最近さぼってた本の紹介...
なかなかぐっとくる本には出会えませんが、これは!と思う本に出会えると「やった♪」って感じ♪
それにしても本の氾濫、はすごい勢いだけど面白いのはやはり「リスクを自分で追って書けてる著者」の本がおもしろいです。
これはこないだの山崎塾のゲストに来てくれた凄腕金利:債券トレーダーの本村君の言葉なんだけど、
「どんな経済分析の本を読んだらいい?」
という質問に
自分の発言にリスクを持っている人は少ない、経済評論家ははずれても損害はあまりないけど、現場でリスクを賭けて勝負してる人の話にしかリアリティーはないって話してくれたのが印象的でした。
そう思うとこの二人の話はリアリティーに溢れてて勉強になりました。
冒険家の白石さんの
この間、若者達に講演したとき、
「僕は1回失敗し、海の上でまた大きなトラブルに見舞われた、君たちだったらどうする?」と聞いたら、「引き返せばいいんじゃないですか?」と簡単にあっさり言うわけ。
そりゃそうなんだけど......要するに、一生懸命やってない連中にこの話をしたって、まったく通じません。
僕の言いたかったのは、「がんばってもがんばっても、絶対ダメなことがあるんだよ。そのときは涙をのんで恥をしのんで引き返すんだよ」ということだったのに、簡単に「引き返せばいいじゃないですか」って。ほんと、がっくりきました。
恥というのは、恥だと認識すればやがて恥をかかなくなります。でも、これを恥だと認識しなければ、一生は恥をかき続けることになる。
だから、同じ失敗を経験しても、その思い入れの深さによって身になる人と、身にならない人が出てきます。 p144より
.....すごくわかる...
21才でビジネスをスタートした当初、18%から15%に実績が落ちた最終日の夜、くやしくて、くやしくてベッドの上に正座して泣いたのを憶えてます。
なんでそんなことで??っていう人も多いと思うけど、あの時の悔しさ、恥ずかしさが今の自分をの背骨をつくっていることは間違いないです。
起きて来る出来事の数値、数量ではなくそれを受け止める自分のこころの反応値のほうが大切なんでしょうね。