さて、いよいよadbを使う所まで来ました。
重要度の高い物から説明していきますが
通常起動時とリカバリーでは挙動が異なる物があります。
(リカバリー時の方がより自由度が高い)
ちなみにOSに元から入っているリカバリーはそのままの状態ではadb接続出来ません。
・adb logcat
端末のログをctrl-Cを押すまで出力し続けます。
リブート地獄に陥った時の原因解明とか、見かけ上フリーズしている様に見える場合に動いているかどうかを調べたり出来ます。
もしログが何も出力されない場合はカーネルの動作を疑うべきです。
・adb reboot
単にリブートするだけですが、非常に良く使います。
「adb reboot recovery」でリカバリーに再起動。「adb reboot bootloader」でブートローダーに再起動します。
再起動地獄に陥った場合はこれでリカバリーに抜けましょう。
・adb shell
引数無しで実行した場合は端末のシェルにログインし対話モードに入ります。
引数をつける場合は「adb shell ls」の様に実行可能なコマンドを付与します。
この場合はlsの結果を出力し戻ってきます。
長くなるので詳しいことは又後程記載します。
・adb pull
端末からリソースを引っこ抜きます。
例えば「adb pull /system/build.prop」こんな感じで。
又、「adb pull /system」とかやるとディレクトリ配下のファイル全てを引っこ抜きます。
・adb push
pushの逆で端末にリソースを突っ込みます。
これも単ファイル又はディレクトリ単位で実行出来ますが、 端末側が書き込める状態になっていないと失敗します。
端末に同名のファイルがあった場合には上書かれ、パーミッションが書き変わるので注意が必要です。
・adb install
所謂、野良apkとかPCからアプリをインストする場合に使います。
「adb install xx.apk」みたいな感じですね。
この機能を使うためには端末側で
「設定」→「アプリケーション」→「不明な提供元」
にチェックを入れておく必要があります。
もしインスト済みのアプリを再インストやバージョンアップしたい場合は 「adb install -r xx.apk」 の様にrオプションを付けます。
アプリにはcom.googole.android.apps.mapsの様に一意のIDが付いています。(apkファイル名と同じとは限りません)
どんなに内容が異なっていてもIDが被る物は同一のアプリと見なされ共存出来ません。
又、ここでは電子署名のチェックも入ります。
アプリを改造して自分で署名した場合等、インスト済みの物と署名が異なっていると弾かれます。
・adb uninstall
アプリをアンインストールします。
引数には上記のアプリIDを入力します。
IDを調べるには/data/appを覗くか、Android System Infoと言うアプリを使うと楽です。
大雑把にはこんな感じです。
次回はもう少し細かく見ていきましょう。
重要度の高い物から説明していきますが
通常起動時とリカバリーでは挙動が異なる物があります。
(リカバリー時の方がより自由度が高い)
ちなみにOSに元から入っているリカバリーはそのままの状態ではadb接続出来ません。
・adb logcat
端末のログをctrl-Cを押すまで出力し続けます。
リブート地獄に陥った時の原因解明とか、見かけ上フリーズしている様に見える場合に動いているかどうかを調べたり出来ます。
もしログが何も出力されない場合はカーネルの動作を疑うべきです。
・adb reboot
単にリブートするだけですが、非常に良く使います。
「adb reboot recovery」でリカバリーに再起動。「adb reboot bootloader」でブートローダーに再起動します。
再起動地獄に陥った場合はこれでリカバリーに抜けましょう。
・adb shell
引数無しで実行した場合は端末のシェルにログインし対話モードに入ります。
引数をつける場合は「adb shell ls」の様に実行可能なコマンドを付与します。
この場合はlsの結果を出力し戻ってきます。
長くなるので詳しいことは又後程記載します。
・adb pull
端末からリソースを引っこ抜きます。
例えば「adb pull /system/build.prop」こんな感じで。
又、「adb pull /system」とかやるとディレクトリ配下のファイル全てを引っこ抜きます。
・adb push
pushの逆で端末にリソースを突っ込みます。
これも単ファイル又はディレクトリ単位で実行出来ますが、 端末側が書き込める状態になっていないと失敗します。
端末に同名のファイルがあった場合には上書かれ、パーミッションが書き変わるので注意が必要です。
・adb install
所謂、野良apkとかPCからアプリをインストする場合に使います。
「adb install xx.apk」みたいな感じですね。
この機能を使うためには端末側で
「設定」→「アプリケーション」→「不明な提供元」
にチェックを入れておく必要があります。
もしインスト済みのアプリを再インストやバージョンアップしたい場合は 「adb install -r xx.apk」 の様にrオプションを付けます。
アプリにはcom.googole.android.apps.mapsの様に一意のIDが付いています。(apkファイル名と同じとは限りません)
どんなに内容が異なっていてもIDが被る物は同一のアプリと見なされ共存出来ません。
又、ここでは電子署名のチェックも入ります。
アプリを改造して自分で署名した場合等、インスト済みの物と署名が異なっていると弾かれます。
・adb uninstall
アプリをアンインストールします。
引数には上記のアプリIDを入力します。
IDを調べるには/data/appを覗くか、Android System Infoと言うアプリを使うと楽です。
大雑把にはこんな感じです。
次回はもう少し細かく見ていきましょう。