リトルシェフのお弁当

お昼に仕事から戻ると、本日もお休みのボンがキッチンでごそごそ。

『あ～もう帰ってきちゃった』

どうやら私の為にお弁当を作っていてくれた模様。

『さっきから何回もチンしてんのに、クッキー全然出来へんねん』

見ると、どこからか探し出してきた鉄板に、キッチンペーパー（ボン曰く、これってクッキングペーパーやんなぁ）

を敷き、その上に手でハート型にしたクッキー生地が並んでいました。

我が家のレンジはオーブン電子レンジなので、こちらで普段ケーキやクッキーを焼いてるのを見てるボンは、

ボタンを押しては、どろどろのクッキー生地を見て悲しくなってたというわけ。

もうこの時点で、うるうるしてる私にむかって

『はかりにお皿のせるやろ、で、ゼロになるボタン押して粉をお皿に入れたら粉だけの重さはかれるねんで』

『冷蔵庫にあったケーキマーガリンって、使っていいやんな？だってケーキもクッキーもデザートやし、半分のトコで切ったら、ちょうど５０ｇやねんで！』

ボンがここまでやってくれてるので、だめもとで、オーブンで焼いたみたら成功

デザートの入ったお弁当が出来ました


うれし涙で味わからないよ～知らないトコでちゃんと成長してるなぁ（しみじみ。。。）の横で、


『全部食べてな。とーたんにわけたらあかんで！』
『おさるさんに入ってんのケチャップやから、ちゃんと卵にかけて食べるねんで』
としっかりもののボンでした。