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昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

昭和21年生まれの頑固者が世相・趣味・想いを語る。日本の素晴らしさをもっと知り、この国に誇りを持って欲しい。

日本はどんなによい国か 幕末~明治に来た外国人が見た日本1

2015-09-13 01:46:47 | 日本の素晴らしさ
浦賀にペリーが来航(黒船来航)したのが1853年(嘉永6年)、その15年後には明治維新を迎えた。
永く鎖国政策をとっていた我が国は紆余曲折の末「開国」の道を選び、時代は明治へと繋がってゆく。

この明治維新前後の数十年は日本に大変革があった訳で、300年続いた徳川幕府が倒れ「王政復古」「廃藩置県」「殖産興業」「富国強兵」等々の施策導入があり、日本は近代国家への歩みを始めたと私たちは学んできた。
それでは、それまでの時代つまり直近の江戸時代は近代国家ではなかったのか・・・・・・電気・鉄道・工業機械・造船・兵器等々をとってみても彼我の差は激しく、近代国家であったとはとても言えないでだろう。
*まったく私の個人的思い出であるが・・・・・私が多分10歳の時(だから昭和30年前後)、家の照明器具が白熱灯から蛍光灯に替えた晩をわすれられない。電球でも不自由はしていなかったのだが、蛍光灯が点った時の明るさは強烈であった。それまでの照明が何であったのかと言うくらい明るく隅々まで照らした。
それまでの行灯・・・つまり蝋燭や菜種油の照明だったこの時代の人が、初めて電球が点灯した時どんなにビックリしたかが良く分かる。
それでは江戸の時代は近代国家でないが故に国民は不幸であったのか・・・・・・

時は封建時代で領主の専制・圧政の下、武士以外は高い年貢に悩まされ、自由も制限され幸せで明るい筈がない。こう考えるのがまず一般的であろう。
しかし、そうではないようである。
我々が考える以上に当時の市民は自由で、明るく、快活に過ごしているのだ。

それを証明するのが当時日本に来た各国の外交官や商人、医者等が書き残した書物である。当時の日本人自身は鎖国中でもあり、自らの位置は自分自身では残念ながら測定できない。それに比べてこれらの異邦人は自らの国だけでなく世界各国を巡ってきているので、そうした中で見た日本の記録は鮮明・公平であると言える。
中には女性一人で東北~北海道に旅行して細かく紀行文を残しているイザベラ・バードの様な人もいる。特に彼女は明治10年に私の地元、秋田にも寄っていて湯沢~横手~神宮寺~久保田(秋田)~大館等々の詳細な状況を書き残している。
私はそれらに触れてビックリした。各国の人々が日本を、近代以前の日本を褒め称えているのだ。
以降、何回かに分けてこれら外国人の見た日本の姿をご紹介したい。
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薬師寺東塔

2015-09-10 01:44:46 | 日本の素晴らしさ
薬師寺東塔の修復が終わりそうだとNHKで放送があった。
私がここに行ったのは、中学校の修学旅行だから、もう50年以上前の事だ。当時の管長は高田好胤師で、私ら子どもたちにも笑いを誘って面白く話をしてくれた。

しかし、この東塔の美しさは15歳の私に強烈な印象を与えた。
なんと美しいたたずまいか・・・・・
当時の中学三年の私が建築に興味があった訳ではないし、神社仏閣に特別な思い入れがあった訳でもない。
しかし、この建物の美しさ、優雅さは強烈に胸に刺さった。
奈良京都の修学旅行で色々と廻ったのだが、ここが一番思い出に残って、今も忘れられない。
NHKの放送では、ここの美しさを表現する言葉として「凍れる音楽」という表現があるのだと言っていた。
奈良時代の建造であるのだが、昔の建築技術は凄いと改めて感じた。




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日本の観光バスに心が震えた! 「どうして日本人はこんなことができるのか?」―中国ネット

2015-04-15 05:21:56 | 日本の素晴らしさ
ソース Record China
2015年4月7日、中国のあるネットユーザーが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で紹介した日本旅行の体験談が、他のネットユーザーの関心を呼んでいる。

投稿主によると、日本で乗った観光バスが移動途中で故障し、渋滞を引き起こしてしまったが、後続車はクラクションを鳴らすこともなく、ドライバーらは車を降りてバスを押すのを手伝ってくれた。
故障した部分が直るまでの十数分間、現場が混乱することもなく、バスの運転手は修理後すぐに出発するかと思いきや、車両をいったん道路脇のスペースに停車させ自らは降車。そして1台1台走りすぎる後続車に向かって頭を下げ、すべてが走り去った後にようやくバスを発車させたという。

この投稿に、他のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「こういう態度、中国人は日本人を見習うべきだ」
「この前、自分の住んでいるマンションの近くで朝の6時過ぎに10分以上クラクションを鳴らし続ける車がいた。自分が感心したのは、窓から顔を出してドライバーを怒鳴りつける住民がいなかったっていうこと。中国人はクラクションに対してこういう反応。暗黙の了解だ」

「中国人は今後数十年かけても日本人のモラルに追いつけるかどうか…」
「日本って素晴らしい」
「日本に移住しよう」

「以前、日本人の同僚と働いたことがある。日本人の勤勉な姿勢は感心させられる」
「日本人はまともなんだ」
「どうして日本人はこんな雰囲気が醸し出せるんだ?」
「日本の持つ『和』の雰囲気が大好き」(翻訳・編集/野谷)
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「学校にプールがある不思議」にショック、「薬局や美容院の質の高さ」に感動―韓国人が見た日本の姿

2015-04-13 04:56:46 | 日本の素晴らしさ
ソース Record China
韓国ってプールないのか!!
こうしたサイトを見ていると思わぬ発見でドッキリする。

2015年3月24日、誰しも外国に行くと、自国とは違う文化に触れて少なからぬカルチャーショックを受けるものだが、韓国人観光客も同じ。彼らの目に日本はどのように映っているのだろうか。

韓国人にとって不思議に思えるのはまず「日本のどの学校にも当たり前のようにプールがある」こと。
日本は水泳の授業を重視しているためだが、インターネットの掲示板にスレッドを立てたあるネットユーザーは、「韓国の学校では、夏休みになると、水泳に関する注意事項を記載したプリントを配り、水泳の際に起きた不測の事態は個人の責任だと知らせるだけ。溺れて命を落とすのを防ぐためにも、韓国も水泳の基本くらいは学校で教えた方が良い」と書き込んだ。

これについて、他のユーザーからは「さすが島国」「子どもたちに水泳を教えて未来の海軍兵士を育てようとしているのではないか」などとうがったコメントもあったが、「誰も教えてくれなかったから、大人になっても泳げないまま」「韓国の学校は勉強以外に何も教えてくれない」「水泳の授業を導入しようとしても、親たちが反対して大騒ぎになり、絶対に実現できない」などの意見が書き込まれた。

韓国人にとって日本のサービスの質の高さも驚きの対象であるようだ。
日本で暮らす韓国人男性は、薬局に行ったら、体調はどうか、服用中の他の薬との飲み合わせに問題はないかなどと細かくチェックした上、薬手帳まで渡されたことを紹介。薬剤師から受けたきめ細かな服薬指導に感動したと自身のブログにつづった。

また、新婚旅行で日本を訪れた韓国人女性が美容院に行ったときの体験をブログに書いている。
日本で暮らしていた友達から聞いていた日本の美容院の接客の良さや技術の高さを自分で確かめるために行ったが、「髪の毛が散乱している韓国と違って髪の毛一本落ちていなかった」「カラーリング剤やパーマ剤など薬品特有のきつい臭いは全くしないばかりか、むしろ店内には化粧品の甘い香りが漂っていた」ことに驚いた。

日本語のたどたどしい自分にも英語を織り交ぜながら丁寧に説明してくれ、要望を入れて完成した髪型も大満足だったとか。「これからは1年に1回は日本を訪れて髪を切ろうと決心した」という。韓国内でも日本ファンが確実に増えている。(編集/KO)
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アインシュタインやチャップリンが愛した日本と日本人

2015-04-12 03:42:57 | 日本の素晴らしさ
この動画の冒頭に「逝きし世の面影」渡辺京二著が出てくる。
このブログでも何度も採り上げてきたが、日本人の素晴らしさを外国人の目を通して描いたものだ。
今回の動画はアインシュタインとチャップリンの日本、日本人賞賛が描かれている。私はたまたまチャップリンの秘書となった日本人が特別に優れていた訳ではないと思っている。
明治維新前後に来た人たちが日本人の礼節・親切・正直・明朗・謙虚・品位等を誉め讃えているからだ。

アインシュタインやチャップリンが愛した日本と日本人
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中国人が学ばなければならない日本人の8つの長所とは―中国メディア

2015-04-11 04:25:32 | 日本の素晴らしさ
ソース Record China
コメントは特にありません、記事の通りだと思う!!

2015年4月4日、中国メディア・爪游控は「中国人が学ばなければならない日本人の8つの長所」と題した記事を掲載した。

1、真面目さ
日本人の真面目さは時として変態と思える程度に達しており、中国人とは比べものにならない。科学や研究などの分野でも、日本人の真面目さによって、ノーベル賞獲得に結びついた。デジタル製品やレンズ関連製品などの精密機器分野においては、何事にも真面目に取り組むその態度故に世界をリードしている。

日本:真面目
中国:適当

2、清潔さ
日本人は清潔を好み、その程度は潔癖症に達するほどで、世界でも有名だ。日本を訪れた際に、時代遅れだったり、洗練されていない場所は簡単に見つかるが、汚れきったままで放置されている場所を見つけるのは難しい。トイレで悪臭に悩まされることも少ない。

日本:清潔で、整理整頓が行き届いている
中国:衛生面については、まだまだ強化が必要

3、誠実さ
中国では落とし物を猫ばばしなかったことを大々的に宣伝するが、日本では逆に、猫ばばしたことがニュースになる。日本人の誠実さは世界で1、2を争うほどである。

日本:誠実第一
中国:利益第一

4、他人に迷惑をかけない
日本人は子供の頃から「他人に迷惑をかけることは良くないこと」という教育を受けているが、中国ではこうした分野の教育が欠けている。中国では他人に迷惑をかけるのは悪いことでなく、自分の不注意が原因で他人を不愉快にさせてしまっただけと考える傾向が強い。

日本:他人に迷惑をかけない
中国:他人に迷惑をかけているという意識がない

5、集団主義
日本人は、命令に従ったり、協力する能力に長けている。日本人が他人と歩調を上手く合わせることの長所は管理しやすいことだが、短所は一旦邪悪な勢力に掌握されてしまうと安易に従ってしまうこと。第二次世界大戦の侵略戦争はその典型的な例である。

日本:団体での協力を重視する
中国:自分が一番

6、開放的で、よく学ぶ
日本は島国であり、外来の事柄を積極的に受け入れてきた。古代に中国や西洋から入ってきた物事をアレンジして取り入れてきた。明治維新が最も顕著な例である。一方、中国は昔も今もさまざまな影響を恐れ、表面的なことだけを学ぶなど、つまらない見栄を張ることが多い。

日本:開放的で、よく吸収する
中国:根拠のない自信

7、秩序を守る
行列で、きちんと並んでいるのは多くが日本人で、バラバラに行動し、文句を言っているのは恐らく中国人である。割り込みに関しては、中国人の方が間違いなく上手い。

日本:秩序を守る
中国:紀律性に欠ける

8、礼儀正しい
中国が礼儀の国と言われたのも今は昔。日本の礼儀正しさを説明するために、私は「日本では犯人が脅迫電話を掛ける際にも相手に対して敬語を使う」と冗談めかして話すほどだ。

日本:礼儀を重んじる
中国:礼儀の国は過去のこと(翻訳・編集/秋田)
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帝国ホテルの対応の素晴らしさ!

2015-04-05 03:02:27 | 日本の素晴らしさ
黒人運動家が白人を優遇しない日本の帝国ホテルの対応に感動!!


帝国ホテルは日本を代表するホテルでいささか私らには敷居が高いのだが、上記動画の対応は立派だ。この動画の年代は1936年、昭和11年だ。
しかし、つい先日の東日本大震災の時にも敷居の高いホテルらしくない活動があったのを又々友人に教えられた。以下転載であります。
*帝国ホテル製のチョコレートは絶対に美味いです。

日本を代表する伝統的なホテルと言うと、まずは帝国ホテル東京とホテルオークラでしょう。
ホテルオークラは、新婚当時、妻と所要で上京した折に宿泊をしましたが、帝国ホテルは、宿泊していた英国のバイヤーとの商談でロビーを利用しただけで、今も憧れのホテルです。

帝国ホテルは、戦前に世界で唯一人種差別しない高級ホテルで有名だった。
普通、西欧のなどの高級ホテルも、列が出来ると白人が真っ先に優遇されるのが常識だったが、帝国ホテルだけはその常識を無視し、人種の違いに拘らず、最前列から対応していた。

怒った白人がクレームをつけたが、帝国ホテルの係員はそのクレームを無視し、「これが当ホテルのやり方です」と白人の客に返答した。
それが全世界の有色人種の間で大評判になった事があった。
そんな帝国ホテルにまつわる、素敵なエピソードを今日ご紹介しましょう。

東日本大震災が起きた11年3月11日、震度5の揺れがあった東京では交通網が完全にマヒ状態となり、街は約10万人の「帰宅難民」で溢れ返った。
タクシーはつかまらず、道路は大渋滞で、営業中の店は少なく、あっても満席で入れない。
新宿駅では、シャッターを閉めて客を追い出すという事態が起きていた中、大多数の人はトイレや空腹、寒さを我慢しながら歩き続けるしかなかった。

その夜、行き場をなくした2000人の人々のためにロビーや宴会場を開放したばかりか、毛布やペットボトルの水、保存食などを無料で提供したのが日比谷の帝国ホテル東京です。

当日、陣頭指揮を執ったチーフデューティマネージャーの、山本一郎さんは、地震による建物の損壊は客室の壁の一部に亀裂が入った程度で、電気やガス、水道などのインフラには支障なしだった事で、運が良かったと語る。

しかし毛布はまだしも、2000人分の水や保存食などは、日頃の備えがなければとっさに出てくるはずがない。
帝国ホテルでは、2005年から事業継続計画(BCP)の一環として、大規模災害に見舞われた際の対策マニュアルづくりに取り組んでいた。

阪神淡路大震災を経験したホテルオークラ神戸、神戸ポートピアホテル、ニューオータニ神戸などを訪問してヒアリングをしている。
震災対策マニュアルを作成した。
そのプロジェクトに参加していたのが、広報課長の小松崎宇弘さんでした。

マニュアルづくりにあたっては、社長の小林哲也をはじめとする経営陣に「もっと具体的に」と叱られながら表現を練っていったという。
誰がどうするかまで具体的に書かねば、非常時に使いものにならない。
『A非常階段の扉を開ける』と書いたなら、それは誰が開けにいくのかというような細部まできちんと詰めておく事が求められました。

マニュアルが完成したのは約2年前。
24時間・年中無休のホテル業では全館一斉に訓練を行う事は難しいが、年2回は大がかりな自衛消防訓練を行い、そのほかにも年5~6回、職場単位の訓練がある。

ホテル業は「顧客の命を預かる」という重大な責任を負う仕事です。
お客の安全・安心はホテル側が最も経費をかけ、重視する点で、何ごともなくて当たり前、何かあってはならない。
例えば帝国ホテルの客室の家具は、すべて角が丸くなっています。
暗闇の中でお客様が歩き回っても、ぶつかって怪我をしないようにとの配慮なのだとか。

これらすべての備えが、あの3月11日に生きた。
地震発生から僅か4分後には、総支配人を責任者とした現場指揮所を1階ロビーのフロント裏に設置し、館内放送で従業員に対して状況確認を命じる。
安全確認後は、お客に向けて「余震があるので、次の放送があるまでその場で待機してください」と英語と日本語の両方で指示した。

ロビーに続々と人が集まってきたのはその頃からだった。
予約客がチェックインしようとしてもエレベーターが停止したままなので、ロビーで待っていて貰うしかない。
その一方で、上階にいた人々は不安を感じて非常階段を使って下りてくる。
予定されていた宴席の招待客も、単なる通りすがりの人々も入ってくる。
そんな中、人々のために椅子を200脚用意し、タオルと氷の入った水を提供した。

帰宅難民に対してロビーを開放したのも、自然な流れだったと山本さんは振り返る。
「私がそうしようと決めて宣言したというより、スタッフが、『椅子をご用意しますか?』『お水をお配りしますか?』と聞いてくる。
その都度『はい、お願いします』と許可していきました」

その後は無我夢中だった。
ホテルはほぼ通常どおり営業を続けるかたわら、情報を求める人々のためにテレビを見やすい場所に設置し、電車の運行状況など新しい情報が入るたびに拡声器で案内するなどの対応を続けた。



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これが日本の伝統と品格

日本を代表する伝統的なホテルと言うと、まずは帝国ホテル東京とホテルオークラでしょう。
ホテルオークラは、新婚当時、妻と所要で上京した折に宿泊をしましたが、帝国ホテルは、宿泊していた英国のバイヤーとの商談でロビーを利用しただけで、今も憧れのホテルです。

帝国ホテルは、戦前に世界で唯一人種差別しない高級ホテルで有名だった。
普通、西欧のなどの高級ホテルも、列が出来ると白人が真っ先に優遇されるのが常識だったが、帝国ホテルだけはその常識を無視し、人種の違いに拘らず、最前列から対応していた。

怒った白人がクレームをつけたが、帝国ホテルの係員はそのクレームを無視し、「これが当ホテルのやり方です」と白人の客に返答した。
それが全世界の有色人種の間で大評判になった事があった。
そんな帝国ホテルにまつわる、素敵なエピソードを今日ご紹介しましょう。

東日本大震災が起きた11年3月11日、震度5の揺れがあった東京では交通網が完全にマヒ状態となり、街は約10万人の「帰宅難民」で溢れ返った。
タクシーはつかまらず、道路は大渋滞で、営業中の店は少なく、あっても満席で入れない。
新宿駅では、シャッターを閉めて客を追い出すという事態が起きていた中、大多数の人はトイレや空腹、寒さを我慢しながら歩き続けるしかなかった。

その夜、行き場をなくした2000人の人々のためにロビーや宴会場を開放したばかりか、毛布やペットボトルの水、保存食などを無料で提供したのが日比谷の帝国ホテル東京です。

当日、陣頭指揮を執ったチーフデューティマネージャーの、山本一郎さんは、地震による建物の損壊は客室の壁の一部に亀裂が入った程度で、電気やガス、水道などのインフラには支障なしだった事で、運が良かったと語る。

しかし毛布はまだしも、2000人分の水や保存食などは、日頃の備えがなければとっさに出てくるはずがない。
帝国ホテルでは、2005年から事業継続計画(BCP)の一環として、大規模災害に見舞われた際の対策マニュアルづくりに取り組んでいた。

阪神淡路大震災を経験したホテルオークラ神戸、神戸ポートピアホテル、ニューオータニ神戸などを訪問してヒアリングをしている。
震災対策マニュアルを作成した。
そのプロジェクトに参加していたのが、広報課長の小松崎宇弘さんでした。

マニュアルづくりにあたっては、社長の小林哲也をはじめとする経営陣に「もっと具体的に」と叱られながら表現を練っていったという。
誰がどうするかまで具体的に書かねば、非常時に使いものにならない。
『A非常階段の扉を開ける』と書いたなら、それは誰が開けにいくのかというような細部まできちんと詰めておく事が求められました。

マニュアルが完成したのは約2年前。
24時間・年中無休のホテル業では全館一斉に訓練を行う事は難しいが、年2回は大がかりな自衛消防訓練を行い、そのほかにも年5~6回、職場単位の訓練がある。

ホテル業は「顧客の命を預かる」という重大な責任を負う仕事です。
お客の安全・安心はホテル側が最も経費をかけ、重視する点で、何ごともなくて当たり前、何かあってはならない。
例えば帝国ホテルの客室の家具は、すべて角が丸くなっています。
暗闇の中でお客様が歩き回っても、ぶつかって怪我をしないようにとの配慮なのだとか。

これらすべての備えが、あの3月11日に生きた。
地震発生から僅か4分後には、総支配人を責任者とした現場指揮所を1階ロビーのフロント裏に設置し、館内放送で従業員に対して状況確認を命じる。
安全確認後は、お客に向けて「余震があるので、次の放送があるまでその場で待機してください」と英語と日本語の両方で指示した。

ロビーに続々と人が集まってきたのはその頃からだった。
予約客がチェックインしようとしてもエレベーターが停止したままなので、ロビーで待っていて貰うしかない。
その一方で、上階にいた人々は不安を感じて非常階段を使って下りてくる。
予定されていた宴席の招待客も、単なる通りすがりの人々も入ってくる。
そんな中、人々のために椅子を200脚用意し、タオルと氷の入った水を提供した。

帰宅難民に対してロビーを開放したのも、自然な流れだったと山本さんは振り返る。
「私がそうしようと決めて宣言したというより、スタッフが、『椅子をご用意しますか?』『お水をお配りしますか?』と聞いてくる。
その都度『はい、お願いします』と許可していきました」

その後は無我夢中だった。
ホテルはほぼ通常どおり営業を続けるかたわら、情報を求める人々のためにテレビを見やすい場所に設置し、電車の運行状況など新しい情報が入るたびに拡声器で案内するなどの対応を続けた。

コメント欄に続く。

2015年03月12日 05時53分 [ 通報する ]
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1 ひげのととろさん 2015年03月12日 05時54分

続きです。

日が暮れて気温が下がってくると、ロビーはおろか、地下のショッピングアーケードから2階の宴会場まで、人で埋め尽くされた。
JRが止まったままの中、私鉄や地下鉄は順次運行を再開していたが、「いつ止まるかわからない電車に乗るより、ここで一夜を明かしたほうが安全」と判断した人が多かったのだろう。
絨毯敷きの床で毛布にくるまってごろ寝する人たちの数は、ピーク時には2000人を数えた。

翌朝6時30分には水とパンを再度配布したほか、宴会場で温かい野菜スープを振る舞った。
7時すぎにJRが運行を一部再開。
午前11時頃ロビーにいた帰宅困難者が全員いなくなった時、ようやく山本さんは胸をなで下ろした。

だが話はそれだけでは終わらない。
ロビーで一夜を明かした人々から、お礼の電話や手紙がひっきりなしに届き出したのです。
どの手紙にも、感謝の言葉が切々と綴られていた。

その中からいくつかを紹介すると、
“寒かったから室内にいられるだけでも有り難かったのに、お水や食料まで差し入れして貰った”
“近隣の外資系ホテルではドアを開けても呉れなかったのに、毛布を貸してくれたばかりか、毛布の数が足りなくなったら大判のバスタオルを出して来てくれた”

“携帯電話の電池が切れて途方に暮れていた時、フロントで充電してくれたおかげで家族と連絡が取れた”。

2000人の中には、ホテルとは無関係な、いわば通りすがりの人々も多かったはずであるが、にも関らず、分け隔てなく水や保存食を提供した。
実は帝国ホテルでは1923年の関東大震災の時も、避難してきた人々におにぎりなどの食料を提供している。

「困っているお客様がいれば、どうしてもお助けしたくなってしまう。
なんとかしてお客様のお役に立ちたいというホテルマンの使命感は受け継がれているかもしれません」
どうですか、とても素敵なお話でしょう。

話の中に、「ドアを開けてもくれなかった近隣の外資系ホテル」とありましたが、これ等の外資系チェーンホテルは、防犯マニュアルがしっかりした良いホテルなのでしょうね。
何故なら、日本以外の外国なら絶対混乱に乗じた略奪や破壊が起きるものだから、当然のホテル対応なのでしょう。

帝国ホテルの様な対応が出来るのは、「お・も・て・な・し」という、接客の真髄を見る事が出来ます。
これこそが民族と国家の品格の違いと言うものなのでしょうね。
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中国人観光客が韓国より日本を選ぶ「4つの理由」

2015-04-04 01:52:10 | 日本の素晴らしさ
日本を選ぶ「4つの理由」の表題だが、実は・・・・・・より重要な点が出てくる、それが「親切」と「低価格」というのだが・・・・
「親切」はそうだと思うが「低価格」とは本当か?
中国ってそんなに物価高いのか?よー分からない!!

韓国メディア・KBSは29日、今年の春節(旧正月)期間、韓国と日本はともに中国人観光客の呼び込みに成功したが、より中国人観光客の心をとらえたのは日本だったと報じた。

報道によると、日本は今年の春節前後の10日間で、昨年1~3月の実績とほぼ同数の約45万人の中国人観光客を誘致した。
中には日本で総額約20万元(約386万円)の「コンテナショッピング」をした中国人もいた。日本メディアはこぞってこうした状況を「興奮して」伝える一方、中国メディアは便座や電気炊飯器などを日本で大量に購入する自国民の行動を「合理的ではない」と批判している。

中国メディアは訪日旅行者の急増として四つの原因を挙げている。
円安と免税範囲の拡大、観光ビザ発給要件の緩和、航空旅行費用の低下だ。

だが、より重要な理由が日本人の「親切」と「低価格」だ。
韓国と日本の両国を訪問したある中国人は、「韓国を訪問して、日本がより好きになった」と語ったという。
その理由は、韓国で中国人が行かないような店に行ってみると、韓国人は中国人観光客を無視する傾向があったという。
ところが、日本では店員が常に礼儀正しかった。この中国人はさらに、日本は中国に比べブランド品の価格は2~3割、化粧品では5割程度安く、「真のショッピング天国はソウルでも米国でも欧州でもなく、断然日本だ」と主張している。中国メディアに登場するその他の中国人旅行者も、ショッピングに最適な地として東京を挙げる人が多いという。

こうしたことから、訪日する中国人観光客はさらに増えることが予想されるが、すでにその兆しは表れている。駐上海日本総領事館のホームページには、11日から当分の間、日本を訪問する中国の団体観光客に白無地のビザを発給するという通知が掲載された。ビザ申請者が爆発的に増えたため、領事館が準備していたビザ用紙が底をついてしまったためだ。

KBSは、日本がこうした状況にある一方で、香港では中国人旅行者への反対デモも発生し、観光客が減少していることも紹介。「韓国が行くべき道は香港モデルではなく、日本モデルだという事は明らかだ」と、日本を見習うよう訴えている。

この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

「私が中国人でも韓国に行くんだったら、日本に行く。親切で安くて品質がいい」

「韓国の商売人は将来を考えていない。今日売れればいいと思っている」

「日本で百貨店に行くと2万ウォンのものを買っても跪いてくれる。親切が体に染み込んでいる。韓国では他人に被害を与える。国民全体が反省したほうがいい」

「日本人は韓国みたいに騙さない」

「日本は定価。韓国はぼったくり」

「東大門に外国人の友人を連れて行ったら、私に聞こえる声で悪口を言われた。とても恥ずかしかった」

「韓国はものを売るのに一生懸命だが、日本は客の心を奪おうと必死」

「明洞に行くと3度驚く。まずは中国人の多さに驚き、次に値段が異様に高くて驚く。最後に中国人観光客に不親切な店員を見て、また驚く」

「先進国と比較すること自体がナンセンス。韓国と同じようなレベルのところと比較してほしい」

「円安で品質もいい。当然、日本だ」

「中国人を無視する根拠のない優越感からなくさなければならない」

「日本は韓国が絶対に乗り越えられない国」

「言葉が通じなくても韓国人が不親切なのは中国人観光客にも雰囲気で伝わっていると思う。日本人は韓国人も中国人も人間だと思っていないが、絶対に表には出さない」(編集 MJ)
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「日本と日本人に学ぶべきところを挙げよう」―中国ネット

2015-04-03 03:35:18 | 日本の素晴らしさ
ソース Record China
私達、日本人は自分の誇れることを自らは公言しない。それは卑しいことだと思っている。
私はここで度々日本の素晴らしさを記事にするのだが、これは自らを誇っているのではない。観点はいつも外国から見た日本の素晴らしさだ。勿論批判があれば、それも記事にしたい。
「私達はこう見られている(らしい)」を知ることも必要なのだと思う。

2015年3月10日、中国のインターネット掲示板に、「日本と日本人に学ぶべきところを挙げよう」と題するスレッドが立った。

スレッドを立てたネットユーザーは、「いろいろな意見はあるだろうが、日本は私たちより進んでいて文明的であることは確かで、多くの面で私たちの手本だ。日本人の行動が心からのものか、そうでないかは置いておくとして、これは素晴らしいと思ったものを挙げてほしい」と書き込んでいる。

これに対して、ほかのネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「私たちが日本人に一番学ばなければならないのは羞恥心だろう」

「痰を吐かない、ポイ捨てしない、公共の物を壊さない、環境破壊しない、信号を無視しない、公共の場所ではたばこを吸わない、言葉使いが汚くない…」

「日本人の素養はそれほど高くない。ほとんどの日本人が信号を無視しないのは、赤信号では止まらないといけないと教えられているから。これは素養ではなく、社会常識の問題」

「伝統を重んじながらも、西方の文化をうまく取り入れているところは素晴らしい。科学技術とか、音楽とか」

「ものすごく寒い日に、友人たちと海辺に遊びに行った。みんな口々に『寒い、寒い』と言っていたが、日本人の女の子だけは何も言わなかった。彼女の顔には『忍』の一文字が書いてあった」

「こんな話を聞いたことがある。日中の子どもがキャンプに行ったとき、中国の子どもは行きの車の中でお菓子を全部食べ尽くしてしまい、日本の子どもが自分のお菓子を中国の子どもに分けてあげた。この20年間の私たちの教育は失敗だった」

「先日、関西国際空港からアウトレットへ向かうためにタクシーに乗った。タクシーを降りるときに運転手さんにアウトレットの方向を尋ねた。すると、おもむろにエンジンを止め、外に出て私たちを入口まで案内してくれた。そして、私たちにお辞儀をして、走ってタクシーに戻っていった。日本人のサービスが素晴らしいのは、ばかでもわかるほど徹底していることだ」

「動物園に行ったとき、日本人の子どもがいた。動物を見て喜ぶ姿は純粋で愛らしかった。それに引きかえ、中国の子どもはずる賢くてわがまま。中国の未来が思いやられる」(翻訳・編集/北田)
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イギリス人が見た日本食の味の原点(日)

2015-04-01 01:39:02 | 日本の素晴らしさ
最初にお断りいたしますが、動画の最初に広告らしいものが入ります。
さて、今日の動画は「鰹節」の製造現場にイギリス人が訪れ、その逐一をレポートします。ならば、我々日本人がこれを知っているかと言えば・・・・そんな事はない!
鰹節の製造工程はこれが編み出された太古からかわっていない。
鰹にカビを繁殖させ、この力で水分を抜き旨味を蓄えさせる。太古から伝わる日本の発酵食品であるばかりでなく、最近に世界で話題にキーワードになっている
      旨味(UMAMI)
の原点でもある。

イギリス人が見た日本食の味の原点
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麺ブーム到来? ラーメン専門店にぎわう モスクワ

2015-03-31 03:21:11 | 日本の素晴らしさ
思わぬラーメン談義になってしまっている。
最近のブームは「つけ麺」らしい。私の住まいの近くにその店があり、何度か行ったのだが中々にいける。
独特のレシピで人気は二郎系ラーメンで太麺・もやしたっぷり・厚いチャーシューが特徴だが、我が秋田にもこの系統の店「マシンガン」が人気だ。
私は食していないが「汁なし担々麺」も人気と聞く。

しかし、最近のラーメンは脂ギトギトでたまに昔ながらのラーメンというより”支那そば”に巡りあうとなぜかホッとする。
さて今日はモスクワ、美味いものに国境はない。

麺ブーム到来? ラーメン専門店にぎわう モスクワ
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フランス人に大人気の日本のラーメン(日)

2015-03-30 03:54:53 | 日本の素晴らしさ
ラーメンはフランスでも大人気というのが今日の動画だ。
さて、私が子供の頃ラーメンは”支那そば”とも言った。素朴な醤油味であったと記憶する。
ご当地ラーメンの魁は「札幌ラーメン」でなかったろうか。私は当時札幌にいたのだが味噌味、モヤシたっぷりは、それまでの支那そばとは大きく違っていた。
その後に思いつくまま記せば喜多方ラーメン、博多ラーメンなどが続出、味付けも豚骨などバリエーションに飛んだ。

なんでであろう・・・・・・散々に呑んだあとのラーメンは美味い!!!

フランス人に大人気の日本のラーメン(日)
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急速に発展する日本ラーメン店 米NY

2015-03-29 00:51:08 | 日本の素晴らしさ
世界的に日本料理がブームになっているらしい。
その最初は寿司であったと思うのだが、以降は天麩羅、和牛等々に拡がっている。
そして今、世界を席巻しそうなのが”ラーメン”だと言う。

ちょっと待て・・・・ラーメンは日本料理か?
勿論そうではない。中国から伝わってきた麺料理だ。しかし、日本でラーメンは日本流に形を変え、日本独特の料理になっているのは否定出来ない。
ここで注意せねばならんのが、お隣韓国の「ウリジナル」だ。
ご承知の様に韓国ではあらゆる事象が「韓国起源」だと言い張っている。主な物を挙げればソメイヨシノを始め侍、日本刀、剣道、空手といった武術・武道関連、歌舞伎や折り紙といった伝統文化、寿司や沢庵といった和食まで韓国が起源と主張している。このデタラメ振りは笑うしかないのだが、ラーメンが日本料理と声高に主張すればこのウリジナルの二の舞いになりかねない。

ラーメンの起源は中国だ、これは間違いない。
ただ、今の日本のラーメンは中国のラーメンとは程遠い。日本の工夫や細工が中国のラーメンとは程遠いものに成り代わっている。
だからこの中国の放送局は”日本ラーメン”と言っている。
だがしかし・・・・・こう言ってはいけない「ラーメンは日本料理だ」。

急速に発展する日本ラーメン店 米NY
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日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう ベンゲル監督

2015-03-28 04:23:33 | 日本の素晴らしさ
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFC監督が、1995~1996年の短い間であったが名古屋グランパスの監督を務めていたのは奇跡ともいえよう。
この直後に現在監督を務めるアーセナルに移籍したのだが、アーセナルがイギリス国外から監督を迎えるのはクラブ創設以来初めてのことだったそうだ。
現在も監督を努めているがアーセナル史上最長であることから、彼の優秀さが分かる。


アーセン・ベンゲル OBE(Arsène Wenger OBE, 1949年10月22日 - )は、ドイツ(アルザス)系フランス人のサッカー指導者。イングランド・プレミアリーグのアーセナルFC監督。

2002年、フランス政府よりレジオン・ド=ヌール勲章を受勲。2003年、イギリスサッカーに対する功績により、大英帝国勲章を受勲。フランス語、アルザス語、ドイツ語、英語に堪能で、イタリア語、スペイン語、日本語もある程度話せる。ストラスブール大学卒業(工学士、経済学修士)。


今日紹介するのは、彼が残した言葉だ。日本の素晴らしさを以下のように語っている。

日本人はヨーロッパを美しく誤解している。
しかし実際のヨーロッパは全然違う。

日本が東京のような大都会とすれば、ヨーロッパはアフリカのサバンナのようなところだ。
治安が悪いのはもちろんのこと、
日本人と比較すればヨーロッパ人の民度は恐ろしく低く、
日本では当たり前に通用する善意や思いやりは全く通じない。
隙あらばだまそうとする奴ばかりだ。

日本と違い階級社会である為、会話の全く通じない無知な愚か者も多い。
私は、時々、欧州事情に疎い日本人が欧州に行ったら、精神に異常を来たしてしまうのではないか?
と心配することがよくある。

欧州について何も知らない日本人が欧州に移り住むというのは、
都会の快適な場所に住んでいる人間を、ライオンがうようよいるアフリカのサバンナに丸裸で放り込むのと変わらないだろう。
悲惨な結果になるのは目に見えている。

日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。
これは私の確信であり事実だ。

問題は、日本の素晴らしさ・突出したレベルの高さについて、日本人自身が全くわかっていない事だ。
おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。
最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気とわかって心底驚いた記憶がある。

信じられるかい?
こんな理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。 
本当に奇妙な人達だ。
しかし我々欧州の人間から見ると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。

だから、私はいつも、欧州に行きたいという選手がいたら、よく考えて決めるべきとアドバイスしている。
日本でレベルアップできるなら、日本より(国の発展が)遅れている欧州諸国に行く必要は全く無い。
欧州では人種差別もあるので、力があっても出場すらさせてもらえないかもしれない。
リスクが大きすぎるのだ。

日本のリーグのレベルを上げる事の方を、安易な欧州進出よりも優先すべきである。
もしどうしても行きたければ、ドイツのような人種差別意識の低い国のリーグか、ビッグリーグよりレベルの少し落ちる国のリーグに行って、実績を積んでから、ビッグリーグに移籍すべきだ。 』

元名古屋グランパスエイトの監督 アーセン・ベンゲルの言葉。
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日本人 韓国人 中国人の見分け方【武田鉄矢】

2015-03-23 03:47:04 | 日本の素晴らしさ
昨日に記事にした武田鉄矢氏のベトナム人の日本人の見分け方・・・・動画を見つけてきましたので、下記にアップいたします。
ひとつ間違えてました。食事の時に手を合わせは食前(いただきます)でなく、食後の(ごちそうさまでした)でした。陳謝!!

日本人 韓国人 中国人の見分け方【武田鉄矢】
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