原曲はヴァイオリンです
今回はニコロ・パガニーニ(1782年-1840年イタリア)作曲のロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲をお届けします。
以前もご紹介しました、驚異のヴァイオリニストパガニーニの作品をご紹介します。このロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲は本来、ヴァイオリンと管弦楽のための曲なのですが、所有しているCDはチェロと管弦楽による演奏です(この曲をチェロで挑戦する演奏家も少なからずとのことです)。
曲の雰囲気としては、哀愁の美とチェロ(ヴァイオリン)の美しい響きを堪能できる曲であると思います。
なお、今回は「準秘曲」とさせて頂きます。
それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲の演奏時間は約7分ほどとなります。
メランコリックなメロディーで曲は始まります。穏やかな雰囲気の中、チェロが切なく美しいメロディーを奏でます。しばらくすると、明るく楽しげな雰囲気に変わり、チェロが楽しく弾むようなメロディーを奏でます。その後、テンポを上げてチェロは小刻みな演奏を繰り広げます。なお、管弦楽は、あくまでもチェロの伴奏に終始徹しています。
そして、最後は華やかに幕を閉じます
参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。
レーベルはOrfeoで、ハンス・シュタットルマイヤー指揮、ウェルナー・トーマス=ミフネ(チェロ)、ミュンヘン室内管弦楽団の演奏のものです
このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
お願い:もし画像をクリックしても「ページを表示できません」というエラー画面が表示された場合はリンクに間違いがある可能性がございますので、ご一報頂けますと助かります