モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

菜種梅雨

2024年04月08日 | 島景色

 日本列島の太平洋側にある停滞前線の影響で雨の日が続いています。暖かい春の雨、島のいたるところで春の花々が雨の雫をまとっています。

 

 山肌にオオシマザクラの白い花々でできたスポット状の模様が点々と広がり、それは麓から頂上へ向かって一気に駆け上がっていきます。

 

 海岸沿いに多く自生しているマルバアキグミも開花時期を迎え、辺り一面に甘い花の芳香を漂わせています。

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雨に煙る

2024年03月25日 | 島景色

 

 寒の戻りで真冬並みの寒さとなっていましたが、南寄りの風に変わり暖かくなって本格的な春を迎えそうです。絶え間なく細かな雨が優しく降りそそぎ、島全体を霧のように覆って遠くの景色が霞んでいます。

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早春の薄明

2024年03月17日 | 島景色

 

 小春日和の多い冬となりましたが、それでも例年の冷え込みほどではないものの明け方は寒くなりました。ここ何日かは少し寒さも緩み春を実感できるようになってきましたが、3月中はまだ寒の戻りもある予報です。

 3月に入ってからは日中に鶯のさえずりも多くなり、海岸沿いでは子育てのため渡ってきたウミネコたちも見られます。また、森では多くの樹々が芽吹き始めています。

 4月に入れば本格的な春となり暖かく??? …暑くなってくるかもしれません。

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満開のカワヅザクラ?

2024年02月08日 | 島景色

 

 先日、日本列島の南岸を発達しながら通過した低気圧の影響で、八丈島では南寄りの風が吹き荒れました。その影響でカワヅザクラ?ヒガンザクラの花も散ってしまったのではないかと、心配になり確認しに行ったところ、散ることなく今年も満開の桜を楽しむことができました。その花々には沢山のミツバチやメジロが蜜を求めて集まっており、羽音やさえずりが絶え間く聞こえてきました。

 最初はヒガンザクラかと思っていたのですが、開花時期から判断するとカワヅザクラかそれに近い種ではないかと思われます。

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アロエの花

2024年01月14日 | 島景色

 

 アロエの花が満開となり見頃を迎えています。このアロエの花は細長い鞘のような花の集合体で、下側から上側に向かって順番に開花していきます。

 気温が上昇する正午近くの短い時間でしたが、アロエの花の朱色の花粉を脚につけた沢山のミツバチ達を見かけました。花の少ない冬季、ミツバチ達の貴重な食料となっているようです。このミツバチ達は体全体が黒っぽくないため、“ニホンミツバチ”ではなく“セイヨウミツバチ”のようです。真冬も活動するのですね。「常春の島・八丈島」といわれるほど年間を通して暖かい八丈島ですが、この時期にミツバチを確認するのは初めてです。花を撮影中に羽音を聞いてミツバチを確認した際は、「この時期にミツバチ?」と驚かされ、周りを改めて確認すると多数のミツバチ達がいることに再度驚かされました。もしかすると、これも温暖化の影響ですかね…。

 1月に高知県で菜の花の開花を知らせるニュース映像が流れており、そこにはミツバチも映っていました。どうやら真冬でも気象条件等が揃えば活動するようです。

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彩雲

2023年12月31日 | 島景色

 

 発達した低気圧の影響で大荒れとなり、南下した寒気の影響もあって冷え込んだ年も押し迫った日に、ふと空を見上げると細長く小さな彩雲を見ることができました。彩雲は吉兆とされているようです。2024年も皆様方にとって良い年でありますように。

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寒気凜冽

2023年11月18日 | 島景色

 

 寒気の影響で全国的に真冬のように冷え込んだ日、八丈島でも冷たい強風が吹き荒れ、屋外では手がかじかむほどの寒さとなりました。これは秋に突然、冬日になってしまった夕暮れ間近の八丈島近海の景色です。寒々とした暗雲の雲間から暖かな陽光がスポットライトとなって、漆黒の闇に覆われた海面を照らし出しているかのような光景でした。

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洋上の大雨

2023年11月13日 | 島景色

 

 八丈島の沖合を激しい雨を降らせながら移動していく雨雲です。太平洋に浮かぶ温暖な気候の八丈島では昔からよくある光景です。

 近年、温暖化による海水の上昇により大量の水蒸気が発生し、日本各地で豪雨や大雪の災害が顕著になってきているようです。

 日本は小さな島国、温暖化により日本列島全体が八丈島のような気候に変動してしまっているということでしょうかね?

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2023,初秋

2023年10月14日 | 島景色

 

 10月初旬にようやく長かった夏が終わりを告げ、いきなり秋がやって来ました。森の中では日中でも虫の音も聞こえて風もだいぶ肌寒くなってきましたが、長かった夏の影響でしょうか?10月も中旬だというのに未だに蝉が鳴いていました。…季節感を喪失しつつあるようです。

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静穏の朝

2023年08月29日 | 島景色

 

 風が止んでいる静穏の朝の畑、クモの巣が揺れることもなく朝陽に照らされてキラキラと煌めき、名も知らない小さな羽虫たちも煌めきながら、空中をフワフワと妖精のように舞っています。

 畑の様々なものが綺羅星のように煌めいて、“ゆっくり・ゆったり”と時が流れていきます。

 

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