たらたらたらり。

ビンボー症で花粉症(ぼ)のお気楽日誌。身元がバレても気にしない。分かった方も暖かくスルーで☆

gfortran(覚書)

2011年06月08日 00時52分01秒 | MacとかUNIXとか
ちょいとFortranが必要になったので。

Fortran95も使えるフリーのコンパイラ、
gfortran(GNU Fortran)を入手するまで on Snow Leopard。

最初、Finkからインストールすべく探していたけれど、
Snow Leopardだとg77しかないようだったので、メモ。

・gdal(GISツール)を入れると付いてくる
 自分のマシン(gdalインストール済み)は、
 特に何をしたわけでもないのに既にgfortranが入っていて、
 なのにほぼ同じ環境の他のMacには入っていないことが発覚。
 ふと思いついてそっちのMacにgdalを入れてみたら(Fink経由)、
 その途端にgfortranも使えるようになったので。

ここ(HPC Mac)からバイナリをDLすることもできるらしい
 (gccの最新のも一緒に落とす模様、試してないです)


(基本Fink頼みで、ちゃんとしたコンパイルの作法は明るくないです。以上)

3.11ライフライン途絶時のメモ

2011年05月07日 20時32分17秒 | 日記
3/11のライフライン途絶時のメモ。
私は本震時は職場。その晩から、近くに知人がいる方がいいだろうと、職場の社宅に住んでる先輩宅へご厄介になることに。
自宅と居候先とで少しずつ違ったライフライン事情や、社宅の単身女子ズでの食料持ち寄り共同生活などから得た、役に立つかも(立たないかも)知れないことを書き散らし。
※ 私が見聞きした範囲での主観です

盛岡市内(地域震度6弱、市内は5強)では大きな損壊や火災などはなかったものの、直後から停電(岩手県内全域)+断水。
じきに雪も降りだし、ラジオでは直後から沿岸部の大津波のニュース、もちろんそれに比べたら被害は無いに等しいけれど、だからこそ不自由になったけど助けはここまで来るのか、これからどうなるのか、皆不安だった。

【電気】
復旧は地域差があったが、私の周辺の電気は翌日の19時頃に復旧。
(早かった方では。盛岡市内、近所でもブロック違うと1日遅かったり)

【水道】
建物によっては貯水槽が保っている間は使えていた
職場と社宅はこのパターン。
ただし1、2日のうちに枯渇。
(タンクの容量とか汲み上げるタイミングにもよりそう)
電気が戻ったあともすぐには戻らず、震災翌々日の午後に復活した。

私の自宅(団地)は、本震から2時間後に帰宅したらもう出なかった。
(直後から止まったのか、住民が汲み置きしまくったせいなのかは不明)
停電復旧の後すぐに水道も復活してた。

(これらは建物の給水の仕様や浄水場、配水の事情に依存するんでしょう)

【臨時給水所?】
配水の都合か、断水時にも水が止まらなかった屋外の水道が何か所かあり、開放してくれてた。私の近所ではコンビニの店先、公営住宅の貯水槽?など。並びはしたが、切らすと帰っちゃう給水車を待たずとも水を確保できた。いつ断水が復旧するか分からない中、24時間いつでも水が汲める場所があったのはかなりの安心材料。

【ガス】
・自宅(都市ガス)…多分止まってなかった。
 電気、水道がだめだった時点でガスまでは試してなかったので、
 直後がどうだったかは不明。
 翌々日に付けたら、リセット操作も必要なく普通に点火した。

・居候先(プロパン)…建物の設備自体に被害はなく、当初から使えた

【ネット】
 職場ネットワーク、自宅ADSLとも停電で落ち、電気の復旧で復活。
 当然ながら大方の回線が断線、停電で使えず。
 停電下でもノートPC+無線のb-mobileが使えたという方あり(私の上司)。

【携帯】
・たぶん基地局の予備電源が持つ間は、通信規制の範囲内で稼働してた
・翌朝からは完全に圏外、周辺の停電が復旧した頃に復活。
 → 停電時は、極力早めに消息を伝えるべし
   (回線の無駄な混雑を招かない程度に…)
 3/11は、当日20時ぐらいまでwebは繋がるときは使えていた
 通話、SMSはほぼアウト、e-mailはタイミングにより可
(私はSoftBank。他社の人もほぼ似たり寄ったり)
災害伝言ダイヤル(171)は携帯からだと伝言入れられない!
 当日まで、知らなかったー!
 登録しようとすると「この番号はだめです」的なアナウンス。
携帯からは、災害伝言板機能が堅い!
 日経新聞 安否確認の伝言ダイヤル、次の方法で

【固定電話】
・停電より先に固定電話が復活した。3/12の午後遅くには使えていた。
 普段コンセントから電気を使う電話機でも、ある程度シンプルなもの(親機だけはコードレスでないとか)なら、電話線が復活した時点から通話可能に。
 社宅の方(居候先とは別のお宅)がうちで電話使えますよーと声かけてくれて、翌日の夕方に実家と通話できた。
・携帯、固定電話とも、被災地→外のほうが繋がりやすくしてるそう(ソースはラジオ)

【公衆電話】
・NTTが東北地方の公衆電話からの通話を無料化
 → 実際は「一部の公衆電話」でないとかけられなかった

 震災当日の晩からラジオで案内されており試したが、
 私の近所の公衆電話2か所ではつながらず、
 少し遠くの公共機関からはOKだったと職場の人から後で聞いた。
 少なくとも私の回りでは機能してなかった。
 (電話回線が無事でないとだめだったのかも)

【断水時の節水法】
「皿にラップ」=広くやられてたと思う。紙皿よりも捨てた後かさ張らない。
「禅僧方式」=ご飯たべたお茶碗で、最後にお茶のんで茶碗をゆすぐ
「山小屋方式」=トイレ(小)のときの紙は流さず別に捨てる(流す水を節約)

【現地の生活情報】
とにかくラジオ(電池とか手回しとか)頼み。
・携帯の電池に余裕のある人などはワンセグでのTV視聴もアリ。
 しかし細かい生活情報に関しては、直後については断然ラジオだった。
・居候先でずっと聞いてたNHKは、全国放送/東北向け(from 仙台)/県内向け(from 盛岡)を切り替えながら、被害状況に加えてライフライン情報を流してくれてた。
 給水所、避難所の案内に加えて、「○○スーパーは××店、△△店を除く店舗で営業…」など、細かいことまで。これはとても助かった。
 (情報を吸い上げてくれた放送局にも、
  停電なのに店を開けてくれた人たちにも。)
地元の口コミ情報…水汲み場情報、スーパーの混雑/品揃え情報など。
 自宅ご近所さんや職場の人など、実際に行った、見た人からの口コミが最強。

☆Twitterで「テレビはもっと被災地に役立つ情報を流せ」と鼻息荒い感じのツイートも目にしたが、被災地はじめ停電下ではテレビを満足に見られる人は僅かであり、ラジオは上記のようにローカル情報の宝庫、それに民放含めたテレビでも、地元放送局から欄外の字幕で情報を流すようになってたので、実は現地ではメディアからの生活情報はそれなりに出ていた。それが外の地域には伝わってなかっただけで。
さすがにこれだけの規模では、災害直後に被災した現地が求める情報をメディアから伝えるのは、タイムラグなど限界があったと思う。

☆2011. 5月時点でも、東北地方のNHKはほぼ常時青い字幕で震災のライフライン関係を流しており、前向きの内容も増えている。嬉しかったのでは「ランドセル配布」とか。

【あって良かったもの】
作り置きの常備菜
 普段から作っとくもんですね(作った人=社宅の方々、私=食べる人)
レトルトカレー、インスタントみそ汁、ラーメン系
 (普段から良く使…ごにょごにょ)
自然解凍ですぐ食べられる食料
 …ご飯、食パン、煮込んで味付け済みのハンバーグなど。
 作り貯めたり、余ったりしたのを冷凍してたのが役立った。
電池のラジオ
 オール電化マンション居候時代に台風で停電した反省で持ってた。
風呂水
 
【反省】
・自宅、職場の緊急避難場所くらい知っとけ
・3日くらい生きられる生活物資は揃えておくべきである
 (ライフラインに関わらず、物流が落ち着くまで時間かかるし)
・平時から、コメと味噌は切らすな
携帯はギリギリになってから充電する派でしたが、
 不意の停電に備えてもうちょっと早めに充電しよう

 (乾電池式の携帯充電器もget)
・家で鍋パを開催する予定がなくてもカセットコンロは持っとけ
・家のほか、職場にも食料水(トイレ用含む)の備蓄が要る
 (職場はまだだなあ)

などなど。長文失礼。

てをつなごう だいさくせん こどもたちに えがおを

(どーもくんの作者 合田経郎さん発のアピール)

GrADSのインストール on Mac

2011年03月11日 23時49分04秒 | MacとかUNIXとか
2011/3/13追記。
以下は、2011/3/11 14:46の地震が来る少し前に
そのときの作業のメモ書きとしてここに控え、
適当な時間を入れて予約投稿にしてあったものです。



UNIX系のツールはたいていFinkを使って入れていますが、
GrADSだけは、Finkのだと一部のデータが読めなかったりしたので、
自分で入れてみました。
Finkしか知らないGUIな私にもどうにかなりました。

東北大学のGrADSのページから、
Linux版インストールの項目を読み替えてアレンジ。

1)GrADSのダウンロードサイト
Downloading GrADS Software から、
GrADS本体のMac用のdarwinのもの(現在の最新Verは2.0.a9)と、
同じページのSupplementary Filesのところにある
data.tar.z (フォント+海岸線のデータ)をダウンロード。

2)ダウンロードしたら、どこでもいいから解凍する。

3)grads本体のフォルダにできるbinの中身を移す
(移動先は任意、後でそこへパスを通すので場所は覚えておく)
 例えば、/usr/local/bin とか。

# /usr/local/bin に置く場合。

解凍してできたbinフォルダにcd、

sudo mkdir /usr/local # /usr/local を作る(なければ。)
sudo mkdir /usr/local/bin # /usr/local/bin を作る(なければ。)
sudo mv * /usr/local/bin/.

4)dataフォルダの中身を、任意のところに移す

# /usr/local/lib/grads に置く場合。

解凍してできたdataフォルダにcd

sudo mkdir /usr/local/lib # /usr/local/lib を作成。
sudo mkdir /usr/local/lib/grads # libの中にgradsを作成。
sudo mv *.dat /usr/local/lib/grads
sudo mv *es /usr/local/lib/grads

5)パスを通す。
「~/.bash_profile」に以下の3行を追記

~/.bash_profile が無ければ、
mi.app か何かで以下3行を書いたテキストファイルを作り、
「.bash_profile」という名前で保存して、
自分のホームフォルダに置く。(Finderでは見えない)

export PATH="$PATH:/usr/local/bin"
export GASCRP="/usr/local/lib/grads"
export GADDIR="/usr/local/lib/grads"

☆Fink も使う人は、上記に1行足して

test -r /sw/bin/init.sh && . /sw/bin/init.sh
export PATH="$PATH:/usr/local/bin"
export GASCRP="/usr/local/lib/grads"
export GADDIR="/usr/local/lib/grads"

と記載するとよい。
(コマンドを探しにいく順番が、Finkのほうを優先するとかなんとか)


もりおかsienne

2011年02月19日 22時47分36秒 | 日記
わんこそばの街へ引っ越してはや3ヶ月。
日本海側ほどではなくも当地でも10年に一度クラスの積雪量でしたが、
周囲の声が
「(寒さは)まだまだこれからだから、
「いま生きてればもう大丈夫に。
しばらくは真冬日もなく、どうにかこの冬を生き延びられた模様。

もりおかジェンヌなので、バゲットではなく、福田パンをいただきます。

福田パンは、地元の「ソウルフード」とも評され、
普通の製パンメーカーとは異なり「具を挟んだコッペパン」が専門。
学校などの売店や、スーパーなどで売られており、
本店や、スーパーなどでの出張販売では「実演」で
オーダーしたフィリングをその場で塗って売ってくれるという、
不思議なスタイルのパン&パン屋です。

フィリングの種類は、スタンダードの「あんバター」はじめ
イチゴジャム、コーヒー、黒豆きなこ、etc., えらく豊富です。
スーパーで売ってる仕様

本店にも行ってきたよ
外販にはない「ザ・ピーナッツ2」(濃いピーナツバター)と
「野菜+コンビーフ」を作ってもらってきた。

けっこうでかいので、1個で1食十分なボリュームなんだけど、
半分にしとこうと思っててもいつの間にか全部食うとるやん!な感じ。

もちろん岩手の人がこればっかり食べてるわけではありませんが、
しごとばの方々に聞いても、福田パンとは相当なじみのある食べ物のよう。

岩手に来て、風土が大きく異なるのはもちろんのこと、
日常生活の中にも他所では知られてない面白文化
いろいろあって、興味深いす。

そんな私のネタ本のひとつ
コミックいわて
「コミックいわて」の出版についてー岩手県庁HP
岩手出身の漫画家による、岩手に関する、岩手県庁が発行した漫画本
(目下しごとばの方々の間を巡回中)

と、井上ひさし『吉里吉里人』をぼちぼちと。

東京あたりだと、品物も情報も全国ネットのものが多くなるし、
そもそも人や物が溢れていて薄まったり埋もれたりするのに比べて
地方では、「その土地の何か」がより濃く感じられる、
ように思ったのでした。

QGIS 1.6のインストール on Mac

2011年01月26日 21時52分52秒 | MacとかUNIXとか
GISのフリーソフト「QGIS」の1.6をインストール。
http://www.qgis.org/

昨年11月に1.6が出たものの、
「1.6には、初心者向け(Stand alone版)のインストーラはないよ」
になっていて、しばらく経っても出そうになかったので
仕方なく、入れるのが面倒そうで今までためらっていた
スタンダードver. をインストールすることにした。

QGISからMac版のダウンロードページへ行き、
http://www.kyngchaos.com/software/qgis
・GDAL_Complete-1.7.dmg
・GSL_Framework-1.14-1.dmg
・GRASS-6.4.0-3-Snow.dmg

(各々のバージョンはサイトの指示に従うこと)

をダウンロードして、それぞれインストール。
(GDAL→GRASSの順がいいのかも。プラグインの都合で)

GDALは、既にFinkから入れてあるのでどうなるのかと思ったけど、
 そのままこっちのGDALを入れても平気らしい
 (とりあえずQGISは使えている)

それが済んだら、
・QGIS-1.6.x-自分のOS
をダウンロードして、解凍して出てきた「QGIS.app」を
アプリケーションフォルダにドロップ。

既に旧版のQGIS.appがあれば、新しいほうに上書きされる
心配なら、古い方を名称変更(Finderから)しておくと、両方使える
(古いほうをQGIS 1.5として残してみた)


以上。

というわけで、初のスタンダード版QGISも、
他の3つのオプションを一緒に入れてやればよいだけで、
あっさりと動いたのでした。
なんだーもっと早くやっときゃよかったなー