Windows 10 におけるマイクロソフトのルーチン。
大型アップデートは年2回、
毎月第2火曜の Patch Tuesday(米国時間)。
評判の悪かった Windows 8.1 の後継として
Windows 10 が出て(2015年7月)から3年が経ちました。
3年の間に春と秋の大型アップデートは・・・・
1. 2015年11月 バージョン 1511(November Update)
2. 2016年 8月 バージョン 1607(Anniversary Update)
3. 2017年 4月 バージョン 1703(Creators Update)
4. 2017年10月 バージョン 1709(Fall Creators Update)
5. 2018年 4月 バージョン 1803(April 2018 Update)
6. 2018年10月 バージョン 1809(October 2018 Update)
名前は Windows 10 のまま据え置きで、バージョン番号がどんどん上がっていきます。
大型アップデートというものの、バージョン番号が変わるのだからバージョンアップです。
半年ごとにバージョンアップするなんて、昔は考えられませんでした。
ですが、これはマイクロソフト自身が決めたことなので、何の文句も言えません。
さて、バージョンアップでは不具合を露呈することが多すぎます。
今回の October 2018 Update も酷かった・・・
バージョンアップできたと思ったら、ユーザーのファイルが消えていた・・・
ありえない、いえ、あってはならないことです。
# 実際には、ファイルの実体は残っているようですが、
誰もがパソコンのプロではないのですから、最悪の事態だと思うでしょうね。
# Updated version of Windows 10 October 2018 Update released to Windows Insiders
これによると・・・
Known Folder Redirection (KFR) が関与しているとのこと。
「ドキュメント」や「ピクチャ」のようなフォルダー(Known Folder)を別のフォルダーにリダイレクト(移動)しているが、
元のフォルダーにファイルが残っている(リダイレクト先とダブっている)場合に発生するようです。
いずれにせよ、多発する不具合から考えると
年に2回の大型アップデートは多すぎではないか、
スケジュールありきでリリースして品質低下を招いているのではないか・・・
そんなまっとうな意見が散見されます。
信頼できる人たちの記事・・・
Mary Jo Foley さん
Microsoft needs to refocus on Windows 10 fundamentals, not just new features
Ed Bott さん
Opinion: Two Windows 10 feature updates a year is too many
120% 同感です。
毎月の Patch Tuedsay でセキュリティ関連の更新プログラムを提供してくれるのはいいのですが、
それで不具合が引き起こされるのは困りもの。
ましてや年に2回も機能強化のアップデート(Feature Update)を行う必要はないでしょう。
機能追加より、品質・安定性を優先してほしいものです。
また、Insider Program でフィードバックを求めるのもいいのですが、
内部の開発者・テスターの量的・質的増強を考えてほしいものです。
# 何年か前、MSは大量解雇をおこないました。
そして外部テスターに依存するかのように Insider Program を始めました。
Insider Program に参加する人は熱心で好意的な人だと思いますが、
製品に責任があるわけではありません。
責任を持てる内部の開発者・テスターを確保すべき・・・だと思います。
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ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
# ご質問にはできる限りお答えしています。
ただし、お名前(本名の姓 and/or 名)を書いていただいた場合に限らせていただきます。
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
大型アップデートは年2回、
毎月第2火曜の Patch Tuesday(米国時間)。
評判の悪かった Windows 8.1 の後継として
Windows 10 が出て(2015年7月)から3年が経ちました。
3年の間に春と秋の大型アップデートは・・・・
1. 2015年11月 バージョン 1511(November Update)
2. 2016年 8月 バージョン 1607(Anniversary Update)
3. 2017年 4月 バージョン 1703(Creators Update)
4. 2017年10月 バージョン 1709(Fall Creators Update)
5. 2018年 4月 バージョン 1803(April 2018 Update)
6. 2018年10月 バージョン 1809(October 2018 Update)
名前は Windows 10 のまま据え置きで、バージョン番号がどんどん上がっていきます。
大型アップデートというものの、バージョン番号が変わるのだからバージョンアップです。
半年ごとにバージョンアップするなんて、昔は考えられませんでした。
ですが、これはマイクロソフト自身が決めたことなので、何の文句も言えません。
さて、バージョンアップでは不具合を露呈することが多すぎます。
今回の October 2018 Update も酷かった・・・
バージョンアップできたと思ったら、ユーザーのファイルが消えていた・・・
ありえない、いえ、あってはならないことです。
# 実際には、ファイルの実体は残っているようですが、
誰もがパソコンのプロではないのですから、最悪の事態だと思うでしょうね。
# Updated version of Windows 10 October 2018 Update released to Windows Insiders
これによると・・・
Known Folder Redirection (KFR) が関与しているとのこと。
「ドキュメント」や「ピクチャ」のようなフォルダー(Known Folder)を別のフォルダーにリダイレクト(移動)しているが、
元のフォルダーにファイルが残っている(リダイレクト先とダブっている)場合に発生するようです。
いずれにせよ、多発する不具合から考えると
年に2回の大型アップデートは多すぎではないか、
スケジュールありきでリリースして品質低下を招いているのではないか・・・
そんなまっとうな意見が散見されます。
信頼できる人たちの記事・・・
Mary Jo Foley さん
Microsoft needs to refocus on Windows 10 fundamentals, not just new features
Ed Bott さん
Opinion: Two Windows 10 feature updates a year is too many
120% 同感です。
毎月の Patch Tuedsay でセキュリティ関連の更新プログラムを提供してくれるのはいいのですが、
それで不具合が引き起こされるのは困りもの。
ましてや年に2回も機能強化のアップデート(Feature Update)を行う必要はないでしょう。
機能追加より、品質・安定性を優先してほしいものです。
また、Insider Program でフィードバックを求めるのもいいのですが、
内部の開発者・テスターの量的・質的増強を考えてほしいものです。
# 何年か前、MSは大量解雇をおこないました。
そして外部テスターに依存するかのように Insider Program を始めました。
Insider Program に参加する人は熱心で好意的な人だと思いますが、
製品に責任があるわけではありません。
責任を持てる内部の開発者・テスターを確保すべき・・・だと思います。
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ただし、お名前(本名の姓 and/or 名)を書いていただいた場合に限らせていただきます。
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