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BCGが新型コロナウイルスなどの感染症予防策で世界に飛び回ったわけは・・・。

2020-09-23 12:30:38 | 日記


免疫には
自然免疫細胞と、
病原体の特徴を記憶してピンポイントで撃退する獲得免疫細胞があります。

獲得免疫細胞が
病原体を記憶し撃退できるようになるには72時間が必要だそうです。
予防接種は、
これを外敵と記憶させ
獲得免疫細胞が即座に撃退を仕掛けるようにしたものです。

これにより、
獲得免疫細胞は
時差なく速攻でウイルスに立ち向かうことができ、
重篤化の前にウイルスを追い出してくれます。

これまでは、
自然免疫細胞には
獲得免疫細胞のような記憶能力はないと考えられていました。
しかし、
Trained immunityと呼ばれる記憶機構が
自然免疫細胞にもある事が
近年明らかとなりつつあるようです。

この自然免疫の記憶を誘導する可能性があるのがBCGだそうです。

獲得免疫のようにピンポイント攻撃はできないので
予防接種ほどの強力な効果はありませんが、
BCG 接種をしない米国やイタリアに比べて、
幼少期に行うBCG 接種が
日本やアジア諸国における新型コロナウイルスに対する
死亡率低下の一因を担っている可能性もあるようで騒がれたのです。

つまり、
過去のBCG接種により感染することは抑制できませんが、
重症化を抑制しているのかもしれないようです。

また、興味深いのがドイツのようです。
報道されたデータを検証すると、
死亡者は旧西ドイツに多い傾向で
1990年の再統一までは
BCG 接種が
旧東ドイツでは義務化されていたので
世界を駆け巡った一因のようです。




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