女王蟻の宮殿

五感全開にして生きたい。動きのない日常なんやけどね。

踊るコパン君

2005-07-28 22:12:35 | テレビ・新聞・ラジオ
♪コパン コパン 小さくたって一人前
トーハトだったかしらねぇ、コパンというお菓子のCMで、コパンくんが踊っている。それまで、わたしのコパン君を見る目は冷たかった。可愛くないなぁ、と。
 でもあの日から、コパン君を見たくて見たくてたまらない。ふと目にした新CMで彼は、小さなバレリーナを従えて踊っていた。変なダンスを。
 きゃぁぁぁぁ、覚えた-い!一緒に踊りたーい!

 それからというもの、コパンのCMが流れるのを心待ちにしているのだが、たまたま新聞を読んでいる時に流れていて、ほぼ終わりやん!の時まで気付かなかったり。今日は全部見られたけれど、小さなバレリーナではなく、おっちゃん1人従えているヴァージョンで、あんまり可愛くない。でも、踊りは一緒だから「覚えなくちゃ、覚えなくちゃ」としっかと見た。が、覚えられない。細切れにしか。
 
 そんな悔しい思いをしているときふと頭に浮かんだのは中居君。SMAPの。
何かの番組で振付け師が1回やってみせたダンスを彼はすぐマスターして踊っていた。ジャニーズって、やるなぁ、と初めて感心した。あの、中居君でもすぐに覚えられちゃうんだ。歌が下手でも、ダンスはすぐ踊れるんだ。実際、彼の歌が下手かどうかもわたしは知らないが。
 そうえいば、ラスベガスのダンサーの裏舞台を描いた映画「ホニャララ」(もちろん、こんなタイトルではない。忘れたのだ。)でのオーディションシーンでも、1回振付け師が振付けた課題ダンスをすぐに皆踊っていた。
 わたしは焦った。そんなん、覚えられへん!最初のポーズすらおぼつかねぇ、と。ま、わたしがダンスのオーディションを受ける状況になるはずがないのだが。

 コパンくんにひきかえ、「六甲のおいしい水」のCMにでている阪神の選手は何なんだ。そして、誰なんだ?さらに、なぜ押尾コータローが出ているんだ。どちらかがどちらかのファンなのか?
 野球には興味がないが、そのユニフォームで阪神の選手だ、ということは分かる。顔の分かる選手も何人かはいる。でも、CMの人は知らない。知らない人が2リットル入りのペットボトルを両手に持って、手旗信号よろしく右手上げ、左手上げ、しながら、なんか言ってるのだが、すべてがぎこちないし、緊張しているのか仮面のように表情が固まっている。そこへ滑らかな押尾ギターが絡む。〆に、見知らぬ選手が
「今年も阪神やりまっせ!」と無表情に言い、コータローが
「頼むで!」と言う。
ワカラン。なぜこの人なのか。なぜ押尾コータローの「コータロー」は片仮名なのか。
 見た目の印象だろうか。物凄く難しい字を書くのだろうか。あるいは「孝太郎」という漢字で小泉首相の息子と同じ字だからか。・・・同じ字だとして、避ける理由は一体?
あるいは、ほんとに本名が片仮名なのか。
 あぁ、とてつもなく知りたい、というほどのことでもないのに「コータロー」についてあれこれ書いてしまった。でも、知ってる人がいたら教えてくれてもいいよ。本人歓迎。ついでにCMに起用された理由と、共演している選手の名前も教えて。しかし、せっかく教えてもらっても、選手の名前はすぐに忘れるかもしれない。
 ちなみに阪神の選手で知っているのは金本と井口と赤星。阪神の選手だと、思う。あと、外国人選手でモーフに似た音の名前の人がいたような気も、微かに、する。

儚げな蜻蛉

2005-07-27 11:45:12 | あれこれ
 黒くてヨタヨタ飛んでいる蜻蛉が好きだ。「とんぼ」という漢字は美しいなぁ。素で書けるようにしておこう。
 で、その黒くてヨタヨタ飛んでいる蜻蛉が、コンクリートの上で行き倒れていた。薄くて黒い羽が車輪に潰されコンクリートにへばりついている。轢かれていない方の羽が2枚、風でヨタヨタはためいていた。あるいは、飛ぼうとしていたのかもしれない。

 死ぬ時は畳の上で死にたい、とは思わないが、もしわたしがあの黒くてヨタヨタ飛ぶ蜻蛉だったら、土の上で死にたいと思ったような気がする。

暑さに 負けた~

2005-07-25 16:40:34 | あれこれ
 暑さのせいにしていいですか?やる気のなさを。
 証拠に、今日はやってますよ。台風が来ている影響か、風が吹いているから。
と、いうより、いい加減やらないと間に合わないしね。来月9日からはト-キョーのART SPACEでありんこ天国も参加する「キノコカフェ」が始まる。今迄、ミニコミ誌「きのこる。」のきのこグッズを作りたいコーナーで作ったブツを全部並べて貰う。
 さらに21日(日)には、ぬいぬいきのこ教室するのだよ、ありんこ。まだ、サンプルになるモンが全部出来てないだよ。やっと、コースターできただよ。でも、カタチ違いをもっと作りたいだよ。だからお願い、暑くならないで。

 裁縫を、汗水流してするのって、なんか違うじゃん!うち、エアコンないし、どのみちクーラー弱いし、扇風機あるけど、生温いし。
 さらに自分の体温で、より暑くなるのが許せない。腕から、胴体から、熱が放射されて、お互いを一層熱くしてしまう。
「お前、暑いんだよ!」と、二の腕が言い
「お前こそ!」と、胴体側面が返す、そんな独り芝居が繰り広げられるわたしの身体。
 だるいし、やる気でないし、家の階段を昇るのも億劫で途中休んでしまう。暑さに負けるのは、貧血のせいもあるに違いない。ヒジキを食べる量を増やしてみた。血よ、濃くなれ。
 とはいっても、多少数値が足りない程度の貧血だけどね。

 作りたくない時は、とりあえず読書に逃げる。頭の中を別世界にする。でも、そういうときに図書館で借りてくる本は、あまり面白くない。読み始めてしまった以上、読み終えなければ、という義務感でとにかく読み切るものの。
 さぼっている、という気分が、面白く無くさせるのかもしれないし、積極的に「読みたい!」と思って図書館に行くのでもないので、選ばれる本自身も投げやりにわたしの手に身をゆだねるのかもしれない。
 借りて来た本も読んでしまったので、手持ちの本を読んでみた。ミステリーで何度も読んでいる。にもかかわらず、犯人を途中まで忘れていた。こういうときは、記憶の薄さが有難いです。そして、面白かった・・・。

休日は読書

2005-07-20 22:08:55 | あれこれ
 昼寝した。
 バジルチョコ食べながら本読んだ。
 貰った御本。「里海に暮らす 瀬戸山玄(せとやま ふかし)/著」。たまに、眠くて眠気と戦いながら読んだ。

 里海(生活に密着した身近な海辺)に生きる人々を訪ねたノンフィクション。眠いからって、つまらない訳ではなく、特に木造船を作っている岩渕文雄さんの章は面白い。手軽なFRP船なんかに負けるな!でも、後継者がいないのだな。
 他には、雑魚といわれてしまう魚を使って干物を作っている人(食べたーい、その名も縄文干し)、年間四ヶ月だけ誇り高き北海道の天然昆布採り漁師、残りはトーキョーに出稼ぎに行く生活を20年来続けている人、サラリーマンからプロのカツオ釣り漁師を経て、カツオのタタキ作りを生業にしている人、の章を読み終わった。 
 どの人も、自分の仕事に熱心で、技術向上に余念がない。手軽な方向に動かない。目先の利益を優先せず、長い目で物事を判断する。あぁ、格好良い。
 やっぱ、金だけが世界じゃないよ、ホリエモン。すでに懐かしい感がする、ホリエモン。宇宙ビジネスに着手するとか。何やりたいのか、ワカラン人だ。

フラフラ

2005-07-19 12:40:24 | あれこれ
 きのう昼日中、京都の街を少し歩いたら、焼け溶けるかと思った。
 LIBRARY作品は、予定時間を大幅に超えつつも治療を無事終え、只今LIBRARY2005のプロジューサー篠原氏曰く、文学コーナーにて展示中。詳しくはありんこ天国HPTOPの下界情報をごらんください。

 焼け溶けそうな後、冷房の効いた部屋で搬入作業をしていたせいか、本日はしっかり夏風邪。しんどいなぁ。寝たいなぁ。でも、行く。

 今年、はじめて山鉾巡行を垣間見た。それを見に行くつもりで京の街へ出向いたのではないのだが、偶然通りかかった。
 先を急いでいたので、人が沢山いて鬱陶しいわ!と思ったくせに、鉾に乗った人が突然
「やー」とか「よー」とか忘れたけどナンか言って、鉾がグゴゴゴ、と交差点を曲がったのを目撃したときは素直に「うわーーーーっ」と感嘆してすげぇなぁ!と心の中で叫んだ。ちょっと鳥肌立ちました。
 それでもう、見られて良かったわ、と思う辺り、まことに単純なのであります。

 その日、目ざしていたのは元立誠小学校でやっていたART BEATと、古書と喫茶「ことばのはおと」でやるkamogawa de ee kaiwa。それにもうすぐ始まる「ぷ~ら」での手仕事小祭Part9の搬入。

 ART BEATは15・16・17日の3日間やっていて、参加するかどうか迷ったアートイベント。手づくり市もあるしなぁ、と。結局迷っているうちに締切りがきてしまった。
 ART BEATは以前、大阪でやっていて、その時参加していた。アートと音楽のイベントで、楽しかったんだよなぁ。今回は、友達が数人参加していて、参加は出来なかったけど遊びには行くことに。
 立誠小学校は町中にある古い学校で、大変趣がある。たまにイベントをやっているらしい。中に入るのは初めてだったけれど、窓やら薄暗い廊下やら、なかなか素敵。
 残念だったのは、アートブースの作りがスタイロボード丸出しだったりして小学校の雰囲気とそぐわなかったこと。資材を安くあげつつ、ちゃちくならないように、とは難しい問題だけど。
 そこで、「ぷ~ら」に飾って貰う為持っていた「大山椒魚腕人形」を友人・知人に見せまくる。なのに、うっかり写真を撮るのを忘れる。何の為に持って行ったデジカメ。
 この日は、講堂で「はじめにきよし」のライブがあったので、見たかったのだが、時間的にそれは無理。だと思っていたら、丁度リハ中で、少し聴くことが出来た。リハマニアとしては嬉しいひととき。相変わらずはじめさんは可愛らしく、のこぎりの音色は妖しく、きよしさんは怪しく、鍵盤ハーモニカの音色は軽やかだった。

 そこからいそいそと「ことばのはおと」へ。うっかり地図を持って行くのを忘れてちょっと遅れてしまう。
 シオさんとカレーを食べていたら、ee kaiwaのお客様が見えられて、3人でうだ~と過ごす。その間、はおとへのお客様は途切れることなく、大盛況。オーナーの中村さんも大忙しで、お話する暇がないくらい。
 ここは、町家を使っていて、クーラー入れてなかったけど、窓を開け放していたので全然暑くなくてとても快適だった。薄暗いトコ好きなのでほんとにほっこり。
 人間関係のことやら、恋愛のことやら話して時間はあっというまに過ぎていった。
 次回のkamogawa de ee kaiwa は8月28日です。場所はまだ決まっておりませんが、ゆっくりのんびりお話するだけ、の時間を過ごしたい人は、どうぞいらしてくださいな。

 その後、ぷ~らにブツをあれこれ置いて帰宅。ぷ~らの手仕事小祭についても下界情報をごらんください。「大山椒魚腕人形」がいますよ。はめて、遊んでね。暑いけど。