阿羅漢果までの道のり

悟りの階梯 阿羅漢果までの道のりで感じた事、
この世界の真理について時間の許す限り記事を書いていこうと思います。

なぜ、人は生きなければならないのか?

2013-06-29 00:17:00 | 本質
少し、期間が空きましたが

前の記事の続きです。

生まれてくる意味が幸せになるため、と書きました。

なぜ、人は生きなければいけないか?の答えは、

幸せを経験するため、です。

生まれてくる意味と生きなければいけない理由は

意味合いが似ていますがイコールではありません。


“この世”という世界は非常によく出来ています。

幸せを感じるために、

不幸(不自由)を必ず経験させられます。

幸せな状態がずっと続いても、

幸せな状態しか経験していなければ、それが幸せかどうかなんて

ヒトにはわからないんです。

だから、幸せな状態と反対の不幸な状態が用意されているんです。


各人が抱く“幸せ”という概念はそれぞれ違います。

よって“この世”で経験する“幸せ”は人によって違います。

Aという人がいたとします。

その人が生まれてくる前に“あの世”で

「健康であればきっと幸せのはずだ。」と考えていたとしましょう。

そうすると、“この世”では“健康状態”に沿ったイベントが待っています。

20歳までは風邪もひいた事がないほど、健康な体だったのに、

それが20歳を超えると、完治不可能の難病に罹る。

その病気で死に至るとしても、これは意味ある人生なんです。

何が言いたいかというと

“この世”は“仮説検証の場”なんです。

1度の人生で、1つの仮説を検証するための世界なんです。


ここまでをまとめると

“あの世”で考えた仮説で幸せになれるかどうか検証するために

生まれ、生きているんです。


全ての人に、人生の仮説があります。

もし、あなたが何かの問題に直面しているのであれば

逃げずに、その問題に取りかかって下さい。

あなたが問題を先送りすれば、するほど、

問題は大きくなってあなたの前に現れます。

次は“死”についての記事を書きます。
合わせて“自殺”にも触れようと思います。


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