「コカ・コーラ」
小説家でもないが、思いを文章化して行くうちに自分の思考を纏める事が楽しくなって行く。
本来なら、ノートに纏めて密かに書き綴れば良いだろうが、実際の所あまり記憶に残らない現実があった。
ブログという形で書き込む作業は照れもでるし、ついつい見栄をはるが、誰かに読まれるかもしれないという緊張感は良いプレッシャーになる。
緊張感を持って書き込んだ内容は、記憶に残りやすいし、反応があると少し頑張ってしまう自分がいて不思議だ。
会社員時代に、飲料水などの拡販を計る為、自販機の設置を経験した事がある、所謂白自販機だ、賞味期限ギリギリだったり、当時は金融商品といって、
倒産した会社の債権返済のため二束三文で投げ売りの商品を自販機で販売し利潤を上げようという趣旨であった。
勿論バイヤーであるから、取引先の開拓は得意であり、何の苦なく拡販の準備はできたが、
当初は無知もあってコカ・コーラ製品を扱う事ができいないとしらずに販売を開始した、が、すぐにメーカーからクレームが入り即日摘出になった事があった。
この事がきっかけで、コカ・コーラってどんな会社だろうと興味をもつようになってよく調べていたきがする。
僕らの世代はコカ・コーラを飲むと骨が解けるとか、薬物が入っているとかで、学校なのどで規制が入った事もあったが、もちろんデマであるが。
発案者はジョン・ペンバートン(John Stith Pemberton)氏といって薬剤師である、ある薬を調合中に偶然に原液を精製する事になる。
勿論、劇薬でもまた常用性になる薬物でもない。
少しジョークが好きな研究者だったようで、行きつけのバーでマスターを驚かせてやろうとこの黒い飲料を飲ませた、
「なんじゃこりゃ!!」とか「げーーーっ!!」と吐き出す姿を想像して、わくわくしながら飲ませたらしいが、意外にも「美味い!!」と叫び、さらに「これは絶対売れるぞ!!」
友人である、マスターとすっかり盛り上がり!!ついついその気になって販売する事になったらしい。だからコカ・コーラは最初はバーで売られていたそうだ。
これは想像だが、ビールをイメージしていたのでは、だから瓶に入っていたんだと納得(笑)。
原液の成分に関しては企業秘密なので、僕がしるわけもないが、胃潰瘍になった時、勿論まだ診察前の出来事だが、あるタイミングから無償にコカ・コーラを飲みたくなって飲んでいた、ま、後半は激痛と吐気で病院に運ばれる事になったのだが、初診では胃潰瘍であると発見できなくて入院するはめになった、結局胃カメラで判明するが、
進行が途中で止まっていて初診で発見できなかったそうだ。この事から想像するに、きっと胃薬の成分が入っているのではないかと妄想している。
それともう一つ疑問が生まれた、日本においては不評被害があったり、また学校なので「飲料禁止」なんて規制をかけられたのも関わらず、当時でも現在でもそうだが、
売り上げ高はぶっきりのトップクラスに君臨している。
これは憶測と独断の見解ではあるが、どの地方にいってもかならずコカ・コーラの自販機を見ない場所はないと思う、もちろん製品が高品質であることは大前提であるが、
この網羅された自販機のネットワークこそが、コカ・コーラが王道を君臨している基盤だと感じるがどうだろうか。