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そして、奇跡が?!

2007-12-22 | さび猫GONの事件簿

その日の朝も、捜しながら、隣駅から乗車しました。
隣駅のホームでぼーっと電車を待っていました。
その時、ふっと思いました。
うちの駅も利用者が多いけど、この駅も乗降客が多いなぁ・・と。
そして、駅って人がいっぱい集まるんだなぁ・・と。
あ、駅にポスターを貼ったら、たくさんの人が見てくれるかもしれない!!

・・とはいうものの、ホームや駅の構内に貼っていただくのはむずかしいので、
帰り道も隣駅で降りて、隣駅や最寄り駅の付近の目につきやすいところ、
人どおりの多いところにポスター貼りをしつつ、捜索をしていました。

その時です。
電話がなりました!
家からで隣駅でそのポスターを見た方が、日曜の夜に、
その方のお宅のガレージの車の下にGONがいたと連絡をくださったのだそうです。
きくと、その方のお宅は、まさに私が今歩いているすぐそばでした。
家と電話をしながら、その方のお宅に向かうと、ちょうど、
前から自転車を押して歩いてきた方が、
「猫ちゃんの飼い主さんですか?」と話しかけてくださいました。

日曜の夜に、ガレージで猫が泣き続けていて、
保護してくださろうとしたのですが、おびえていた上にそのお宅の
わんちゃんの吠える声をきいて逃げてしまったということでした。。
GONは日頃、とても、人なつこい猫なのですが、
やはり、そういう非常事態には、おびえて出てこなかったようです。
でも、けがをしている様子はなく、きらきら光るビーズのバッグをしていて、
かわいがられている猫ちゃんだと思いましたとお話してくださいました。
やはり、迷子になってしまったようです。
我が家は目の前に踏切があって、そのお宅は踏切を渡って、
直進200~250mくらいのところでした。
その方は、ふだんめったに隣駅を利用されることはなく、
その日はたまたま自転車で利用されたとのこと。
そして、ポスターを見てくださったのは、私がはってから、
20分もたたないうちでした。
運命の歯車がまわりはじめてくれたでしょうか?

とはいうもののいなくなってから初めての貴重な情報でしたが、
その情報からも2日経ってしまって、その後の健康状態や、
そこからの移動距離などを考えて、とても心配になり、
胸が苦しくなりました。
でも、今はただ信じて、その付近を捜すしかありません。

「GONちゃん、GONGON、ちゃろっち」名前を呼びながら、
くまなく、捜し続けました。
アパートの裏のようなところをさがしていた時、
たまたま、そこへ帰っていらした親子のお母さんが、お嬢さんに
「今日、ビーズのバッグをつけた猫がいたね」と話していたのです。
思わず、すがりつくように駆け寄りました。
その日の15:00くらいにその付近を赤いビーズのバッグをつけた
黒い猫が鳴きながら歩いていたのをご覧になったそうなのです。
その方も、ビーズワークをなさる方で、目についたのだそうです。
GONですGONに間違いありません
写真をみせたところ、「うん、この猫よ!」
まだその日の昼間も元気に歩いていたようです。

なんとしてでも今日、見つけたい!GONに再会したい

とりあえず、1度、家にもどって、万全の準備をして、出直しました。
例によって、片手に懐中電灯。肩には捕獲したときのためのキャリーバッグ。
タオル。寒がったときのためのショール。
ネコ缶。GONが大好きなハム。
そして、自分自身も完全防寒体制。コートにブーツ。
マフラーに手袋、そして、帽子。あやしい。。

さあ、捜索隊、いざ、出陣

つづく

次回、ついに最終回


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