けて
皆の顰蹙(ひんしゅく)を買いたいと思っております。







SAUDADE~真冬の蜃気楼~を歌う

2014-03-03 18:17:20 | たこぼうずのカラオケ百名山
その1  サザンオールスターズ
SAUDADE~真冬の蜃気楼~」は僕がよく歌う曲です。

あまり有名な曲ではないので、僕以外に歌った人と遭遇したことは
ありませんが、とてもよい曲だと思いますよ。
歌いやすいし、ノリもいい。歌うと気分がよくなる曲です。

ただし、曲の内容(歌詞)をよく見てみると決して明るいわけでは
ないのですが・・・歌っている時にはそれを感じません。

まず曲の場面としては唐突ですが、どう見てもリオデジャネイロ(ブラジル)
です???桑田さんは行ったことがあるのでしょうか?
僕は不勉強で知りませんが、設定されている時期は有名な
「リオのカーニバル」のときのようです。

何せ歌の始まりが「街は今カーニバル・・・」となっているので
間違いありません。しかも彼女と別れたあと一人で寂しくリオに来て
いるというシチュエーションの曲です。
タイトルのサウダージというのは「郷愁」とかいう意味ですが
この曲では「旅情」と解釈するほうがいいかも・・・
それくらい旅先で感傷的になってるような歌詞なんです。
それにしてはテンポのいい曲でさすが桑田さん、さすがブラジルという感じ。

そしてブラジルらしく不思議な歌詞が満載です(笑)

まず最初の不思議歌詞が
霧雨のウルカ・・・」というところ。
ウルカというのは魚料理にあるので、一瞬それかと思うのですが、
それにしては霧雨の・・・がおかしい!
と 思って調べると・・・これはリオにある「ウルカビーチ」という
穴場の過激ビキニおねえ様いっぱいの海岸のことでした。
ただし霧雨じゃビキニはおらんよ(泣)←おらんは居ないの方言です(汗)

コルコバードの丘に立ち・・・」
コルコバードの丘とは、皆さん一度くらいは写真で見たことがある
両手を広げたとてつもなく大きなキリスト像が街を見おろしている
山のことです。すばらしい景色であることは容易に想像できます。

「イエマンジャーの唄が好き・・・」
これはアフリカの或る宗教での海の女神の名前だそ~な。
ブラジルという国はアフリカの影響が強い国らしいです。
ついでに浜松には「イエマンジャーダンサーズ」というべりーダンス
のチームがあるそうな。海の女神にお会いしたいものです(笑)

最後に「アフォシェの魔法で・・・」とあるのですが、
アフォシェとはブラジルの現代音楽のジャンルのひとつだということ
までは判明したのですが、どんな音楽かはわかりません。
やはりアフリカの影響を強く受けたものらしい・・・

これだけのうんちくを言えるだけでも歌う価値あり!(笑)
カウンターで飲みながら、演歌ばかり歌うオジサンのあとなどに
歌うと、聴いたことないけど誰の歌?などと質問されますよ。

なるべく多くの人が歌わない歌を歌う
これこそがたこぼうずのコンセプトなのでした。