別山からの稜線も次第に近づいて来た。
このまま草地の中を歩いて行くのかと思いきや、またも低木林に入る。
段々と稜線がガスで霞んで来た。早く行かなくては、と思うが、中々足が進まない。
登りに差し掛かり、薄暗い樹林を行く。陽射しの織りなす模様が森に広がる。
先ほど通り過ぎたチブリ尾根避難小屋の赤い屋根が点になって見える。
敷き詰められた岩畳の登り道。直登に変わってきた。
木々の背が低くなり、左側から視界が開ける。
ハイマツの中の道。右手は既にガスの中。
ようやく、登りに終わりがみえた。
しかしながら、稜線は既にガスの中で眺望が得られない。別山からの御前峰が見たかったが致し方ないか。
南竜ヶ馬場へ向かう。草原のトラバースが延びる。
ニッコウキスゲの群落。ちょうど今が花盛り。
ギザギザのアップダウンが見える。
群落とまではいかないが、所々高山植物の花が目を楽しませてくれる。
しかしながら、稜線は既にガスの中で眺望が得られない。別山からの御前峰が見たかったが致し方ないか。
南竜ヶ馬場へ向かう。草原のトラバースが延びる。
ニッコウキスゲの群落。ちょうど今が花盛り。
ギザギザのアップダウンが見える。
群落とまではいかないが、所々高山植物の花が目を楽しませてくれる。
この先の窪地が天池。高層湿原の景色ではないのが残念。
先ほどまでは稜線左側が崩壊していたが、今度は右側の崩壊が激しい。
油坂に差し掛かる。疲れた足にこたえる下りが続く。
流れを渡り、登り返せば南竜湿原。そしてここが今日のゴール。
(続く)