アマチュア天文家のひとり言

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存在しないも同然の宇宙

2008-11-13 20:02:34 | Weblog
存在しないも同然の宇宙

宇宙から宇宙が生まれるときの様子を、キノコが生えてくるようだと表現しましたが、
キノコのかさの部分が宇宙だとすると、元の宇宙から新しい宇宙が発生する途中、
茎のように伸びた構造になってつながっていると考えられています。

この茎のような細い管の空間を「ワームホール」といいます。
しかし、ワームホールは非常に短い時間だけつながっており、たちまち消えてし
まうので、情報を知ることはできなくなってしまうそうです。
 
つまり、チャイルド・ユニバースはマザー・ユニバースにとって、
まるっきり存在しないのと同じ状態となり、
それぞれが存在しないも同然の宇宙だということになってしまうと
考えられています。

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