センター突破 これだけはやっとけ 鳥取の受験生のための塾・予備校 あすなろブログ

鳥取の受験生のための塾・予備校  あすなろ予備校の講師が、高校・大学受験に向けてメッセージを送るブログです。

ワールドカップ開幕!

2010-06-13 11:21:43 | 職員徒然コラム(お茶受けにどうぞ)
4年に1回のお祭り騒ぎ、ワールドカップがついに始まりました!


今年は約1か月という長丁場、
プラスしてワンセグ携帯等でいつでもどこにいてもサッカーが見れますからね!

ただし、受験生は1日1試合まで!
特に27:30の試合(現地時間20:30)はリアルタイムで見るな!!
そんなことをすると一発で生活のリズム壊れちゃうよ、
おうちのHDDレコーダー、もしくは、TORUNEに収めておけ!


ワールドカップはぜひ次回大会(ブラジル開催)を現地に見にいって、
今年はぐっと我慢の子!

とはいっても


やっぱみてしまうんだよなあ、
たとえば昨日の
アルゼンチン 1-0 ナイジェリア
マラドーナの12人目のフィールド(外)プレイヤーぶりに感心しました。
あそこまで行けば悪くない、というか怒られない、というか・・・
メッシも動いていたしね、楽しそうでした。

さあさ、メリハリをつけた受験生活を!

頑張れ、受験生!
がんばれ、日本代表!!
どんなに酷評を受けても、WCに出場できること自体が素晴らしい!
そんな出場権を勝ち取ったサムライブルーに、期待しています!!

2010年度入試を振り返る③

2010-06-10 11:24:13 | 大学入試
6月10日!無(6)糖(10)茶飲料の日!(お茶の伊藤園が制定)
・・・う~ん、やっぱ昨日のムックの日に比べるとインパクト弱いな・・・


どうでもいい話題はさておき、
2010年度入試を振り返るも今回が最終回!

最後に私大入試を分析していきましょう!


【私大でも志願者数UP】

2010年度入試では、安全志向が働いた受験生が例年になく多かったように思われます。
前年2009年度入試もセンター試験が難しくなったので、
先輩たちの姿を見てそのようになったのでしょうか。

このことから、浪人を避けて抑えとして私大を受験する、
しかもかなり堅めの私大入試を受験した受験生が多い年となりました。

数字的には、
一般入試志願者の対前年度比 102%
センター利用入試志願者数の対前年度比 109%
となっています。
センター利用入試の志願者数増が目立ちますが、
受験コストが安価なセンター利用入試の特徴を考えると、
センター利用入試人気もうなずけます。

この傾向は2011年度入試も踏襲されることと思います。
特に、最近のセンター利用入試はいろいろなパターンでの受験が可能です。
たとえば、自分の得意科目(高得点科目)の配点比率を高めることのできる「配点セレクト」方式、
教科指定がなく、どれでも好きな教科で出願できる「教科指定フリー」方式など、様々です。

ただ、出願締め切りの時期には要注意!

多くの大学のセンター利用入試は、センター試験の前に締切が設定されています。
自分の実際の点数を見て出願、ということができないわけです。
(それでも、あくまでも自己採点結果を見て、ということですが)

「大体これくらいの点数ならとれるだろう」

という目安で出願するしかない。
センター前に実施される「センタープレ模試」を得点を参考にして、出願校の選定を行ってください。


【早慶上智・関関同立は志願者数DOWN】
東京私大・関西私大ともに最難関の上記大学は志願者数を減らしました。
特に、関関同立では立命館大学で志願者数対前年度比92%と減少しています。
立命館大学は志願者減にもかかわらず、合格者数は対前年度比104%と増えていますので、
(前年に合格者を絞り込みすぎた反動もありますが)
若干合格しやすい入試になったのでは?

まあ、これはあくまでも大学全体での話で、
学部学科によって大きく異なりますから、一概には言えませんが、
どうも関西私大は上位大学でも狙いやすい傾向が続いているようです。
関関同立を志望する受験生諸君、しっかり対策を立てれば合格は夢じゃない!

6月19日からあすなろ予備校で開催する「関関同立入試説明会」で
しっかり情報収集して、今後の対策に役立ててください!
詳しくはコチラから
http://blog.goo.ne.jp/asunaro-yobikou/e/398aa6727acdd0255af385302968bd11


【MARCH・日東駒専・産近甲龍では志願者数UP】
一方で明治・青山学院・立教・中央・法政の頭文字をとったMARCH
東京中堅私大の代表格の日本・東洋・駒澤・専修、いわゆる日東駒専
関西中堅私大の京都産業・近畿・甲南・龍谷の産近甲龍の3グループは志願を集めました。

前年からの隔年現象もあって明治(109%)法政(110%)は大きく志願者数を増やしました(カッコ内の数字は志願者数の対前年比)。

この体で行くと、今年は志願者数を減らした青山学院・中央あたりが、
2011年度入試では志願増になるのかな?

特に、気になるのが青山学院。
2012年度に文系学部がすべて青山キャンパスに移転になりますので、、
2011年度入学生は1年次だけ現在の相模原キャンパスに通い、
2年次からは青山キャンパスで学ぶということになります。
現時点での模試志望動向はまだ出ていませんが、偏差値が大きく動くことになりそうです。

以上、かいつまんでではありますが2010年度入試分析はおしまい!
データをつかむことも大事ですが、一番大事なのはデータを生かした現実的な対策を立てることです。

これから受験の天王山「夏」を迎えますが、そこでしっかりデータを生かすような勉強をしていってください!


それから、今回の内容をさらに詳しく説明する
「大学進学ガイダンス」
を今年も開催いたします!
参加無料になっていますので、興味のある方はぜひご参加ください!!

あ、詳細はまたブログ・HP上にアップしますね。


頑張れ、受験生!



2010年度入試を振り返る②

2010-06-09 12:45:47 | 大学入試
6月9日、ムックの日!ついでにロックの日!!
http://gachapin.fujitvkidsclub.jp/2010/06/201069.html


全国推定1千万人のムックファンも、そうでない人も、
前回に引き続き2010年度入試総括、今回は国公立大学編をいってみよ~!


【全日程で志願者数が増加し倍率上昇】

前回の全体概況でもお話しした
国公立大志願者数は約1万4千人増公立大の志願者増加が一番大きな特徴ですが、
やはり「景気低迷からくる安全志向・地元志向」「センター難化」が要因となっています。

国公立大学前期の志願者数は前年比105%、後期志願者数は101%、
全中後期全ての日程を合算して103%と国公立大人気は全国的なものになりました。


その中でも、「センター難化」の影響を受けて公立大学人気が特に目立ちました。
多くの都道府県には国立大学と公立大学の2大学が設置されていると考えると、
入試難度はおおむね
国立大学 > 公立大学
になっています。

そこに2年連続のセンター難化のあおりを受けて、
・科目負担が少ない(多くの公立大学は私大と同じ3教科で受験できます)
・入試難度が低い(文系は数ⅠAで、理系は国語でやられた受験生が多かった)
ことから、志願者数対前年比は
国立大学 < 公立大学
となりました。

具体的な数字を見ていくと
公立大学前期試験の志願者数対前年比 109%
公立大学中期試験の志願者数対前年比 103%
公立大学後期試験の志願者数対前年比 105%
と、軒並みの上昇を記録。
特に前期の前年比109%は、
「センターでは思ったように得点できなかったが、どうしても国公立大学を目指したい」
という受験生が多くいたことが読み取れます。


また、難関大よりも準難関大(横浜国立大・大阪市立大など)、
準難関大よりも地方国立大(鳥取大など)に志願が集まりました。

センター難化を受け、志願動向が
難関大 → 準難関大 → 地方国立大
とシフトした模様です。

鳥取大学を例に挙げると志願者数の対前年比は122%と昨年よりも2割増し、
中でも地域学部-地域環境学科は、センターでの国語の配点比率が低いことから志願を集め、対前年比で212%
実質倍率も3.4倍→6.5倍と大きく上がりました。
地方国立大学の学科定員は私立大学に比べて少ないのが一般的ですし、
(あくまでも学科単位で見たときの話ですが)
地元の高校生がまずは出願する可能性の高い大学になりますので、
人が集まるときには大きく集まることになります。

それでも、センター難化を受けて合格者の平均得点率(センター試験得点分の)は下がっているところが多いのも特徴ですね。


不況がまだまだ続くなか、国公立大学人気はこれからも続きそうです。
国公立大学を目指す受験生に一つ頭に置いてほしいのは、
センター7割の得点力が必要だということ。
センター試験は受験生の学力到達度を測定する意味合いも持ちますので、
難問・奇問はあまり出題されません。
(難問奇問が出まくる年もありますが、そのときは全体平均が下がるだけなので
大勢に影響はありません)

そして、センター出題者(DNC)は
平均点=6割になるように作問をしていきます。
であれば、センター6割が国公立大学を目指す受験生の死守ライン、
センター7割から受験する大学をある程度選べるようになる、と考え下さい。

5教科(6教科)7科目で合計点7割を取ろうと思ったら、
苦手な科目の積み残しは絶対に避けなければなりません。

英数国に手いっぱい、理社まで手が回らないというのが
今の時点での多くの現役受験生の像だと思います。

遅くても夏までには必ず理社に手をつけること!
ある程度まとまった時間を連続で投入したいのが理社の科目になります。
(特に暗記科目では顕著です)
ですから、夏休みを有効に使って、理社を一通り完成させるようにしてください!


だいぶ長くなったので、今回はここら辺にてお開き!

頑張れ、受験生!!

2010年度入試を振り返る①

2010-06-06 13:36:32 | 大学入試
大手予備校各社が今年度入試の分析を完了し、分析結果を報告する時期になりました。

そこで、当ブログでは3回にわたって2010年度入試の分析をレポートし、
来年度2011年度入試を占う連載をスタート!!

まずは第1回、今年度入試の概況説明からさっそくいってみよ~


【2010年度入試 4つのポイント】

不況とセンター難化の影響を受けて、2010年度入試は以下の4つの特徴が指摘できます。

①不況を背景に国公立大人気は上昇し、国公立大志願者数は約1万4千人増

②センター試験平均点ダウンにより、少数科目で受験可能な公立大の志願者増加目立つ

難関大や医学科志願者は前年並み

教員養成系・看護系に人気が集まる


①の国公立大志願者数は約1万4千人増に関してですが、
この春の18歳人口は9年ぶりに増加しました。
これに伴い、国公立大、私立大の志願者総数も昨年を上回る数となっています。

今春は高校生の就職状況の低迷などもあり、
就職から進学へと切り替えた受験生も例年以上に多かったと考えられます。
この傾向は2011年度入試も引き続き踏襲されるでしょう。

相変わらず高い国公立人気が続きそうですが、
その中でも「安全志向」「地元志向」
つまり、
「できるだけ浪人を避けるために現役で受かりたい」(=「安全志向」)、
もしくは、
「学費・生活費の負担を抑えるために地元に残りたい」(=「地元志向」)
という2点は要チェックです。

通常、地方国公立大学(鳥取大学・島根大学など)の入試倍率は、隔年現象に支配されています。
隔年現象とは、ご存じの方も多いと思うけれど、
「前年の競争倍率が低ければ翌年は高く、逆に前年の競争倍率が高ければ翌年の競争倍率は低い」という現象です。
これによって、
競争倍率が 高い→低い→高い→低い・・・
を繰り返すのが一般的ですが、「安全志向」「地元志向」によって影響を受け、
競争倍率が 高い→さらに高い
可能性が十分にあるということになります。

地元に残ろうと思ってる受験生諸君、
センターと2次試験の配点比率、2次試験対策の早期の着手など、
センターだけではなくて二次試験を含めて、
受験をトータルで考えていく戦略性も必要になると思ってください!


次に②の少数科目で受験可能な公立大の志願者増加ですが、
センター試験難化の影響がはっきりと出ました。

国語、数学ⅡB、化学Ⅰ、物理Ⅰが難しくなったことから、
文系では数学を外して、理系では国語を外して受験できる公立大に志願が集中しています。
受験者数で09年度と10年度を比べると、
公立大 前期試験志願者数が54,863人→59,626人と約1割増加、
倍率も3.1倍→3.3倍とUPしました。

センターが難化すれば比較的起きやすい現象ですので、2011年度もセンター試験が難化すればまた起きるかも?
いずれにせよ、前述の「安全志向」「地元志向」の影響もあると考えてください。


③の難関大や医学科志願者は前年並みですが、
確かにセンター試験は難化したのですがセンター試験得点率が9割以上の受験生最上位層を見ると数は前年と変わりはありません。
また、国の方針として「医師数確保」をここ数年打ち出していたため、
医学部医学科定員はここ数年増加傾向にありました。

以上の2点から、難関大・医学部の志願者数はセンター難化の影響はさほど出なかったということになります。


教員養成系・看護系に人気が集まるについては、「不況」の影響により、ということが言えるでしょう。
これは今後も続きそうですね。


総じて、
「2008年のリーマン・ショック以降の景気低迷の影響が2010年度入試に影響を及ぼした」入試、と言えるでしょう。


今回はここまで!
次回は国公立大入試をさらに詳しく分析していきますので、乞うご期待!


データもしっかり把握したうえで、がんばれ受験生!

部活から受験への可及的速やかなる移行

2010-06-04 16:29:57 | 大学入試
高3生諸君、高校総体お疲れ様でした!


結果はどうでした?
とりあえずこれで部活はひと段落、受験勉強にいよいよ突入、という生徒諸君、本番の受験勉強はこれからだ!
部活を一生懸命していた生徒は、部活で費やしていた時間をそっくりそのまま受験勉強に充てるように心がけてください。
大丈夫、あれだけ部活で集中できたのだから、今度はその集中を勉強に振り向けるだけでいいよ!

まだまだ部活が続くという人、もうしばらく勉強と部活の両立が必要ですね。
そんな人たちは受験の天王山「夏」が一番の勝負どころになるはずです。
その時期に大突破できるよう、今のうちは受験の基礎体力をつけておいてください。

いずれにしても、夏が終了するまでに
英文法・古文文法を完成させておく必要があります。


まだまだ本番はこれから、がんばれ、受験生!

6月になりました

2010-06-02 09:07:20 | 大学入試
6月になってからが天気いいですね!


さてさて、今月はいよいよ4年に1度のサッカーの祭典、ワールドカップが開幕します!
世界最大のこのスポーツイベント、受験生にとっての大敵だからね。
地球の裏側で行われるサッカーを見すぎて、もう1年お勉強する羽目に・・・なんてことにならないように要注意!
(自戒の念も込めて、自分に強く言い聞かせてオリマス)

大学生になってから、4年後現地にぜひ見に行ってください。
2014ワールドカップはブラジル開催、南アフリカよりかは治安もいいと思うよ!


気持ちも緩みがちになるこの時期、しっかり乗り越えろ、受験生!