アマチュア天文家のひとり言

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火星が2008年10月31日に、地球から最も遠くなります。

2008-10-23 14:27:29 | Weblog
最近、夕方の西の空で、低高度で、地球からの距離も遠く離れて観測が難しくなっている火星。
遂に10月31日に、地球から最も遠くなります。
火星の軌道は楕円が少しきついので、本当の意味で最も離れた位置に
やってくるわけではないようです。10月31日を境にして、今度は地球への接近を開始します。

今回は、地球と火星の距離は【2.50332】天文単位です。

しかし、

最も離れた最遠となるのは、【2019年8月29日】の【2.67533】天文単位。

最も接近した最遠は、   【2011年1月8日】の【2.37931天文単位です。

今回は、最遠としては中間くらいということができるでしょう。

10月31日以降、地球と火星はその距離を次第に縮めていき、
【2010年1月28日】に最接近となります。
その頃まで火星の天体観測はおあずけとなりますが、2010年の接近はいわゆる小接近ですから、
ちょっともの足りないかもしれません。



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