怒りと失望 プロ野球代表者会議

昨日は、長い長い時間をかけて協議を重ねてきたと言うのに・・。
希望枠撤廃が今秋からとは決まらなかった。

未だに絶大な力を持ち続けているどこぞの球団の主張が通ったようだ。
根来コミッショナーもこれを支持してしまう、この体質。
すぐに撤廃しないところがいかにも怪しい。
これでは、まだ、他の球団も西武と同じように、裏金をまだ支払って
いるのでは・・と思われても仕方がないではないか。

特にあの巨大球団は、まだ自分たちの利益のことしか頭にないのかと
ホトホトあきれてしまう。ファンなどそっちのけ、実力のある選手を
自分のところに入れること、それしか考えていない体質は変わらないし、
変えようともしない。
Gファンも３、４０年前の黄金時代はもう終わった、と気づいてほしい。
時代は変わったのだ。
今すぐ、クリーンを強調しないと、プロ野球自体のファン離れ、存続も
危ないということがこの人たちの頭には浮かばないのだろうか。

新聞などにも書いてあったが、アマ側が怒っても当然。
高野連参事が絶句し、
「なぜ今年撤廃とならなかったのか、中途半端な結論に失望している・・」
しかも、アマ側がドラフトボイコットする選択肢もにおわせたそうだ。
そうなったら、どうなる。
今年のドラフト高校生を取れない、取りたくてもとれない。
これは、プロが困るのはもちろんだけど、高卒でプロに入ろうと
がんばってきた選手たちにとってもこんなに不幸なことはない。

とにかく、もう一度、１１球団で話しあって、　FA期間短縮も含め、
「今年から希望枠撤廃」にはならないものだろうか。

０７年開幕直前、これ以上、がっかりさせないでほしい。