伊勢市長加藤光徳氏の自殺?の背景について

加藤光徳伊勢市長のご冥福をこころから願わずにおれません。マスコミでの報道をまとめました。

伊勢市長選、開票深夜まで

2006-03-08 11:17:10 | Weblog
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000511280011
朝日新聞2005年11月28日


開票作業が始まる=伊勢市宇治館町で

 いずれも無所属の新顔4人による伊勢市長選は27日に投票があった。即日開票され、深夜まで開票作業が続いた。団体役員の山中精一氏(73)、旧二見町長の辻三千宣氏(63)、旧小俣町長の奥野英介氏(59)=自民推薦=、旧伊勢市長の加藤光徳氏(57)=民主推薦=が立候補。4市町村合併後の新市の初代市長の座を巡り、旧市町の首長3氏らが激しい選挙戦を展開した。当日有権者数は10万9293人。投票率は73・82%だった。


 辻氏は、行革による新市再生を掲げた。商工会議所やロータリークラブ活動を通じ交友関係のあった知人らをつてに、政党に頼らない草の根の活動を進めた。地元・二見以外でも数百人規模の演説会を開いた。


 加藤氏は、民主の推薦を得たが、一党一派に偏らない「市民党」の立場を強調。連合三重や医師・歯科医師らの団体などの推薦を受けた。旧市での行革の実績をPRし、市民参画の駅前再生を呼びかけた。


 奥野氏は、市職員の給与の高さを批判。三ツ矢憲生衆院議員の支援を受け、「改革断行」を主張した。現職閣僚の竹中平蔵総務相らを招き、自民推薦を旗印に小泉旋風の勢いを利用する作戦を進めた。



◆新市運営、しこり懸念


 4市町村が合併し、初めて迎えた伊勢市長選。旧首長の3氏が争った後のしこりが、選挙前から懸念されている。新市のかじ取り役として、有権者の負託を受けた新市長には、融和とバランスに配慮した市政運営が期待される。


 選挙戦では、旧首長3氏とも行財政改革の推進を公約に掲げ、その進め方などが争点の一つとなった。4市町村の合併により、市役所のスリム化を順次進めていくことは避けられない。


 新市長には、市職労などとの協議をねばり強く続け、市民が納得する歳出カットをすることが求められる。また、給与削減だけでなく、新しい評価システムの導入などで、職員のやる気を引き出す必要もある。


 寂れた伊勢市駅前の再開発による中心市街地の活性化も大きな課題だ。


 新市長は、いち早く将来像を描き、その一歩を踏み出すべきだ。にぎわい創出効果の見込み、財政負担の重さなども慎重に調査しなければならない。市民に丁寧に説明し、情報公開した中で、市の玄関口の再生を進めてほしい。



●伊勢市長選開票結果● ()は政党推薦


25500  加藤 光徳 57 無新(民)
23300  奥野 英介 59 無新(自)
 4900  辻 三千宣 63 無新
  700  山中 精一 73 無新


=開票率67%

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