Der König Hat Eselsohren

Paris(2)

ホテルと飛行機以外、ほぼ何も決めずにぶらりとやってきたパリで、今日は唯一、西海先生に会う約束をしている。

11時半、国際大学都市へ。



ガイドブックでは、地図の端っこにかろうじて書かれているf(^_^;
まぁ、観光で来るようなところじゃないし。

つーか、そもそもどんなところかよく知らなかった。
なんと既に100年近く、留学生や研究者の滞在施設として、それぞれの国の施設があって、かといって3割ほどは外国の留学生を受け入れることになっているので、そこで交流をしているのだとか。

で、ここで4月から日本館の館長をしているのが、うちの西海先生だ。

ということで、周りの建物を見つつ、日本館へ。

うん。

古い(笑)

が、スゴかったのが、館内に飾られている藤田嗣治の絵!!













確かに画風は藤田そのものなのに、大和絵風!!
ここに来ないと見られないからか、こんな絵があるなんて全く知らなかった。

この後は、奥様も交えてしばしお喋りした後で、近くのレストランでランチ。

直接会うのが昨年の6月だか7月だか以来なので、色々と意外な話が出てきたり(笑)
実に楽しかった♪



そのままB線一本で行けるので、ノートルダム寺院近くのマルシェ・ド・ノエルに行ってみる。











可愛いんだけど…地味(笑)
入ってすぐの店でヴァン・ショー買って、飲みながら回っても飲み終わらないくらいf(^_^;


昼をしっかり食べているので、夜はそんなに食べられないだろうと思って、今朝ネットで検索して出てきた、ホテルからそんなに遠くない行列のできるお惣菜屋に寄って、一旦ホテルに帰る。

しばし休憩した後、今度はアルザス風だという東駅のマルシェ・ド・ノエルへ。





う~ん、アルザスの食べ物を売ってる、というだけなんだが…。
ここでは飲み食いできる店もないし…。


ならば、かなりの数の出店があるという、デ・ファンスのマルシェに行ってみようかと思ったが、駅でよくよく見てみたら、A線でデ・ファンスに行こうとしたらパリの外に出てしまう。
RERは出札があるので、今日持っている一日券では出られないだろう。
いちいち切符を買うのも面倒なので、アベスのマルシェに行ってみることに。

地下鉄の駅を目指す途中、プランタンの前を通りかかると、ウィンドウにスゴい人だかり。





可愛いな~♪
こういうところがパリなんだろうな~(笑)


アベスの駅で、延々辛い階段を上らされて出てみると、



入場時のチェックも何もないマルシェ(笑)
駅を出たところのちっちゃい広場に屋台が並んでいるので、再びヴァン・ショー。
ここは紙コップなだけ、環境には優しいな(笑)

それでも、飲み終わらないうちに一周できてしまうレベル。

ここで次第に分かってきた。

パリのクリスマス!なんていうとスゴそうだし、実際、イルミネーションはスゴいんだけど、クリスマスマーケットについては、ドイツほど気合いが入っていないというか…。

ドイツでは、クリスマスといったらWeihnachtsmarkt!!絶対に欠かせない!!みたいな、老若男女が楽しみにしている大事なイベントといった感じなのだが、パリではそこまでの感じがない。

やっぱ、クリスマスマーケットは、ドイツの方が楽しいな。
グリューヴァインが全部おんなじだ!とか、ニュルンベルクで文句を言ったこともあったけど、それでもあそこのマルクトはスゴかったよ。
ミュンヘンだって、移動遊園地を一緒にやってなくても、Marienplatzを中心に盛り上がるし、小さなマルクトも工夫を凝らしてるし。

来年以降、一体次はいつ見られるかは分からないが、もう一度ドイツでWeihnachtsmarktに行きたいなぁ。
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