摩訶不思議図鑑―動くおもちゃ・オートマタ 西田明夫の世界 有馬玩具博物館 土屋書店 このアイテムの詳細を見る |
オートマタは、西洋版からくり人形のことです。
著者の西田明夫さんは、有馬玩具博物館の館長さんです。
「ユーモラスな動きは、実物を見たほうがより感動しますよ。」 ということで、版元さんから、ボタンを押すと動きだす「馬に乗った兵隊さん」をお借りすることになりました。
画面ではわかりにくいのですが、槍の代わりに緑の画用紙に本屋の名前を書いて小さな旗を作り、兵隊さんに持ってもらいました。
槍は細い木の棒でしたが、重さのことを考え、茶紙をこよりのように丸めて棒状にし、取り付けました。
ボタンを押すと、命をもらった馬と人形が、ゆっくりと動き出しました。
細かい部品のひとつひとつに心がこもっているようでした。
POPパネルは、表紙のドラキュラを参考に描きました。
「ボタンを押してください」の表示を厚紙で作り、ディスプレイの完成です。
有馬玩具博物館には、4000点もの作品が展示されているそうです。
海外の作品や、仕掛けの説明も紹介されています。
ユーモラスな表情、コミカルな動き、手作りのおもちゃには、人を喜ばせようとする遊び心が詰まってます。
有馬里のHPでは、ネット販売もされています。
展示期間が終了し、木の兵隊さんは帰って行きました。
平台はちょっと寂しくなりましたが、兵隊さんは、また子供たちの笑顔と出会うことと思います。
POPは、新しい展示先でお仲間に入れて頂けたらと思い一緒に送りました。
どこかの本屋さんで展示され、私の描いたPOPがあちこち旅してくれるといいなあ、なんて思っています。
それを見た人がブログで紹介してくれたりしたら、面白いだろなあ・・。 なんてことを考えるとワクワクします。(笑)
版元の担当者さん、大変お世話になりました。