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CIAの工作員がアルジェリアのガスプラント襲撃に責任を負う

2013年01月25日 | Weblog
ベルモクタールとCIA

CIAの工作員がアルジェリアのガスプラント襲撃に責任を負う
元記事:CIA Operative Takes Responsibility for Algerian Gas Plant Attack



ベルモクタール(武装勢力のリーダーで事件の首謀者とされている人物、ビデオ声明がある)はアフガニスタンでCIAによって雇われ、訓練された。
ベルモクタールは北アフリカから雇われた「アフガン・アラブ」であり、CIAやパキスタンのISIのムジャヒディンと協力して戦っていた。なお、ISIのムジャヒディンは後に分裂してアルカイダとタリバンになっている。
50万人の命が奪われたと言われるアフガン内戦の後に、ベルモクタールは1993年にアルジェリアに戻り、GSPCに加わっている。
GSPCは元GIAの司令官のハッサン・ハタブが創設したと言われている。
アルジェリア軍のスパイ防止活動の専門家で副長であるMohammed Samraouiによると、GSPCはアルジェリア軍によって作られ、穏健なアルジェリアの選挙で権力を得たと思われた政党であるイスラム救国戦線を弱めつぶすことが目的であったという。
GSPCのメンバーはアフガニスタンのジハドから戻って後、アルジェリアの諜報部に雇われた。

アルジェリアの非常にセンセーショナルな襲撃は、今や、メディアによってプロパガンダ・ツールとして利用されていて、テロとの国際的な戦いや、CIA、パキスタンのISI、MI6によって作られて、サウジ・アラビアやカタールなどが資金を出しているアルカイダや関係するサラフィストグループによる惨劇に再びハイライトを当てるために使われている。

※GSPC
【略】=Salafist Group for Call and Combat●サラフィスト・グループ◆ハッサン・ハタブが率いる勢力。2001年9月11日に米国で起きた同時多発テロ事件の首謀者とされるオサマ・ビン・ラディン氏の率いるアル・カイダのネットワークを構成するテロ組織の一つ。武装イスラム集団の分派で、アルジェリアで最も過激な反政府勢力でもある。

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