もう12月の半ば、早いものであれだけ暑かった夏からもう4か月がたとうとしています。今年のソフトボールもとうとう終わりを告げようとしています。選手のみんなには収穫の年となったのでしょうか?いや収穫しないわけがないよね?豊作だったかどうかは別として・・・
さて、19日は最後の公式大会、チャンピオン大会でした。県少連主催の市内全チームの参加による今年のチャンピオンを決めるにふさわしい大会です。
オーシャンズは、何度か二日目に駒を進めたことがある大会、今年だって頑張り次第ではチャンスがあったんだと思います。
初戦は久里浜・八幡ソフトです。以前の練習試合が頭をよぎりますが、このところの接戦で鍛えられたみんななら何とかできる!
試合は0-0のまま延長戦に入りました。ノーアウトランナー2塁のタイブレークの末、惜しくも2点を献上して敗戦となりました。
どうやって点をとられた、どうして点が取れなかった、そんなことはどうでもいいんだ!君たちが負けはしたものの、タイブレークまで持ち込めるだけの試合運びができたんだってこと。5回まで耐えられる力が付いたってこと。勝負事だからどっちかが負けてどっちかが勝つ、でもその結果までのプロセスは勝ち負けより大事。そしてみんなの涙は本物だった!良い試合をありがとう!
その夜のクリスマス会も盛り上がったね!
そして翌20日は中央リーグ最終戦。VS木古庭、VS桜小の2試合でした。木古庭には夏樹の甘く入った球を痛打され、0-7の敗戦、これには相手を褒めるしかないね、守備も鉄壁で、夏樹のセンター前を取られてしまったんだから。
見事だったのは、その後のVS桜小。3-0の完全勝利でした!
ここまで、渋いあたりしか出ていない誠也の痛烈な右中間本塁打、ミユウの2安打、タクマの送りバント、シンのセンターの守備、そして夏樹の気迫のピッチング・・・すべてがかみ合った試合だったね!ここまで蓄えた力が最後になって発揮できた素晴らしい試合だったよ!そして勝利!
素晴らしかったのは、1点ずつ積み重ねて3点を取ったこと、1点取った次の回にもその勢いがしっかり継続しているっていう証拠だよね。
そして、相手を0点に抑えたこと。これまでミスにミスを重ねて点を献上することが多かったオーシャンズとしてはこの0に抑えたっていうことが最高の成長のあかしなのかもね。
さらには、ミユウの右中間と高いバウンドのゴロはともにランナーを置いての積極的な打撃。前日からいいスイングしていたから絶対に打つ!と思ってたけれどね。それをものにした夏樹の走塁も素晴らしかったよ!
最後に、タクマの送りバント。前にはバント苦手だったんだよね、確か・・・でものこの大舞台で成功させられるってことは上達したこと間違いないよ!
本当にいいチームになっていました。前日の涙はしっかり糧になっていたんだね。本当に君たちはすごいよ!春にはどうなるかと思っていたけれど、こんなチームに成長することができたんだからね。
大人の皆さん、子どもってすごいですね!これがあるからいつまでもやめられないんだよね。子どもから教わることが多くって、どんなに叱られても立ち直って、どんなに負けてもまた次の目標を目指して1歩ずつ進んでいく・・・
とはいえ、まだみんなには試合が残っています。親善試合ではありますが、トロフィーもあります。この勢いをそのままに、素晴らしい試合を見せてください。
誠也は右中間を転々としているボールを確認してサードを回った!
君たちもほんの7、8年前にはこんなだったんだよ!