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センター突破 これだけはやっとけ 鳥取の受験生のための塾・予備校 あすなろブログ

鳥取の受験生のための塾・予備校  あすなろ予備校の講師が、高校・大学受験に向けてメッセージを送るブログです。

景気と受験

2008-08-11 15:55:17 | 大学入試
8月8日付の朝日新聞に少し気になる記事が載っています。


「大学全入」遠のく、進学率予想以上の伸び 08年調査

08年4月の大学・短大の志願者数が74万4千人に対し、入学者が68万4千人だったことが文部科学省の学校基本調査で分かった。志願者数と入学者数が同じになる「全入時代」が07年春にも到来すると試算されていたが、文科省は「近い将来に、志願者数と入学者数が同じになる見込みではない」としている。

 旧文部省は「09年に全入となる」と97年に試算。その後、進学率が横ばいで推移していたこともあり、中央教育審議会(文科相の諮問機関)は05年の答申で、実現の予想を07年春に前倒しした。しかし、景気回復の傾向が続いていたことや、就職で有利になるとの判断などが影響し、高校卒業後に大学進学を希望する割合はこの数年で上昇。今年は高校卒業生の60.1%が大学・短大への入学を志願。浪人と合わせた志願者は中教審答申の試算より10万人以上多く、入学者は志願者数の約92%にとどまった。

 一方、入学者が定員を割った私大はこの春、全体の47%になり、人気が集まる大学とそうでない大学の二極化は進んでいる。

朝日新聞より



記事中にも出てくる景況感、これが結構大学入試に大きな影響をもつものです。
景気のいい時期には一般企業への就職を目指して私大文系に、景気が悪くなると学費が安い・手に職(技術)が身につけられる国大理系に受験生の志望がシフトしていく傾向にあります。もちろん景況感は数年かけて肌で実感される景気の良さ・悪さのことですから、実際には高校1年~3年時(実際には中学校時代からかも)にかけてゆっくりと受験生の中で進路が形成されていくことが多いです。

戦後最長とされた好況期もゆっくりと減退局面に向かいつつある今、受験生の志望動向もまた変化していくのかもしれません。いずれにせよ自分が将来何をしたいのか、何者になりたいのかじっくり見極めて大学を選んでほしいものです。


ただ、記事の最終段落にもありましたが、大学の二極化は確実に進んでいます。私立大学はもちろん、国公立大学でも地方にある大学では段々志願者数を減らしているところが出始めています。


志望とする学部学科・学びたい、そして自分の働きたい場所をじっくり考えていきながら勉強をしていってください。いろいろな情報に惑わされずに、自分の進路を見極めるのが大切ですよ!