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お勧め!この一曲:カルクブレンナー作曲「ピアノ協奏曲第1番」

2009年12月03日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

ドイツのロマンティックなピアノ協奏曲を!


今回ご紹介しますのは、フリードリヒ・ヴィルヘルム・カルクブレンナー(1785年-1849年ドイツ)作曲のピアノ協奏曲第1番です。

このカルクブレンナーもマイナーな作曲家に入るのでは無いかと思います。私も、紹介されて知りましたのので。

このカルクブレンナーのピアノ協奏曲第1番は、ピアノの美しい音色を堪能する事が出来る曲だと思います。

なお、今回のご紹介に際しては、私の所有するCDはHyperionというレーベルから発売されている「ロマンティック ピアノ協奏曲」というシリーズの一つでして、そのタイトル通り、ロマンティックな曲だと言えます。

上品な曲ですので、暖かい部屋の中で是非ともお聴き下さいませ(コンサートで取り上げられるのであれば、生演奏を聴くのも宜しいかと存じます)。

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この協奏曲は3つの楽章から構成されており、演奏時間は約31分弱となります。

1.第1楽章
 オーケストラのやや颯爽とした雰囲気の演奏で曲は始まります(少々暗い雰囲気です)。その後、やや、ゆっくりとした速さになり、明るい雰囲気で穏やかなメロディーが奏でられます。一旦、やや颯爽とした雰囲気になりますが、再び穏やかなメロディーが奏でられ、そして、ピアノが華麗な響きで登場します。最初は強い響きを奏でますが、やがて、親しみ易いメロディーを穏やかなに奏で、オーケストラもそれに続きます。
その後は、しばらくピアノが自由自在にメロディーを奏でますが、やがて、オーケストラが颯爽とした雰囲気で登場します。
その後は、ピアノが穏やかに美しい音色を奏でます。次第にピアノは激しさを増して行き、オーケストラの颯爽とした演奏の登場、そして、ピアノによる細やかな演奏から穏やかで親しみ易いメロディーへと続きます。
やがて、再びピアノの細やかな演奏、そして親しみ易いメロディー、今度は軽やかで細やかな演奏へと続きます。そして、高揚感が増して行き、オーケストラが登場し、華やかに終わります。

2.第2楽章
 比較的穏やかなオーケストラの演奏で曲は始まり、やがて、ピアノのゆったりとした美しい響きが登場します。ピアノのロマンティックで美しい響きはしばらく続きます。オーケストラも演奏に加わりますが、あくまでもピアノ中心の演奏が続きます。ピアノの音色をじっくり楽しめる、そんな感じがする演奏です。メロディーは実に美しいと言えます。
そして、静かに曲は終わります。

3.第3楽章
 颯爽と曲は始まります。冒頭すぐにピアノが登場し、颯爽としたメロディーを奏でます。そして、オーケストラも颯爽とした演奏を展開します。その後、ピアノの力強い響きの後に、ピアノの細やかな演奏とオーケストラの颯爽とした演奏が繰り広げられます。そして、ピアノが一旦はゆっくりとしたテンポでの演奏を行いますが、再び速度を上げオーケストラの颯爽とした演奏が登場し、ピアノが力強い響きを奏でます。煌くようなピアノ響きも登場します。
そして最後は高揚感が増して行き、突然幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Hyperionで、ハワード・シェリー(指揮、ピアノ)、タスマニア・シンフォニー・オーケストラの演奏のものです

このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
クラシック,協奏曲,カルクブレンナー,ピアノ協奏曲第1番

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お勧め!この一曲:ランゲ=ミュラー作曲「交響曲第1番『秋』」

2009年12月02日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

もう冬ですが・・・


今回ご紹介しますのは、ペータ・エラスムス・ランゲ=ミュラー(1850年-1926年デンマーク)作曲の交響曲第1番「秋」です。

もう晩秋も過ぎ、冬に突入と言っても良いかもしれませんので、時期が少々遅れた感もありますが、ランゲ=ミュラーの交響曲第1番「秋」をご紹介します。

ランゲ=ミュラーも一般的な知名度は低いと思いますが、ロマン派の系統らしいので、今後も別の曲を聴いてみるつもりでおります。

なお、今回の曲は、「そこはかとない秋」を感じて頂ける作品であると思います。特に冒頭のメロディーは、木々の葉が次々と舞い落ちる雰囲気を醸し出しております(これでは、「そこはかとなく」ではありませんね・・・)。

正直申し上げて、この曲は「美しい曲」と言うよりも「秋の雰囲気を楽しむ」曲であると思っております。

機会がございましたら、そこはかとない秋を感じて下さいませ。

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この交響曲は4つの楽章から構成されており、演奏時間は約35分弱となります。

1.第1楽章
 曲の冒頭は、まるで木々の葉が舞い散る様子を描くように、弦楽器が穏やかで細やかな響きを奏でます。このメロディーは印象深いです。そして、徐々に演奏は高揚感を増して行きますが、決して頂点まで上りきらず、ある程度までの高揚感の状態で演奏は続きます。
しばらくすると、再び冒頭のメロディーが、そこはかとなく弦楽器によって奏でられます。その後は、やや高揚感のある演奏となりますが、どちらかというと控え目な演奏と言えましょう。
そして、冒頭のメロディーが形を変えて登場し、やや高揚感のある演奏が展開され、その後穏やかな雰囲気となります。そして、再び、やや高揚感のある演奏へと続きます。
最後は冒頭のメロディーがゆっくりと奏でられた後に穏やかに終わります。

2.第2楽章
 ややテンポの速い舞曲風のメロディーで曲は始まり、高揚感のある演奏が続きます。軽やかな雰囲気ですが、楽しげな、というよりは、どことなく寂しげな雰囲気も感じます。
しばらくすると高揚感のある明るい雰囲気となり、曲はパッと終わります。

3.第3楽章
 穏やかで、温もりを感じるメロディーで曲は始まります。親しみ易く、美しいメロディーです。しばらくすると、やや哀愁を感じさせるようなメロディーが登場し、その後、温もりのあるメロディーとやや哀愁を感じさせるメロディーが交互に演奏されて曲は進みます。
最後は、穏やかで温もりのあるメロディーで終わります。

4.第4楽章
 やや劇的な演奏で曲は始まり、しばらくその演奏は続きます。やがて、はつらつとした元気なメロディーが演奏され、続いて舞曲風のメロディーが演奏されます。そして、再びやや劇的な雰囲気の演奏となり、一旦穏やかな雰囲気になりますが、次第に演奏は高揚感を増して行き、輝かしいメロディーが登場します。
そして、輝かしいメロディーが演奏された後は穏やかな雰囲気になり、さりげなく幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Classicoで、ダグラス・ボストック(指揮)、ボヘミア室内フィルハーモニックの演奏のものです

このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
クラシック,交響曲,ランゲ=ミュラー,交響曲第1番「秋」

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お勧め!この一曲:マルクス作曲「ピアノ協奏曲第1番『ロマンティック』」

2009年12月01日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

ロマンティックなピアノ協奏曲です!


今回ご紹介しますのは、ヨーゼフ・マルクス(1882年-1964年オーストリア)作曲のピアノ協奏曲第1番「ロマンティック」です。

いよいよ、今年も残すところ、あと一ヶ月となりました。皆さんにとって今年は良い年でしたでしょうか?
例年の事ながら、今年も世間を騒がすような出来事がたくさんありましたね。
あまり有り過ぎて、異常が通常のようにさえ感じてしまう今日この頃です。


さて、今回もマイナー度抜群?の作曲家の曲をご紹介となります。

マルクスのピアノ協奏曲第1番「ロマンティック」は、その名の通り、ロマンティックな雰囲気を漂わせる曲です。

と言いましても、一度聴いたら忘れられない・・・と言うような覚え易いメロディーはあまり登場しないと思います。しかし、曲をお聴き頂ければお分かりになると思いますが、全体を通してロマンティックな曲であると感じられることでしょう。

森に例えて言うならば、1本1本の木は様々な大きさや色合いをしているのですが、森を全体として見た時に調和が取れていて美しいと感じる、そのように思うのです。

一度はお聴き頂きたい曲です。

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この協奏曲は3つの楽章から構成されており、演奏時間は約37分弱となります。

1.第1楽章
 冒頭から雄大なオーケストラの響き、そしてピアノの透明感ある美しい音色で曲は始まります。雄大な美しい自然を感じさせるような雰囲気です。
しばらくすると穏やかな雰囲気となり、ピアノが優しく美しいメロディーを奏でます。標題の通りロマンティックなメロディーです。そして、徐々に高揚感ある演奏へと続き、ここでも雄大な自然の美しさを感じる事が出来ます。
その後も、比較的高揚感ある演奏が続き、時折り、ほんの少しだけ現代に近いような響き(これは私の感想)も登場しますが、概して美しい響きが奏でられます。波のうねりのように美しいメロディーが奏でられるのです。
そして最後は華やかに終わります。

2.第2楽章
 静かに曲は始まります。その静かな演奏がしばらく続くと、ピアノ独奏が穏やかで美しいメロディーを奏でます。そして、オーケストラがやや高揚感ある演奏を奏でます。その後、再びピアノ独奏となり、しばらくするとオーケストラが演奏に加わり、ロマンティックなメロディーを奏でます。
その後は、色々なメロディーが登場しますが、個々の美しさというよりは、全体的な美しさと表現したら良いでしょうか、全ての個々のメロディーがロマンティックで美しい訳では無いのですが、全体的な雰囲気としてはロマンティックで美しいのです。
そして曲は静かに終わります。

3.第3楽章
 華やかに曲は始まり、ピアノが明るく楽しげなメロディーを奏でます。その後、やや試練を感じさせるようなメロディーも登場しますが、やがて、ピアノろオーケストラによって美しいメロディーが奏でられます。
しばらくすると、異国情緒なのか、少々雰囲気の異なったメロディーが登場します。その後は、やや美しさも感じられるメロディーが続き、高揚感のある演奏へと続きます。やがて、ピアノが強い響きで楽しげなメロディーを奏で、比較的軽やかな演奏となります。そして、ピアノが流れるような演奏を展開し、オーケストラとともに美しいメロディーを奏でます。
最後は、華やかに堂々と幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Hyperionで、オズモ・ヴァンスカ(指揮)、マルカンドレ・アムラン(ピアノ)、BBCスコティッシュ管弦楽団の演奏のものです

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クラシック,協奏曲,マルクス,ピアノ協奏曲第1番「ロマンティック」

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お勧め!この一曲:アーン作曲「ハンガリー組曲」

2009年11月30日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

アーンの美しい組曲を!


今回ご紹介しますのは、レイナルド・アーン(1874年-1947年ベネズエラ→フランス)作曲のハンガリー組曲です。

前回に続きまして、アーンのご紹介ですが、このアーンのハンガリー組曲は、非常にロマンティックで美しいメロディーが登場しまして、非常に聴き易い曲だと思います。

どうして有名にならないのか不思議なくらいです。
それは、作曲家自身の評価であったり、様々な要因があるのでしょうが、少なくとも、私がこの曲に出会えたのも何かの巡り合わせだと思いますので、是非ご紹介させて下さい。

とにかく一度お聴き頂きたい曲です。
特に2曲目には、ロマンティックで甘いメロディーが登場しますので、せめて2曲目だけでもお聴き頂きたいと思います。

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この組曲は3つの曲から構成されており、演奏時間は約18分となります。

1.Parade
 ピアノの軽やかな響きで曲は始まり、明るい雰囲気のメロディーオーケストラによって奏でられます。時折り悲しげなメロディーも顔を覗かせますが、ヴァイオリンも登場し、楽しげな演奏が繰り広げられます。やはりフランスの香りがほのかに漂います。

2.Trois images de la Reine de Hongrie
 ヴァイオリンの物悲しいようなメロディーで曲は始まります。そして、しばらくすると、非常にロマンティックで美しいメロディーがヴァイオリンとピアノによって奏でられ、オーケストラもこれに続きます。そして、再びヴァイオリンとピアノの演奏へ移ります。
中盤になると、やや劇的な演奏が登場しますが、再びヴァイオリンとピアノが甘く美しいメロディーを奏でます。そして、オーケストラによって、やや高揚感ある演奏が奏でられますが、再びバイオリンとピアノが穏やかな響きを奏で静かに終わります。

3.Chants et Danses
 劇的に速いテンポで曲は始まります。一旦穏やかな演奏になりますが、ヴァイオリンやピアノが舞曲風のメロディーを奏でます。そして、明るく楽しげな舞曲が続きます。ツィゴイネルワイゼンの後半をイメージして頂ければ、雰囲気はそれほど遠くないと思います。
最後は華やかに幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Magueloneで、フェルナンド・クァトロッキ(指揮)、Denis Clavier(ヴァイオリン)、Angeline Pondepeyre(ピアノ)、ロレーヌ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものです

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クラシック,管弦楽,アーン,ハンガリー組曲

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お勧め!この一曲:アーン作曲「ヴァイオリン協奏曲」

2009年11月29日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

小粋なヴァイオリン協奏曲です


今回ご紹介しますのは、レイナルド・アーン(1874年-1947年ベネズエラ→フランス)作曲のヴァイオリン協奏曲です。

今回は、ベネズエラ出身で、後にフランスへ帰化した作曲家アーンのご紹介です。

実は、恥ずかしながら、私はベネズエラという国の名前は知っていましたが、世界地図で場所を示せと言われたら分かりません。フランスならば恐らく分かると思うのですが・・・

さて、このアーンというベネズエラ出身の作曲家はどんな曲を書いたのでしょうか?

今回のアーンのヴァイオリン協奏曲をお聴き頂ければ、ベネズエラ出身と言うよりは、フランス人と申し上げた方が正しいと思われる事です。

それだけ、この曲はフランスの香り漂う作品なのです。
そして、小粋であり美しい作品です。

是非ともお聴き頂ければと存じます。

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は3つの楽章から構成されており、演奏時間は約30分弱となります。

1.第1楽章
 オーケストラの印象深いメロディー(やや華やかなで、フランスの香り漂うような雰囲気)で曲は始まります。そして、ヴァイオリンが続いてそのメロディーを奏でます。そして、しなやなか演奏が続きます。冒頭のメロディーは形を変えて時折り登場します。オーケストラとヴァイオリンの優雅な響きは気品すら感じます。
やがて、再び冒頭のメロディーがオーケストラによって華やかに演奏され、その後は時にヴァイオリン独奏もありますが、概してオーケストラとヴァイオリンの融合した響きが続きます。
そして、再び冒頭のメロディーが奏でられ、ヴァイオリンの繊細な響きへと続き、その後はオーケストラとヴァイオリンによるフランスの香り漂うような上品な演奏が続きます。
最後は、やや高揚感のある演奏で終わります。

2.第2楽章
 穏やかで美しいメロディーにて曲は始まります。穏やかな昼下がりのような雰囲気です。ヴァイオリンが繊細な響きを奏で、オーケストラは穏やかでまろやかな響きを奏でます。夢見心地のように非常に穏やかで美しい響きを感じます。
やがて、まろやかな雰囲気を醸し出しつつも高揚感ある演奏が登場します。その後は、再び穏やかな演奏となります。
そして、曲は静かに終わります。

3.第3楽章
 ヴァイオリンのやや寂しげな雰囲気のメロディーで曲は始まり、しばらくは、この雰囲気が続きます。
やがて、ヴァイオリンは軽やかで明るいメロディーを小刻みに奏で、オーケストラもそれに合わせます。そして、時折り管楽器がヴァイオリンに呼応するかのような響きを奏で、軽やかなテンポのまま曲は進行します。
そして、最後はヴァイオリンの小刻みな演奏の後、オーケストラの強い響きが一瞬現れ、パッと幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Magueloneで、フェルナンド・クァトロッキ(指揮)、Denis Clavier(ヴァイオリン)、ロレーヌ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものです

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クラシック,協奏曲,アーン,ヴァイオリン協奏曲

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お勧め!この一曲:ストロング作曲「スケッチ帳より第3組曲」

2009年11月28日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

ストロングの組曲第3番です


今回ご紹介しますのは、ジョージ・テンプルトン・ストロング(1856年–1948年アメリカ合→スイス)作曲のスケッチ帳より組曲第3番です。

ストロングの「スケッチ帳より」から作曲された組曲は3曲あるとご紹介しました。今回は、その第3弾です。

このストロングの組曲第3番も聴き易い曲でして、つくづく埋もれている作曲家や作品の多いことに改めて気付かされます。

確かに名曲と呼ばれる作品に比べれば、月と何とか、というくらいの差があるでしょうが、それでも美しい曲は存在するのです。

機会がございましたら、ストロングの作品をどうか聴いてみて下さい。
名前から強そうなイメージはあるのですが・・・

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この組曲は3つの曲から構成されており、演奏時間は約16分となります。

1.巨人殺しのジャック
 オーボエ?の音色によって静かに曲は始まり、まるで、のどかな風景を描画するかのように美しいメロディーが穏やかなに奏でられます。やがて、不思議なメロディーが登場しますが、その後は美しいも現れます。そして、徐々にリズミカルな演奏となります。比較的親しみ易いメロディーが奏でられます。爽やかなメロディーです。
終盤になると、劇的な演奏に変わり、標題通りのスペクタクル的な雰囲気の演奏に変わり、パッと終わります。

2.シンデレラの夢
 柔らかな演奏で曲は始まり、美しいメロディーが奏でられます。やがて、美しいを保ちつつ、やや試練を感じさせるようなメロディーも登場します。そして高揚感のある演奏の後、不穏なメロディーが奏でられますが、再び穏やかで美しいメロディーが奏でられます。そして、繊細な雰囲気の演奏も登場し、最後は静かに終わります。

3.東洋的な行列
 行進曲風で異国情緒のあるメロディーが奏でられます。しばらくすると、行進曲のリズムは止み、美しいメロディーが登場します。そして、やがて再び行進曲風のリズムが登場し、異国情緒も感じられる美しいメロディーが奏でられます。
その後は、比較的穏やかな演奏になりますが、再び行進曲風の演奏が静かに現れて幕を閉じます。


参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、NAXOSで、アドリアーノ(指揮)、モスクワ交響楽団の演奏のものです

このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
クラシック,管弦楽,ストロング,スケッチ帳,組曲2番「アテネ」

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お勧め!この一曲:ストロング作曲「スケッチ帳より第2組曲『アテネ』」

2009年11月27日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

ストロングの組曲第2番です


今回ご紹介しますのは、ジョージ・テンプルトン・ストロング(1856年–1948年アメリカ合→スイス)作曲のスケッチ帳より組曲第2番「アテネ」です。

ストロングの「スケッチ帳より」から作曲された組曲は3曲あるとご紹介しました。今回は、その第2弾です。

ストロングの組曲第2番「アテネ」は、リズミカルでもあり、適度な美しさもあり、重厚な雰囲気も感じる事のできるな曲です。

決して、晴々として明るい曲では無いかもしれませんが、一聴の価値はあると思います。

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この組曲は3つの曲から構成されており、演奏時間は約11分弱となります。

1.アテネの若者
 比較的テンポが良く軽やかな演奏で曲は始まります。時折り、高揚感ある演奏も登場します。
やがて、穏やかな演奏へと移ります。そして、美しいメロディーも登場しますが、不穏なメロディーも現れます。その後、再び軽やかな演奏に戻ります。そして高揚感ある演奏が登場し、やがて静かな演奏、軽やかな演奏、そして高揚感のある演奏で曲は終わります。

2.夕べの踊り
 穏やかな雰囲気で曲は始まります。比較的親しみ易いメロディーです。やがて、夕暮れ時をイメージさせるかのようにヴァイオリンが切ない響きを奏でます。そして、曲は静かに終わります。

3.パルテノンへの入場
 オーケストラの比較的強い響きで曲は始まります。そして、やや重厚感のある演奏が奏でられます。ゆったりとした重厚なリズムは、まるで巨大なパルテノン神殿を思わせるかのような雰囲気を醸し出しています。そして、曲は徐々に高揚感ある演奏へと続きますが、重厚な響きは続きます。その後は、比較的穏やかな演奏となり、徐々に静けさが増して幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、NAXOSで、アドリアーノ(指揮)、モスクワ交響楽団の演奏のものです

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クラシック,管弦楽,ストロング,スケッチ帳,組曲2番「アテネ」

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お勧め!この一曲:ストロング作曲「スケッチ帳より組曲第1番」

2009年11月26日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

知られざる組曲


今回ご紹介しますのは、ジョージ・テンプルトン・ストロング(1856年–1948年アメリカ合→スイス)作曲のスケッチ帳より組曲第1番です。

ストロング、この作曲家も知名度は決して高いとは言えないでしょう。この作曲家を取り上げたCDも、それほど多く無いように思います。

しかし、彼の作風はドイツ・ロマン派の流れを汲んでいると言われ、このストロングの組曲第1番をお聴き頂ければ、お分かりになって頂ける方もいらっしゃると思います。

なお、この組曲は、「スケッチ帳より」と言う前置きがあります。これは、ストロングがピアノ曲として作曲後に放置していたものを管弦楽曲に改訂したために、そのように呼ばれているようです。

ちなみに、「このスケッチ帳」からは3つの組曲が存在します。

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この組曲は4つの曲から構成されており、演奏時間は15分少々となります。

1.エクローグ
 フルート?のひっそりとした音色に続いて弦の穏やかで優しい演奏が始まります。情感のある美しいメロディーです。その後も、ひっそりとした雰囲気の演奏が続きます。後期ロマン派好きの方であれば、好まれるメロディーと雰囲気であると思います。最後はそのまま静かに終わります。

2.ホルンを吹く小人たち
 細やかな演奏で曲は始まります。まるで小人たちがちょこまかと走り回るような雰囲気の曲です。
 
3.墓-死のサラバンド
 闇夜にひっそりと響くような演奏で曲は始まります。次第に演奏は高揚感を増して行きますが、再びひっそりとした演奏に戻ります。
やがて、暗い雰囲気で同じメロディーが繰り返し演奏されます。時折り、ハープの音色ととも美しいメロディが登場しますが、再び暗い雰囲気に戻ります。
そして最後は、静かな雰囲気で終わります。

4.宿屋で:夜警
 一転して、豪快・派手に曲は始まります。リズミカルな演奏で、親しみ易いメロディーが奏でられます。
やがて、鈴かな雰囲気になり、一旦豪快な演奏に戻りますが、最後は静かな雰囲気のまま幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、NAXOSで、アドリアーノ(指揮)、モスクワ交響楽団の演奏のものです

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お勧め!この一曲:リトルフ作曲「ピアノ協奏曲第3番」

2009年11月25日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

美しいピアノ協奏曲を!


今回ご紹介しますのは、ヘンリー・チャールズ・リトルフ(1818年-1891年イギリス)作曲のピアノ協奏曲第3番です。

リトルフ、この作曲家も知名度は決して高いとは言えないと思います。しかし、今回の曲は侮れないのです!

リトルフのピアノ協奏曲第3番は、ピアノ協奏曲には珍しく4楽章で構成されております。
曲は基本的に全曲通してお聴き頂きたいのですが、特に最終楽章では、恐らく、ほとんどの人が納得するようなカッコいいメロディーが登場します。私はこのメロディーを聴くとアメリカ合衆国国家をイメージしてしまうのですが、もちろんメロディーは違います。

と、少し調べて見たところ、このメロディーはオランダ王国の準国歌のメロディーだそうです。
であれば、このメロディーをご存知の方もいらっしゃる事でしょう。

もちろん、このメロディー抜きでも全体を通して美しい曲ですので、是非お聴き頂きたいと思います。

聴いて損はないと思います!

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は4つの楽章から構成されており、演奏時間は30分少々となります。

1.第1楽章
 ティンパニの響きで曲は始まり、親しみ易いメロディーが高揚感をもって奏でられます。颯爽とした雰囲気の演奏です。そして、やがてピアノ力強く登場します。
やがて、やや密やかな演奏となり、ピアノが細やかに流れるような響きを奏で、その後、美しいメロディーを奏でます。その後、森の中を照らす木漏れ日のように明るい雰囲気の演奏が続きます。そして、時折り高揚感のある演奏も登場します。
やがて、ピアノが優雅で美しいメロディーを奏でます。そして、やや雄大な演奏も登場し、その後はピアノが徐々に弾けるような演奏となり、最後はオーケストラが高揚感に満ちて終わります。

2.第2楽章
 小刻みな演奏で曲は始まり、ピアノも小刻みな演奏で登場します。そして、雄大な景色を表現するかのような高揚感溢れる演奏が展開されます。その後、ピアノ独奏に続いて、やや穏やかな雰囲気になります。
やがて、ピアノ細やかな響きに合わせてオーケストラも軽やかな演奏を繰り広げます。その後、親しみ易いメロディーが軽やかな雰囲気で奏でられます。
そして、森をイメージさせるようなメロディーが雄大に奏でられ、再び穏やかで軽やかなメロディーが奏でられます。
そして、最後は輝かしく終わります。
 
3.第3楽章
 穏やかで美しいメロディーにて曲は始まります。しばらくするとピアノも穏やかに登場します。のどかで美しい田園風景をイメージする事が出来るような雰囲気の演奏がその後も続きます。そして、穏やかに静かに曲は終わります。

4.第4楽章
 速いテンポで曲は始まります。そして、ピアノが流れるような劇的な演奏を繰り広げます。
やがて、栄光に輝いたメロディーがオーケストラによって堂々と奏でられます。美しいメロディーで、まるでどこかの国の国家のように勝利を賛歌するかのような雰囲気です。
その後は、ピアノが激流の如く速いテンポでの演奏を繰り広げ、やがて、さきほどの栄光に輝けるようなメロディーが穏やかに登場します。ピアノもそれに続きます。
その後は、再びピアノの速いテンポでの演奏が展開され、そして、オーケストラの高揚感に溢れる演奏で幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Hyperionで、アンドリュー・リットン(指揮)、ピーター・ドノホー(ピアノ)、Glasgow BBC Scottish Symphony Orchestraの演奏のものです

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クラシック,協奏曲,リトルフ,ピアノ協奏曲第3番

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お勧め!この一曲:ラインベルガー作曲「オルガン協奏曲第2番」

2009年11月24日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

ラインベルガーが続きます。


今回ご紹介しますのは、ヨーゼフ・ラインベルガー(1839年-1901年リヒテンシュタイン)作曲のオルガン協奏曲第2番です。

今回のラインベルガーのオルガン協奏曲第2番も、比較的お勧めの曲です。前回の第1番は全体的に祝福に満ちている曲でしたが、この第2番はどちらかというと、試練に打ち勝って栄光を手にするというようなイメージを感じます。

クリスマスに使用するならば、1番をお勧めしますが、それとは関係なく、今回の第2番も聴き易い曲ですので、是非一度お聴き頂ければと思います。

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は3つの楽章から構成されており、演奏時間は約25分弱となります。

1.第1楽章
 やや悲壮感の雰囲気が漂うメロディーで曲は始まります。しかし、しばらくするとオルガンが穏やかでほのぼのとしたメロディーを奏で、オーケストラもそれに続きます。そして、やや堂々とした演奏となり、オルガンが細やかな響きを奏でます。
やがて、やや悲壮感の雰囲気が漂うメロディーが再び登場しますが、その後は明るい雰囲気へと移行し、堂々とした美しいメロディーが奏でられます。この堂々としたメロディーは輝かしくさえ感じます。そして、オルガンとオーケストラの、ほど良いバランスの演奏で曲は進み、最後は堂々とした雰囲気で終わります。

2.第2楽章
 オルガンの穏やかな演奏で曲は始まり、オーケストラも優しい響きを奏でます。オルガンの穏やかな演奏には教会のステンドグラスに優しく差し込む陽の光をイメージできます。その後、オルガンは細やかな演奏となりオーケストラが穏やかなメロディーを奏で、再びオルガンも穏やかで美しいメロディーを奏でます。
穏やかな雰囲気は、その後も続きます。オルガンの穏やかな演奏は厳粛な雰囲気さえ感じます。
その後、時折りオーケストラのやや高揚感ある演奏も登場しますが、全体的には非常に穏かな雰囲気です。
そして、最後は静かに終わります。
 
3.第3楽章
 曲は劇的な雰囲気で始まります。オーケストラが試練を感じさせるような雰囲気のメロディーを奏でます。オルガンも細やかな演奏で試練に立ち向かうような雰囲気のメロディーを奏でます。
やがて、栄光に輝くようなメロディーがオーケストラとオルガンによって奏でられます。そして、再びオルガンの強い響きが試練に立ち向かうような雰囲気で奏でられます。その後、オーケストラとオルガンによって試練に打ち勝って栄光を手にするかのような輝かしい演奏となり、最後は力強い演奏で幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、NAXOSで、ティモシー・ロウ(指揮)、Paul Skevington(オルガン)、アマデウス室内オーケストラ の演奏のものです

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クラシック,協奏曲,ラインベルガー,オルガン協奏曲第2番

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