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時の栞・翡翠工房

伊勢志摩旅行 12 伊勢しめ縄

毎年、色んな地域に旅行へ行くんですが、
楽しみの一つが、しめ縄観察です。

民家の軒先につるされた、しめ縄ウォッチングが
この上なく好きなのです。

ここ、伊勢の地でも独特なしめ縄が飾られていました。



伊勢しめ縄というそうです。
そして、こちらは1年間通して飾られるそうです。


蘇民将来の伝説



昔、伊勢の地を旅した須佐之男命が、
夕暮れに泊まるところがなく困っておりました。

この地には、将来兄弟という二人が住んでおり、
弟の大変裕福であった巨旦将来に、宿を頼んむが、断られてしまいます。

その兄である、大変貧しい暮らしをしていた蘇民将来は、
この頼みを快く引き受け、貧しいながら、出来る限りで、もてなしました。

須佐之男命は、これを大変喜び、一宿の恩返しとして、
茅の輪を与え、「後の世に疫病あらば、蘇民将来の子孫と云いて、
その茅の輪を腰に付けたる者は、難を逃れるであろう」と言い残しました。

以来、蘇民家は、後の疫病が流行っても免れ、代々栄えたという話です。

この故事にあやかり、「蘇民将来子孫家門」の護り札をしめ縄に付けて、
一年中門口に飾り、無病息災を願う、慣しとして今に受け継がれているそうです。

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