花笑み

そういえば、花は笑っているようにみえる。
いや、自分の、その都度の感情の起伏によって、そう見えたり見えなかったりだ。
愚痴を言えば言うほど、自分のいたらなさを公表しているのだが、私が、常識がないから、常識がない奴が近づいてくるのだな。
常々、縁は大切にせねばと思いながら、今年も残りわずかで、縁からフェイドアウトした。
自分を中心に考えれば、そういう考え方もあるね、となり、こういう考え方もあるよ、と宥められることにもなるはずだ。
若い頃は、自分の考え方がおかしいのか、相手の考え方がおかしいのか、他人に尋ねていたが、まわりは、優しくて、批判的なことは言わないし、私の味方でいてくれる。
大人になり、わざわざ聴くことなどなくなり、というか、心のムカムカを、他人に話したとて、聴いた相手も不愉快だろうし、どうせ、当の相手にぶちまけないかぎり、ムカムカは押さえられない。
これも、結局自論だな。
最近、もう、やめたやめた。あんたを嫌いになった理由として、口で面と向かって言っていたが、こういう解決のやり方は、下手こくことになった。
他人に吹聴すると、ろくなことないので、相手に理由も言わずフェイドアウトしたら、変わった人？になる。
変わった人になったとしても、誤解されたままでも、私は、もう、それでいいと諦めることにした。
ＳＮＳの世界にブロックという、相手を傷つける操作がある。
今回、フェイドアウトした相手は、よく私に、100人以上ブロックしたと言っていたが、私も、機械も心もブロックさせていただいた。
相手に対して、おかしいなから抜け出せずにいたが、抜け出せてくれてありがとう。