富岡城跡地(理由)

私は、温泉が嫌いだった。
他人と入浴するのが嫌だったし、自分の見せられたもんじゃない裸体をさらすのも、自意識過剰とは思うが嫌だったし、熱いのが無理だったので、一生いかないかもなと思ってた。
が、年齢だろうか、ほっこりまったりするならば、温泉が一番な気がする。
私が温泉好きになったのは、島原の南風楼という旅館へいったからだ。
お客様の口コミで行ったのだが、夕陽を観ながら、なんとまぁ贅沢なことよ、朝陽を浴びながら露天風呂とは、なんとまぁ贅沢なことよ、夕食も宿泊費を考えたら、凄く贅沢なかぎりであった。
部屋もよかった。海が一面にみえ、ベッドで夕陽も朝陽も見放題。
山の中にある温泉も素晴らしいと思う。がしかし、私は、たぶん、海をみるのが好きなんだと思う。
接客も、シンプルで親切だった。
そういえば、阿蘇の森のアトリエ、ルナ天文台も、部屋によるが、夕食、朝食は凄くおいしくて、素敵だった。
夜は、天体観測を泊まり客全員で観測したり、なんか、あの空間が凄くよかった。
今回は、また海を観ながら露天風呂だと思い、天草の亀屋旅館華椿へ行った。
9000円代の宿泊費だったので、美味しい魚に、露天風呂、内風呂、桧風呂と、夕陽朝陽見れるなんて贅沢だ。
あちらの都合により、なんと本館へ泊まれることになった。
ざっと言えば、凄く満足満喫した。
温泉もよし、料理も、派手ではないが、味は凄くよいので言うことなしだ。
私は、海観ながら風呂はいりたいが願望だったので、全て満足だったのだと思うが、例えば、天気が悪い時の宿泊ならば、海も山もがっかりなる。
最初が全て肝心だな。