JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

パンフルートの表現性

2014年01月23日 | パンフルート

竹と比べてその重量がけっこうあります。

しかし、しかしです。この楽器の持っている

温かい音は誰が聴いても「いい音色ですね。」

といわれます。

ハーモニカを吹いていてもあまりそういうことは

いわれませんが、この楽器に限ってはその音色に

一様に驚かれます。

それくらい美しい、というよりは心に響く音色が

出るのです。

それは黒檀という木の素材が堅いように思いますが、

実際堅いのですが、ちょっとサンドペーパーをかけてみたのですが、

意外と柔らかいのです。

堅くて柔らかい。

それがこの黒檀の持っている特色です。

この音のすばらしさ、楽器のすばらしさを

聴いてもらいたいという強い願いがあります。

もちろん、いくらいい音色であっても演奏が

下手では意味がないですが。

ジャズも一生もので追いかけていきますが、

このパンフルートも私にとってはかけがえのない

すばらしい友人です。

なかなか手厳しい友人です。

簡単には懐に入れてくれません。

おそらく剣の境地と同じものかもしれません。

相手の懐に入るには、

ぐいと入り込まないといけないのです。

最初、パンフルートをやっていて、それから

ハーモニカに入ったので、ハーモニカを強く吹きすぎていたのですが、

パンフルートの音を出すには一定に強く吹く必要があります。

ところがハーモニカは吹き吸いの両方があって、

それほど呼気の量はいりません。軽く吹くだけで音が十分出るのです。

一度だけハーモニカのプロの先生に見てもらったとき、

そんなに強く吹かなくてよい。と言われました。

くせとは恐ろしいもので、パンフルートと同じように吹いていたのです。

最近になって息のコントロールが

できるようになってハーモニカ手にすると

ハーモニカを吹くモードに入りますし、

パンフルートを持つとパンフルートモードになります。

音程も全く逆です。パンフルートは右が低音ですが、

ハーモニカは左が低音です。

でも頭の中は混乱しません。

要は慣れです。

 

最近、Youtube にハーモニカはアップしておりませんが、

そのうちその成果を録音したいと思います。

 

話はパンフルートに戻しますが、

パンフルートは吹きばかりです。

相当の息をためての吹きを計算しながら

フレージングする必要があります。

逆にハーモニカは吸いが多いので、

どうしても肺に一杯息がたまりすぎることが

よくあります。

だから息をどこで抜くかが大切です。

吹きのときに鼻から息を抜けば良いのです。

つねに息の量をニュートラルにしておくことが

大切です。この辺りの話は

ハーモニカを実際に吹いていない人にとっては

おそらく何を言っているのかはわからないと思いますが・・・

 

 

 

 

 


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