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佐賀県主催「原発説明会」やっとまともな?説明会

2011年07月09日 | Weblog
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1981342.article.html

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ストレステストに疑念噴出 県主催「原発説明会」
 九州電力玄海原発2、3号機(東松浦郡玄海町)の再稼働問題で、佐賀県主催の県民説明会が8日、多久市中央公民館で開かれた。経産省原子力安全・保安院が緊急安全対策や国のストレステスト(耐性評価)について説明。参加者からはストレステストを国の「安全宣言」前に実施しなかったことや福島第1原発事故が収束しない中で再稼働を急ぐ姿勢に疑念が噴出した。

 

 九電の「やらせメール」問題の舞台ともなり、不評だった6月26日の国主催「説明番組」の続編として開催。前回の出演者7人のうち4人が登壇、後半は会場から質問を受けた。司会は前回に続き、寺崎宗俊元佐賀新聞社編集主幹が務めた。各市町に応募した一般参加者や首長、県議ら約350人が参加した。

 

 冒頭、保安院の山本哲也原発検査課長が「ストレステストの実施で大変、大きな混乱を招いた」と謝罪。テストは欧州を参考に安全設備の強度などについて、どこまで耐えられるかを評価すると説明したが、具体的な内容や時期の答えはなかった。この段階での実施表明については「順番が逆になった点は反省している」と述べ、九電のメール問題に対しては「言語道断だ」とした。

 

 登壇者からは「極めて唐突で、ついていけない」「政府の方針がぶれまくり、地元は翻弄(ほんろう)されている。政府の統一見解で発信を」など厳しい意見が相次いだ。

 

 会場からは抽選で9人が質問、「保安院の言うことは絶対に信じられない」「不便や産業への打撃があっても廃炉の方向に進んでほしい」など反対意見や九電メール問題への批判が出た一方、「やっぱり電気は必要」と再稼働を求める声もあった。

 

 説明会後、登壇者の一人は「県民のうっぷんが出た。もっと何度もやるべきだ」とさらなる説明会開催を求めた。

 

 古川康知事は「実りはあった。こうしたやり方は一つの区切り。次の段階で開催を求める声があれば考えたい」と述べ、今後については「ストレステストの議論を注視する。位置づけや政府の共通認識が示されるのを見ながら対応を考える」と話した。


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