今年のツアーがまたここから始まった。
やっと少しずつ、自分の時間を都合できるようになり始めた数年前から、
このバンドのライブがここに来るたびに、欠かさずに出かける。
彼らの音楽との出会いは、二十数年前。
街の路地裏にある小さな貸しレコード屋さんで、手に取った一枚のLPからだった。
子育てや、生活に追われる日々の十年ほどは音楽を聴く余裕さらなかった。
そして、立ち止まった時間の中で、また彼らの音楽に出会った。
時間が止まったその中で、再会した彼らの音楽は、
貸しレコード屋のその一枚とは、また少し違ったものに聴こえた。
時間は動いている。
時は止まることをしらない。
いつもは途中で挟む、名物?のMCは、今年ははじめにメンバー紹介とともに終わった。
その後2時間余りの時間、25年の彼らの歳月と彼らに出会った私の時間とが、
なんともいい具合に混じりあった充実した時間がそこに出来上がった。
歌いつづけるステージの上に、全てをいい具合に四半世紀の時間を充分に生きてきた、リセットされた彼ら音楽がそこにあった。
一回目のアンコールが終わり、会場案内のアナウンスが流れても、
小さなホールに総立ちの観客は、誰も席を離れようとはしない。
アナウンスを消し去るアンコールの拍手に、
再度ステージにたったメンバーに、惜しみない拍手と歓喜が贈られる。
ここでは珍しいダブルアンコールと合いなった。
一つ一つの歌の中に、彼らの歴史があるように、
彼らの一つ一つの歌の中に、私の歓びや苦しみや青春が重なっている。
車の運転を出来るようになった学生時代。
一人フロントガラス越しに、海を見ていたときには、
彼らのあの歌が、カーステレオから流れていた。
彼ら歌に再び出たった、私の中での止まった時間には、
あの歌に心救われていた。
そして、彼らの25年は、同時に私の時間なのかもしれない。
彼らがどんな音楽を模索しながら生み出そうと、
それがどんな音になってこようと、
私はきっと彼らが歌い続ける間は、ずっと彼らの音楽を聴き続けていくのだろう。
彼らの音楽から、ステージから伝わる、私が受け止める彼らの行き方、人間の捉え方に、自分を見出していけると信じて。
今年もありがとう。
最高のステージを。
気持ちのいいツアーの幕開けであることを祈ります。
やっと少しずつ、自分の時間を都合できるようになり始めた数年前から、
このバンドのライブがここに来るたびに、欠かさずに出かける。
彼らの音楽との出会いは、二十数年前。
街の路地裏にある小さな貸しレコード屋さんで、手に取った一枚のLPからだった。
子育てや、生活に追われる日々の十年ほどは音楽を聴く余裕さらなかった。
そして、立ち止まった時間の中で、また彼らの音楽に出会った。
時間が止まったその中で、再会した彼らの音楽は、
貸しレコード屋のその一枚とは、また少し違ったものに聴こえた。
時間は動いている。
時は止まることをしらない。
いつもは途中で挟む、名物?のMCは、今年ははじめにメンバー紹介とともに終わった。
その後2時間余りの時間、25年の彼らの歳月と彼らに出会った私の時間とが、
なんともいい具合に混じりあった充実した時間がそこに出来上がった。
歌いつづけるステージの上に、全てをいい具合に四半世紀の時間を充分に生きてきた、リセットされた彼ら音楽がそこにあった。
一回目のアンコールが終わり、会場案内のアナウンスが流れても、
小さなホールに総立ちの観客は、誰も席を離れようとはしない。
アナウンスを消し去るアンコールの拍手に、
再度ステージにたったメンバーに、惜しみない拍手と歓喜が贈られる。
ここでは珍しいダブルアンコールと合いなった。
一つ一つの歌の中に、彼らの歴史があるように、
彼らの一つ一つの歌の中に、私の歓びや苦しみや青春が重なっている。
車の運転を出来るようになった学生時代。
一人フロントガラス越しに、海を見ていたときには、
彼らのあの歌が、カーステレオから流れていた。
彼ら歌に再び出たった、私の中での止まった時間には、
あの歌に心救われていた。
そして、彼らの25年は、同時に私の時間なのかもしれない。
彼らがどんな音楽を模索しながら生み出そうと、
それがどんな音になってこようと、
私はきっと彼らが歌い続ける間は、ずっと彼らの音楽を聴き続けていくのだろう。
彼らの音楽から、ステージから伝わる、私が受け止める彼らの行き方、人間の捉え方に、自分を見出していけると信じて。
今年もありがとう。
最高のステージを。
気持ちのいいツアーの幕開けであることを祈ります。
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