北岳山頂より、これから向かう間ノ岳方面をながめる。
霞んで見える塩見岳はもっと彼方。
果たして明日辿り着けるのだろうか。
取り敢えず北岳山荘に向かって下っていく。振り返れば北岳山頂はもうあんなにも上。今更登り返せない。
北岳山荘まで降りてくる。この先はゆったりとした登りとなるが、山荘でテント泊している人達が羨ましく、誘惑にかられる。
振り返れば北岳に雲がかかっている。
晴れ間に山頂にいられてよかった。
中白根まではそんなに時間がかからないが、この辺りが長く感じられる地点。
中白根から見た間ノ岳。
緩やかな稜線慢歩といきたいが、今回は背中のザックの重さを感じるからどうだろうか。
稜線より西側斜面も黄色に染まっている。地味ながら秋をこんなところにまで感じる。
さあ、山頂が見える。改めて間ノ岳はズッシリとデカく、近いようでなかなか近づかない。
間ノ岳山頂。数えれば人生六回目の登頂。
標柱が新しくなっていて、三年前との違いに気付く。
農鳥岳方面。あさって登る予定だが、あさってという日がずっと先の未来に思えてくる。
今日の山旅も残すところ後二時間。
特に難所もなくこのまま歩いていけそうだな、と思っていた。
(続く)
霞んで見える塩見岳はもっと彼方。
果たして明日辿り着けるのだろうか。
取り敢えず北岳山荘に向かって下っていく。振り返れば北岳山頂はもうあんなにも上。今更登り返せない。
北岳山荘まで降りてくる。この先はゆったりとした登りとなるが、山荘でテント泊している人達が羨ましく、誘惑にかられる。
振り返れば北岳に雲がかかっている。
晴れ間に山頂にいられてよかった。
中白根まではそんなに時間がかからないが、この辺りが長く感じられる地点。
中白根から見た間ノ岳。
緩やかな稜線慢歩といきたいが、今回は背中のザックの重さを感じるからどうだろうか。
稜線より西側斜面も黄色に染まっている。地味ながら秋をこんなところにまで感じる。
さあ、山頂が見える。改めて間ノ岳はズッシリとデカく、近いようでなかなか近づかない。
間ノ岳山頂。数えれば人生六回目の登頂。
標柱が新しくなっていて、三年前との違いに気付く。
農鳥岳方面。あさって登る予定だが、あさってという日がずっと先の未来に思えてくる。
今日の山旅も残すところ後二時間。
特に難所もなくこのまま歩いていけそうだな、と思っていた。
(続く)