あとりえちえ

無題














ある俳優さんの死のニュースを遠くに聴きながら

ふと感じたことを綴ってみたいと思いました。




あなたは一度だって、あなたの気持ちに沿ってもらったことがあったのだろうか?



人間の(いや自然全て)命を紡いでいく健康な姿は、

子供は、親や養育者に十分に甘えて育っていくもの。

ワガママを言い、手伝ってもらい、思春期になれば大人に体当たりして

羽ばたいていくもの。



そんな安心の愛の巣で育つからこそ、強くなれる。

そして、自分もまた愛に溢れた人間になれる。

これが、自然の摂理。

充分に依存して、根っこが育つ。

甘えは、悪くない。いや、必要不可欠なものなのだ。



人間の子供は非力だ。

親や養育者がいないと生きてはいけない。

それは、生まれながらにして我々のからだに染み込まれている。

そんななか、生きていくために

自分の本当の気持ちさえわからなくなることはよくあることだ。

誰かの望みが、自分の気持ちと思い込もうとする。

そして、そうなる。



ここで勘違いを起こしやすい私たちにあえていう。

自分とは関係のない人を指して言っているのではない。

わたしも、あなたも、なのだ。



親や、学校の先生、社会の暗黙の風潮、メディア・・

私たちは、生まれたときから「情報」に囲まれて生きている。



その言葉を、雰囲気を、察しながら、大きくなるのだ。

私たちは、多かれ少なかれ、自分の本意とは違う選択や意見を持ちながら

生きていっているということを頭の隅に入れておいた方がいいだろう。




このことを意識してみるだけで、前より少しはマシな精神状態になるだろう。




小さい頃から、精神的戦場にいたあなたへ・・・





初めて自分に正直になってわかったでしょう。

あなたの周りには

あなたの努力や素晴らしさを誰一人わかっていないどころか

人の死をなんとも思っちゃいないゾンビばかりだったって。

あなたの崇高さを食い物にするヤツラばかりだったって。



でもね、いるんだよ。

あなたのことをずっと見守ってきている存在がいるんだ。

それは、自分のなかにいたから見えなかったんだ。

カミサマって名付けようか。。
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