山梨のイカ釣り師の釣り日記の跡地

伊豆の海を中心に、県内外の渓流・湖にも釣行します。主にルアー・フライフィッシングで時々エサ釣りの釣果を載せて行きます。

インターラインロッドのジョイント

2006-03-29 09:13:28 | タックルトーク
私はインターラインロッド、アウトガイドロッド両方共使っていますが、
釣りの準備でロッドをジョイントする時、どうしていますか?
アウトガイドロッドではガイドの位置を一直線になるように合わせて継ぎますが、インターラインロッドの場合には、バット側と位置を合わせる目印になる物が特にありません。そのまま継いじゃう人が多いと思います。

そこでスパインってヤツ知ってますか?ブランクスの背骨の事ですが、それを背中側になるように継ぎます。(スプライン、バックボーン、ブランクボーンとも言う)
スパインの見つけ方は、床や机などにティップのジョイント側をつけ、右手で竿先をつまみ
左の掌でティップを軽く押しつけながらカーブさせた状態を作ります。
竿先を指で回すと、安定する所と反発が強く安定しない所があると思います。
安定しない所がロッドの背骨=スパインです。
その部分を見つけたらジョイント付近にマーカー等で点や線で目印を付けておくと
良いです。スパインを意識してジョイントしましょう。

ブランクスのパワーを最大限に発揮でき、キャスト・シャクリ時
のブレが少なくなるハズです。無意識に継いでも釣りは出来ますが
ハードロッドならばスパイン出しをしておいた方がいいです。
力を入れすぎて、くれぐれもポキッとやらないように気を付けて下さい。

※スパインの考え方は釣り方、ジャンル、メーカーによって様々ですが私の場合は
エギングでは背側に来るのがベストと考えています。スパインの出し方はロッドビルド系HPを参考にしてみてください。

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1 コメント

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流石! (H.kumono)
2006-03-29 10:30:16
流石です。

インナーガイドロッドの継方、ロッドの性能をフルに引き出すためには重要なことですね。

私もロッドを自作したことが有りますが、何も解らず作っていた頃はスパインの事なんかなーんにも考えていませんでした。最近は違いますけど、作るときは気にしているのにいざジョイントの時には忘れてました。(現在はインナーガイドロッドは所有してないので気にしなくても良いのですが)

但し、少し気になることがあります。私の聞いた話によると設計者があれこれ細かいところまで考えて設計し、特にスパインの位置はロッドの性能、感覚大きく影響するのにガイド位置のように設計図に寸法表記出来ないので、メーカーによっては製作工程でブランクのスパインは無視している処も有るようです。

以前に某メーカー製ロッドのガイドを付け替えた(ガイドはそのまま使用)ときにうっかりリングの方向をマーキングし忘れてスパインを見つけて付け直した処、全く別物になってしまって驚いたことが有ります。ただ単にスパインの位置が設計と真逆になっただけかもしれないのですが、キャストの時のブレ感が解消された気がするので何ともです。



私もイカ釣り師さんと同じくエギングロッドの場合、ロッドのはりを重視してスパインは背側にに賛成です。私の様にアウトガイドロッドの場合ガイドを全部外さないとスパインが確認できないのでメーカーさんを信じるしかないのですけどね。
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