オーシャンズ選手の「意地」って？

とうとう秋が深まってきました。これはまたチームの終盤が来ていることを意味します。どんなにあがいても、あいな率いる2015オーシャンズはあと1か月余りで終わります。
先週の葉山大会でもいい試合が繰り広げられていましたよね、君たちなりに一歩一歩階段を上ってきたんだと、負けた試合ではあったものの、微笑ましく見ていました。
でも、ここ少し気になっていたこと・・・
みんなの勝負に対する執念、勝たなきゃ！と思う切実感、のようなもの、僕は感じないんです。楽しく試合ができればいいか？いや、勝てないことにどうしてなのか？と悩んでほしい。
焦ってくれないとダメなんだ。なんで負けたかをいつも考えるような選手でないと。

この日曜日、1日通して練習をしました。
一日練習で得たもとのは？何だったのでしょうか。真摯に練習に打ち込む選手は一人もいないような気がするのは僕だけでしょうか。

気持ち良く打てればそれでよい、楽しい紅白戦ができればそれでよい、別にどこのポジションでも別に関係ない・・・

午前中ノックの最中に、シンノスケに外野に行くよう指示したら、絶対にいやだ!外野にはいきたくない！とガンとして動きませんでした。それがよいかどうかわかりませんが、自分のプレーに満足しない、なんとかしたいって思って頑張っている、意地が見えたような気がします。

リクト、つらいノックして、嫌な思いをしたかな？でも僕はこう思います。夏以降、サキトが先発で投げることもあり、さらにナツキがきていいピッチングをする、心の中は焦っているんだろう、と・・・ても、本当のところはわかりません。

オーシャンズは君が投げて勝たないとダメなんだよ！ほかのポジションで活躍してもそれはリクの目指しているところではない！一生懸命練習してきたんだからものにしなきゃダメなんだ！サキトやナツキのピッチングが良いから、それで勝てるなら、勝利のために納得しなくてはならないこともあるんだけど、キミには意地になって全力で取り組んでほしい。そういう選手にならないとだめなんだよ、君は。

つらいかもしれないけれど、投げ込んで投げ込んで、一生懸命走って、本当のエースに育ってほしい。

そして、他の選手も、打てないことや出塁できないことをほかの人に転嫁した態度、僕はとっても嫌だったんだ。監督、コーチ、お父さん、お母さん、いろんな人が君たちをサポートしている。どんな苦境にも立ち向かっていく姿に、大人たちはどんな苦労も苦労とは思いません。君たちの全力プレーを見たいんです。イライラして当り散らすんではなくて、ふてくされた態度とるんじゃなくって、何とかしようとする気持ちが大切なんじゃないかな。ソフトボールはゲームソフトじゃないから、相手がコンピューターではない、人間たちの関わりで成り立つものだからね。

みなさん、ここら辺で気持ち新たに出直しましょう！練習内容ももう少し厳しい内容で勝利への執念を掻き立てるような組立しませんか。ただやってても、クリスマス会しか楽しみはありません。
どうしたら勝てるか、改めて選手、スタッフみんなで気持ち入れ替えましょう！

葉山大会　VS野比ブランティーグルス