心の山を歩いていこう!

単に山頂を目指すより、山歩きそのものを楽しみたい。
そんな思いを備忘録として綴ります。

笠取山と唐松尾山へ、その1。

2018-06-02 21:00:00 | 山日記
雁峠付近から見た笠取山。
あのまま歩いて行きたかった。
その想いを携えた今回の山旅は笠取山から唐松尾山へ向かう。


雨はすっかり上がり、今日一日の晴れが約束されているかの様な明け方の空。



登山口からは石畳の歩道。歩き易すぎて返って戸惑う。



まだ昨日までの雨の湿気を含んだ空気が重くまとわり付く。



せせらぎの音が心地良い。澄み切った清流は目にも優しい。



登山道を覆う木の新緑を通して朝の陽射しが眩しく感じられる。



峠までは歩きやすくなだらかな道が続く。



峠道は林道。そして林道はそのまま小屋まで続いている。



笠取小屋。山小屋というより、キャンプ場のようなロケーション。



林を抜けると、マルバタケブキばかりの草原。鹿の食害のせいだろう。



さらに進むと、ついこの間訪れた雁坂峠から延びる山々が見える。



この道を行けば雁峠へ至る。朝なのに寂しさを感じる光景。



小さな分水嶺を越すと、笠取山が見えてきた。
秩父方面からの風が冷たくて我慢出来ず、ここで一枚羽織る。



視線を落とせば、朝露に濡れた草むらが光る。



笠取山へは直登ルートなんだ、と驚く。



見上げれば結構な斜度。一気に登っていく。



山頂から見た富士山方面の景色。



雁坂峠方面。ここ迄登ってしまえば視線と同じぐらいの高さ。
あの日見ていた笠取山に今自分がいる。



もう一つあった標柱。本当はこちらが山頂なのだろう。



(続く)


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