先日、打ち合わせに来られた「拘り物件専門の工務店の社長さん」が、フローリングのオスモカラー下地塗装中の作業場を見て「地味な作業してるんやな、もっと流れ作業的な事をやっているやと思っていた」 褒め言葉かどうかわからないのですが、私は「いくら上質なフローリングでも1枚ずつ違うから、簡単には行かないですよ、1枚ずつ手作業で仕上げないと納得いかないしね」言うと、社長さんは「そやから岡角さんにいつもお願いしてるんや」・・・・・やっぱり褒め言葉だったのです。
今日は朝から、下地塗装を終えた「なら150N挽き板フローリング」を仕上げ塗装を行っています。塗料は当然フロアークリアーエキスプレス#3362艶消しを使っています。
木の目がキレイな流れなので木が主張せずにとても上品で美しい色合いに仕上がっています。
フローリングについて私も色々言いますが、やっぱり形状安定性が良くキレイな材が一番良いですね。
無垢の場合は節は少なめ、少なくても大きな「ドン節」はあきませんよ、広葉樹は絶対と言っていいほど狂いが生じる事が多い樹種です。
フローリングが悪いのではなく建築環境も大切です。
余談ですが、日本で一般的に使われている90mmや120mmのユニタイプのフローリングは世界からみたらガラパゴスで、ヨーロッパやアメリカでは使われていません。
いつまでも無駄な使い方をしていたら木が無くなってしまいます。
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