くまさんの日記帳

日々のよしなしごとを綴ります。

季節遅れのサマーセーター

2008-09-30 | オリジナル・ニット・ウェア
             

明日から10月。
すっかり秋らしくなりました。

季節遅れのノースリーブのサマーセーターです。
ジャケットのインナーとしてなら、まだ着れそう?

編地の写真はこちらです。


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大英博物館展 図録より 最終回

2008-09-22 | Knit Labo.
             

明日、熱海経由で東京へ戻ります。

この図録は大阪に置いてあるので、これが最終回。
十何年ぶりかで、見返してみましたが、
実物を見た記憶はほとんどありません。

最終回は、編み物のヒントになるというよりは、
私が面白いと思ったものです。

この河馬さんは、エジプト紀元前1900年頃のもの。
私、個人的には、最も可愛い形の河馬さんのように思えます。
目の出っ張り具合、お尻の丸み、手足の安定感etc…

             
同じくエジプト紀元前1500年頃の、魚の器。
ナイル河ではなじみのプルチという魚で、ガラス製です。

             
次は、水つながりということで、船です。
これもエジプトのものですが、紀元前2000年頃の木製が
よく残っていたものだと思います。
葬送船で、乗せているのはミイラです。
服喪者は白い衣装を着て頭髪を剃り落としています。


最後は、
アステカもしくはミシュテカ紀元前1500年頃の水晶の細工。
かなり印象の強いものです
ここに直接貼るのは抵抗があるので、こちらをどうぞ。

更にもう一枚。

最初の写真は高さ25mmの小さなものです。
木製の工具で彫られています。

二枚目の写真は、かなり精巧に彫られています。
宝石用の工具が使われており、
アステカがスペインに征服された後の物と思われるそうです。

これにて「大英博物館 図録より」は終了です。

東京の自宅に戻ったら、
季節はずれになってしまった、黒いサマーセーターを紹介します。



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大英博物館展 図録より 続編

2008-09-20 | Knit Labo.
             
丸い葉っぱの形が可愛い装飾品は、
首飾りではなく、髪飾りです。
ウルの出土品で、葉っぱはもちろん金製。

             
これはエジプト、紀元前2000年頃の装飾品。

一番上が五連の首飾り。青くぶらさがっているビーズはミイラの形です。

二番目の首飾りで、白い大根?と思ったのは蓮の蕾でした。

三番目の首飾り、二連の下の段の可愛いモチーフはむぎなでしこ。

四番目の首飾りは、デイジーと葡萄の房、サヤエンドウに見えるのは
パームの葉です。

             
これはトカゲの首飾り。
トカゲは再生のシンボルだそうです。
色はきれいですが、は虫類はちょっと苦手。


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大英博物館展 図録より

2008-09-19 | Knit Labo.
             

昨日のウルのスタンダードと同じく、イラクのウル王墓から
出土した紀元前2500年頃のゲーム盤です。
ゲームと言っても、神の意を問う占いに通じたものだそうです。

             
20の桝目が6種類の図柄で構成されており、
花柄のロゼット文など、それぞれに意味があったそうです。

この図録で最も気に入ったのが
このモチーフ繋ぎのような編地と素朴な模様の駒です。
こういうボタン、ありそうな無さそうな…。

明日は、ラリエットにぴったりの古代の首飾りを紹介します。


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過去の遺物?より

2008-09-18 | 編地色々
             

昨日から大阪の自宅に帰っています。

衣替えのために整理を始めました。
手編みのセーターも、を出したり入れたり眺めたり…。

             
ほとんど着ない作品も多々あります。
この求心編みのセーターも、そんな一枚です。

1991年5月頃開催された、「大英博物館 芸術と人間 展」の
図録の表紙にもなった「ウルのスタンダード」。
この絵をヒントにした、編み込み模様のセーターです。

展示会に向けて編んだ作品で、どういう手違いか、
「奈良公園の鹿」と紹介されたそうです。
私はバックヤードにいたので聞いていないのですが…。

             
どうしてこんな柄に手間暇かけたのかなあ~と思いますが、
苦労した思い出等は、今となればなつかしいです。

             
これが、その図録です。
他にも、面白いものがたくさん載っているので、
それらは、追ってご紹介していきたいと思います。


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