ありがとうから始まる♪

まずは、ありがとうって言ってみよう、そこから変わる事もあるかも・・

月夜

2024年10月08日 | つぶやき

「月夜」

月読命に激怒され切り刻まれた保食神(うけもちのかみ)の亡骸は地上に落ちた。
行き過ぎた行為に天照大神は激怒し月読命を闇の世界に封じ込め、世界は闇と光の世界に分断される事となる。 

地上に落ちた保食神の肉や骨は、やがて腐りその亡骸は、形を変え新しい神、植物や木々と生まれ変わって行くが、
無限に増え続け、やがてこの世界は森や植物で覆われていった。
闇の世界だけに姿を現す事を許された月読命は天照大神が沈む夜になると月となって姿を現す。

夜空に雲がないか見上げ、雲がなく月明りがあると、玄関を開け、
「わくっ」としながら、カシャカシャと椅子を持ち出し、月を見上げながら今日の特等席を探す。
少し冷めた紅茶を用意し、勿論空き缶で作った灰皿も忘れない。

人間の気配を感じない神聖な空間は月読命との対話の時間となる。
結果的に森林に覆われて空気が誕生し、保食神は姿を変えこの地上の主となった。
行き過ぎた行為を詫びるかのように、貴方は見守る事となった。

良かれと思いお節介をやく事があるが、それは必ずしも良かれになるとは限らないかもしれないし、
悪かれとなる事の方がもしかして多いかもしれない、どちらにしても、見守る勇気を持つ事は大事であり、
責任という覚悟は必要である。

「何処かの誰かのように、やられたらやり返すを繰り返していては、新しい世界は見えないだろう」と囁くように
保食神は地上の王となり、天照大神に月読命を「許してやってよと夜明けに花を咲かすのである。」

そんな物語を呟きながら、時間を止める僕がいる。

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心躍る

2024年09月11日 | つぶやき

「心躍る」

「何時まで続くこの暑さ!!」扇風機に叫ぶも「いづまでーーずずくぅーーごのあずさぁーー」と自動変換。

椅子に腰かけ、テーブルにグラスを置き天然水のペットボトルを手に取り注ぐ。
つけっぱなしのテレビから、今日も大変なニュースが流れていた。
天然水をいれたグラスを傾け、無防備に胃に流し込んでしまった、もちろん咽た。

何気ない時間の中にも自然に「後ろ向きな情報」が流れ込んでいる、こんな環境で未来に向けて「夢」を語ろうにも、
思いつくはずはないよなと、普通に呟いている自分に気がついた。

先日、待ち合わせの時間が先方様の都合で少し遅れたので、コンビニで時間を潰すことにしたが、
綺麗に配置された商品達はキチキチと並んでおり、トンでもない異質な商品が僕の前に現れる事なく、
1分も徘徊する事が出来なかった。
雑誌コーナーの前で立ち尽くし、選んでいるふりをする手段しか思いつかなかった。
しかし、この本達もまた、キチキチと並んでおり、ふりをするのには無理だった。

店内で1分、駐車場の喫煙場で煙草を吹かすも2分、合計3分程度しか時間を潰すことができなかったので、
Bossのカフェオレでも飲んでもう一本吸う事にした。

入口の自動ドアを抜け、先程の雑誌のコーナーの前をだらだら歩きながら、何気に横を見ると「理論的思考quiz」
「俺だよ、さっきあんた無視したろ、気がつけよ、呼んでんだからさ!!」
なんて言うわけもないが、その声に反応したかのように無意識で手とってページを捲ろうとする自分に気がついた。

「明日は雨が降るか、誰の予想を聞く?」
石川さん「50%なら当たります。」山下さん「75%もあたります。」阿部さん「10%しか当たりません」
表紙に出題されているクイズを読み込んだ。
こんなのクイズにもなってないじゃんと思いつつ小さな声で「山下さんで決まり!!」なんて言いながら、解答のページを探す。
凄く難しい感覚を持って解答し答え合わせをするとドキドキするが、そんな気持ちも湧かず流れるように解答のページを読んだ。

「なるほど!!そんな発想ななかったな!!」勿論小さな声で叫んだ。
正解は阿部さん、理由は10%しか当たらないとするならば90%は外れる、故に晴か天候不順で言えば反対を信じれば90%
位の確率で当たるから!!だそうだ。
「へぇーなるほど」が止まらなくなり即決で購入し、読みふける事になった。
思い込みが視点の盲点生むという簡単な理屈だが、あっさりと引っかかってしまった自分が面白くて、
久々に「心躍る」気分になれた。
駐車場に座り込み、Bossのカフェオレの飲みかけを置き、手帳に手順や解答例を書き写し「そっかぁ!!」「なるほど!!」
と無邪気に戯れていたら、後ろから日傘をさしのべるクライアントさんに気がつき振り向くと
呆れた笑顔は優しく微笑みながら「お待たせしました」と言ってくれた。

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2024年08月16日 | つぶやき

「鏡」
暑い日が続き、ヘロヘロになる日が多い、毎日3回くらいは風呂にはいる、喜びもつかの間に、
浴槽のドアを開けた瞬間から汗の餌食になる。
瞬間移動ができたらどんないいかと思いながら、扇風機を置いている板の間まで、ヘタヘタと歩より、
風を中に調整し、「あああぁ・・」と扇風機に話かける。そんな馬鹿な自分に微笑む自分が好きである。

汗が少し引き、心地良い気分になると何時もやる事がある。
その心地よい贅沢な空間には、丁度上半身が映る、少し大きめの鏡を用意していて、
勿論、羞恥心があるので下半身はバスタオルを巻いているが、等身大の自分との会話をするのである。

こんな感覚を抱いた事はないだろうか、自身で描いてる自分像と他人から見た評価が違う事がある。
人の事を良く考えていて嫌われるタイプではないと思っているが、
「神経質」「頑固」「お節介」ぽい所があるね、と言うような真逆の反応に戸惑う事はないだろうか?。

潜在意識と顕在意識の行動のバランスに気がついてない証拠でもあり、環境で起きている現象に対して空回りしている状態だ。
言っている事とやっている事が合致していない自分に気がつかないとこうなる。

鏡の前で自然に笑顔にしてみる、バランスが取れていると違和感のない笑顔になり、取れていないと不自然な笑顔になる。

人生で問題にぶつかり答えがでない状態に入るのは、このアンバランスな状態な時が多い、
「好きだけど嫌い」「やりたいと願うのに行動できない」「どうしょう?と迷う」こんな思考に捕らわれた時は、
鏡の前に立ち、笑顔をして見ると良いと思う、不自然な笑顔に気がついたら自分に言ってやれば良い。
「どうしたい?」「何をする?」「何を願う?」
まだ見ぬ未来に不安を抱き、何もしていない自分に気がついているか?
「好きならそれで良い!!」「やればいい!!」「やるかやらないかを決めればいい!!」
自身との会話を繰り返して行くと、今まで思いつかなかった「答え」「発想」を閃くことが多い。

この習慣にはリスクがある事だけ言っておこう、家族から「大丈夫??」と心配されたり、冷ややかな視線で見られる事がある。
理想は大きな「夢」があるともっと効果はある、なくても自身を知ることは大切な思考の一つであると思うが。

やっぱり、今日も暑い。。

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余談

2024年07月04日 | つぶやき

「余談」
梅雨空は大好物の僕でも、じめじめは苦手だ。
紅茶を片手に窓越しの雨模様を見ながら、江戸川乱歩「魔術師」を読むのを楽しみにしていたが、汗ばんで気持ちが落ちてしまった。
何もする気が無くなった僕はベットに倒れ込み、天井を見上げた。
エアコンの温度を下げると汗も少しづつ消えて行く、少し気持ちに余裕がでてきた。
脳みそが平和になると、周りの音に敏感になるもので、突け放しのTVのNEWSの音が耳に入ってくる。

世界では領土を巡って殺し合いをしている、領海を巡って国と国が争っている。
生まれたての子供は殺され、強盗殺人までおきて、高速道路では逆走、アクセルとブレーキを踏み間違えて・・・。
びっくりするくらいに、大事件が秒単位で起きている事に気がつく。
明智小五郎ではないが、今は天井を見上げて素敵な時間を取り戻したいと願うものであるが、雑音に気を取られてしまう。

「自分に必要のない事は起きない」という事がこの世界の原理原則だが、何故??と思うだろう。
魂は「向上心」という果てしない希望や夢を抱いている、しかしどうだろう人の本質として「難題、混乱、挫折」は嫌である。
今の自分で満足出来ているとしたら、このまま平和に過ごしたいと願うのが普通だ。
事件や事故に巻き込まれていないとしたら、やれやれと思うのは仕方ない感情だろうし、
無理からに厄介事に突き進む人はいないし、自ら無理難題に首を突っ込むの滑稽に思えるだろう。
でも、「魂」は進まない、進化しない精神は好まないのである。
安堵感で停滞し始める人の本質が支配し始めると、「魂」自ら不意打ちに厄介事や無理難題を引き寄せてしまう。
だれもの心の中には「ルフィ」が住んでいるのだ。
望んでもいない難関や問題をラッキィなんて思える、そんな大きな器は僕にはない!!。
そんな安易に落ちを付けるな!!って叫びそうだし叫ぶに違いない。

でも自分の中に住む神様が自身を滅ぼそうとするはずがなく、幸せを望んでいるはずであるから、越えられるはずである。
こう言い聞かせ向き合う事が「信仰心」なのである。
少なくとも、僕はこうやって超えてきたのである。

天井を見ながら、何時の間にか僕は安眠していた。

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1%

2024年06月03日 | つぶやき

「1%」

雨空の後に太陽の光が雲の隙間から地上に差し込む風景を最近ゆっくりと眺める事できる。
運転席ではBOSSが時間に追われ、時折スケジュール確認をするように指示する、のんびり空を見上げている事に気がつくと拡声器で張り上げるように叫ぶ、慌てるふりをしながらまたつい見ようとしていまうと鬼の形相で睨まれてしまう。

こんな羽目になった原因は睡眠時間を考えずに移動を繰り返していた僕に原因はあるのだが、
なんだろうね、「ありがたい」話である事には違いない。

就職の選択の時期に、稼業を継ぎ、時を経ていたら、無口で不器用な職人をしていると思う。
あの頃の僕がそのままであったら、きっと新規の仕事も取れず、稼業は倒産してただろうと思うし、
会社員になっても続かず、手先が器用であったわけでもないから、間違いなく路頭に迷っていただろうし
生存確率は非常に低いだろうと思う。

高学歴で学級委員長や生徒会長をやってたり、人気者だった同年代達の中には、行方不明、倒産、夜逃げ、
病院に入院中など、殆どが普通の生活が出来ていないのだから、リアルに現在まで僕は生きていたかのか?と思う。

当時、何かに気がつき、これでは駄目だ自己啓発を即した所で、「出来ない事」「まだ見ぬ職種」である、
「ネットワークビジネス」や「占い師」もし縁があったとしても拒否していたに違いない。

人生設計を考える中で99%思いつかない、
何かの気の迷いでもしかしたら思いつくかもしれない1%の選択で今の僕は存在出来ているという、
とても不思議な感覚なのである。

もし自分の人生が四面楚歌に思えたり、希望を失ったとしても、諦めたとしても、
誰もの心の中に神様が住んでいて、貴方のやるべき道に導かれるのだと思う。
もし、その場面に出くわしたとしたら、半歩踏み出すと良い、まるで掃除機に吸引されるようにる突き進んで行くはずだ。
それ以外は一瞬で世界が変わる現象は起きないから解りやすい。

雨雲の隙間から差し込む太陽の光はきっと誰にも差し込むはずだと僕は信じている。

それを伝える為にきっと「奇跡」に出会えたと思う、だからBOSSの罵倒声も幸せの鐘に聞こえる。

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