この夏、日帰りで、権現岳へ行った時のこと。権現岳から赤岳、阿弥陀岳を眺めながら、かれこれ四半世紀前に日帰りで舟山十文字路を基点に権現岳、赤岳を周回したのを思い出した。
もう日帰りでは無理だが、青年小屋キャンプ場に一泊する形で周回ルートを歩こうと思った。
林道終点に着く。あれこれ迷うが、川の先に崩れた道が見えるので、川を渡る。
巨岩が行く先をふさぐ。兎にも角にも直登すれば尾根に出るという事を信じるしかない。
ガスが流れてきた。ますます不安になる。
一旦登りは終わり、平坦な場所に出る。標高1,800m付近。気持ちを一度落ち着けて、また東に伸びる尾根を行く。
尾根道が細くなる。このルートならおそらく正規の登山道と合流するはず。
標識を見つける。字は読めないが、立場川ルートと合流でき、どっと緊張感が崩れる。
途中から見たギボシ。とんがった山容が見える。明日行くのが楽しみになってくる。
(続く)
舟山十文字路からまずは西岳へ向かう。林道を下って行く。
林道終点に着く。あれこれ迷うが、川の先に崩れた道が見えるので、川を渡る。
荒れた林道は旭小屋への看板が出ているが、それでは西岳からは外れるので、脇道へ向かう。
緩い尾根道に出る。標識がないので一度、削り出した林道へ行ってみるが、登山道らしき道に出会わないので、戻ってこの尾根道を登る。
緩い尾根道に出る。標識がないので一度、削り出した林道へ行ってみるが、登山道らしき道に出会わないので、戻ってこの尾根道を登る。
マーキングはあるが、標識は一切なく、疑心暗鬼ながら道なき道を登って行く。
巨岩が行く先をふさぐ。兎にも角にも直登すれば尾根に出るという事を信じるしかない。
ガスが流れてきた。ますます不安になる。
一旦登りは終わり、平坦な場所に出る。標高1,800m付近。気持ちを一度落ち着けて、また東に伸びる尾根を行く。
尾根道が細くなる。このルートならおそらく正規の登山道と合流するはず。
標識を見つける。字は読めないが、立場川ルートと合流でき、どっと緊張感が崩れる。
時々日が苔の登山道に射し込む。
堂々たるダケカンバ。おそらくこの辺りの主だろう。
見上げれば、色鮮やかな紅葉が森を飾る。
登りがキツくなり、やがて木々の背丈が低くなると、山頂も間近。
登りがキツくなり、やがて木々の背丈が低くなると、山頂も間近。
西岳山頂。思い描いていたルートとは違っていたようだが、なんとかここに辿り付けて本当に良かった。
ギボシ方面。ガスが掛かっているものの、夕時の陽射しに照らされ、堂々たる山容を見せる。
ギボシ方面。ガスが掛かっているものの、夕時の陽射しに照らされ、堂々たる山容を見せる。
ここから青年小屋まではほぼ平坦な道。昨日までの雨で苔もしっとりしている。
途中から見たギボシ。とんがった山容が見える。明日行くのが楽しみになってくる。
(続く)