さきほどは・・・
ウェズレイ引退の突然のトリモバメールに、とりみだしたブログを書いてしまいました。
だって、
ほんとに彼に会った直後だったから。。
ポル語の前に立ち寄ったスポパ。
めずらしく、強化部長の部屋に、ウェズレイの後姿がありました。
最後にがしっと握手をかわす、ウェズレイと強化部長・・
正直、嫌な予感がよぎりました。
ネモが大分をでていくとき、やはりあの窓にネモの後ろ頭が見えていた。
それがネモを見た最後だった。
大きな不安に襲われながら、
「きっと・・怪我の状態を報告しているんだ・・」
そう、自分に言い聞かせていた。
ほどなくクラブハウスからあらわれたウェズレイ。
いつものように、にこやかにサインや写真に応じている。
「ウェズレイ!!」
無理して元気に笑ってかけよって
「・・・・・・・どう?足・・・」
すると、なにも言わずに悲しそうな笑みをうかべて、静かに首を横にふるウェズレイ・・・
(・・・・怪我の具合、重いのかな・・・?)
でも、「重いの?悪いの?」とは聞けず
「どのくらいかかるの・・?」
「・・・・・・・イッカゲツ・・・・」
「そうなんだ・・。最近の試合、ウェズレイ、すごく調子よかったのにね。」
(そんなことないよ)って感じで小さく微笑みながら、また首を横にふる。
「ううん。ウェズレイ、素晴らしかったよ!だから、今、トリニータにウェズレイがいなくなるのはすごく悲しいけど・・でも、大丈夫よ^^ 元気だして!ウェズレイ!!一ヶ月したら、またプレーできるんだから!!!楽しみに待ってるね!」
・・・・・・
今おもえば、あの時のウェズレイの様子はおかしかった。
結構、「自分が得点するよ!」って言うほうだったウェズレイ。
(だめ・・)って感じで、悲しそうな笑みをうかべて首を小さく横にふるだけだった。
そんな様子に、不安はましていくばかり。
だからなおさら、てんぱってしまって、話をそらせようと必死になってしまった。
「インテルが今日そこで練習するね!ウェズレイ、インテルの選手で有名な選手って誰?誰に注目したらいい?」
う~~~~ん・・と考えて・・
「・・・アレックス・サンドロ」
「アレックス・サンドロ?」
「ソウ。FWネ!」
「そうなんだ^^ FWのアレックス・サンドロね!ありがとう!ウェズレイ!楽しみにしてる!」
そういって、バイバイって走りさる私に、
「オッケー!FWネ!!」
って、にっこり笑って手をふってくれた。
そのときのあなたはもう、引退を告げていたんだね・・。
私たちが話している間、クラブハウスの二階から、強化部長が携帯電話をかけながら、ずっとこちらを見ていた。
そか・・・引退するウェズレイを見つめていたのか・・。
教室に行く前に、Aコートのインテルの練習場をのぞいてみた。
ゴメスのご家族が一旦ブラジルに帰るので、ご挨拶をしに。
「またね。絶対もどってきてね。」って、何度もだきあったり、キスしたり。
笑顔でわかれて、あわてて教室にむかって、
車の中で、彼女たちとの思い出にふけっていたら・・・ウェズレイ引退のトリモバメール・・。
自分が、今、だれにお別れをいってきたのか。
何がなんだかぐちゃぐちゃになって分からなくなった。
しばらく駐車場の車の中からおりることができず、混乱のあげくに涙がふきだしてきて、教室に遅刻・・・。
「遅れてごめんなさい。。ウェズレイが・・・・」
なんなんだろ。なんていう夜なんだろ。
去年、ウェズレイのゴールもあって勝ち取ったナビスコカップ。
同時にプレゼントが約束されたスル銀カップ。
当然、2009年8月5日には、
南米の王者と対戦する日本のカップ戦王者=大分トリニータをひきいるのは、われらがシャムスカ監督で、
トリニータにはたのもしいブラジル人スタッフがずらりとそろって、
最愛のブラジル人選手・・・エジ、ホベ、そしてウェズレイがいるんだと信じて疑わなかった。
地球の反対側の日本の片田舎で、
インテルの母国の人々が、こんなに活躍して、こんなに愛されているんだと、そんな姿をみせつけてやるんだと、信じて疑わなかった。
だけど・・・
待ちに待った大会を目前にして、そこにはシャムスカの姿はなく、マルセロもジョエルソンも、ホベルトも、そして・・・・ウェズレイまでも・・・・・
つらくて、つらくて、のりこえることがつらずぎる今シーズン・・
やっと気持ちをたてなおした矢先だったのに
誰がなんといおうと、ウェズレイの偉大さはゆるがない。
誰がなんといおうと、彼は最高の選手だと断言する。
圧倒的な技術。
超絶の迫力。
そして・・・誰よりも「チームのため」に全身全霊でプレーした。
彼のプレーを、
「動かない」だとか「走らない」だとか「癌」だとか・・・
そんな揶揄する言葉を私は認めない。
去年、活躍してくれた彼に、私は自分の中での最高の賛辞をおくった。
「トリニータにいた選手の中で、最高の選手はマグノ・アウベスだったと私は思っている。
でも、今、あなたはマグノを越えた。」
「ソンナコトナイ・・マグノ、スバラシイセンシュネ」
恥ずかしそうに謙遜して笑うウェズレイ。
いいえ。誰がなんといおうと、あなたがなんといおうと、
今季でもそう、あなたのプレーにどれほどドキドキしたか。
あなたのサッカーをみることが・・・とってもとっても楽しかったよ。
・・・・・ウェズレイ。
ウェズレイ引退の突然のトリモバメールに、とりみだしたブログを書いてしまいました。
だって、
ほんとに彼に会った直後だったから。。
ポル語の前に立ち寄ったスポパ。
めずらしく、強化部長の部屋に、ウェズレイの後姿がありました。
最後にがしっと握手をかわす、ウェズレイと強化部長・・
正直、嫌な予感がよぎりました。
ネモが大分をでていくとき、やはりあの窓にネモの後ろ頭が見えていた。
それがネモを見た最後だった。
大きな不安に襲われながら、
「きっと・・怪我の状態を報告しているんだ・・」
そう、自分に言い聞かせていた。
ほどなくクラブハウスからあらわれたウェズレイ。
いつものように、にこやかにサインや写真に応じている。
「ウェズレイ!!」
無理して元気に笑ってかけよって
「・・・・・・・どう?足・・・」
すると、なにも言わずに悲しそうな笑みをうかべて、静かに首を横にふるウェズレイ・・・
(・・・・怪我の具合、重いのかな・・・?)
でも、「重いの?悪いの?」とは聞けず
「どのくらいかかるの・・?」
「・・・・・・・イッカゲツ・・・・」
「そうなんだ・・。最近の試合、ウェズレイ、すごく調子よかったのにね。」
(そんなことないよ)って感じで小さく微笑みながら、また首を横にふる。
「ううん。ウェズレイ、素晴らしかったよ!だから、今、トリニータにウェズレイがいなくなるのはすごく悲しいけど・・でも、大丈夫よ^^ 元気だして!ウェズレイ!!一ヶ月したら、またプレーできるんだから!!!楽しみに待ってるね!」
・・・・・・
今おもえば、あの時のウェズレイの様子はおかしかった。
結構、「自分が得点するよ!」って言うほうだったウェズレイ。
(だめ・・)って感じで、悲しそうな笑みをうかべて首を小さく横にふるだけだった。
そんな様子に、不安はましていくばかり。
だからなおさら、てんぱってしまって、話をそらせようと必死になってしまった。
「インテルが今日そこで練習するね!ウェズレイ、インテルの選手で有名な選手って誰?誰に注目したらいい?」
う~~~~ん・・と考えて・・
「・・・アレックス・サンドロ」
「アレックス・サンドロ?」
「ソウ。FWネ!」
「そうなんだ^^ FWのアレックス・サンドロね!ありがとう!ウェズレイ!楽しみにしてる!」
そういって、バイバイって走りさる私に、
「オッケー!FWネ!!」
って、にっこり笑って手をふってくれた。
そのときのあなたはもう、引退を告げていたんだね・・。
私たちが話している間、クラブハウスの二階から、強化部長が携帯電話をかけながら、ずっとこちらを見ていた。
そか・・・引退するウェズレイを見つめていたのか・・。
教室に行く前に、Aコートのインテルの練習場をのぞいてみた。
ゴメスのご家族が一旦ブラジルに帰るので、ご挨拶をしに。
「またね。絶対もどってきてね。」って、何度もだきあったり、キスしたり。
笑顔でわかれて、あわてて教室にむかって、
車の中で、彼女たちとの思い出にふけっていたら・・・ウェズレイ引退のトリモバメール・・。
自分が、今、だれにお別れをいってきたのか。
何がなんだかぐちゃぐちゃになって分からなくなった。
しばらく駐車場の車の中からおりることができず、混乱のあげくに涙がふきだしてきて、教室に遅刻・・・。
「遅れてごめんなさい。。ウェズレイが・・・・」
なんなんだろ。なんていう夜なんだろ。
去年、ウェズレイのゴールもあって勝ち取ったナビスコカップ。
同時にプレゼントが約束されたスル銀カップ。
当然、2009年8月5日には、
南米の王者と対戦する日本のカップ戦王者=大分トリニータをひきいるのは、われらがシャムスカ監督で、
トリニータにはたのもしいブラジル人スタッフがずらりとそろって、
最愛のブラジル人選手・・・エジ、ホベ、そしてウェズレイがいるんだと信じて疑わなかった。
地球の反対側の日本の片田舎で、
インテルの母国の人々が、こんなに活躍して、こんなに愛されているんだと、そんな姿をみせつけてやるんだと、信じて疑わなかった。
だけど・・・
待ちに待った大会を目前にして、そこにはシャムスカの姿はなく、マルセロもジョエルソンも、ホベルトも、そして・・・・ウェズレイまでも・・・・・
つらくて、つらくて、のりこえることがつらずぎる今シーズン・・
やっと気持ちをたてなおした矢先だったのに
誰がなんといおうと、ウェズレイの偉大さはゆるがない。
誰がなんといおうと、彼は最高の選手だと断言する。
圧倒的な技術。
超絶の迫力。
そして・・・誰よりも「チームのため」に全身全霊でプレーした。
彼のプレーを、
「動かない」だとか「走らない」だとか「癌」だとか・・・
そんな揶揄する言葉を私は認めない。
去年、活躍してくれた彼に、私は自分の中での最高の賛辞をおくった。
「トリニータにいた選手の中で、最高の選手はマグノ・アウベスだったと私は思っている。
でも、今、あなたはマグノを越えた。」
「ソンナコトナイ・・マグノ、スバラシイセンシュネ」
恥ずかしそうに謙遜して笑うウェズレイ。
いいえ。誰がなんといおうと、あなたがなんといおうと、
今季でもそう、あなたのプレーにどれほどドキドキしたか。
あなたのサッカーをみることが・・・とってもとっても楽しかったよ。
・・・・・ウェズレイ。
ウェズレイの悲しそうに笑みを浮かべる表情が想像できました…。
私は映像や写真でウェズレイを見ることのほうが多かったですが、若手を手荒く可愛がってる姿が大好きで…。
ウェズレイがいなくなるって戦力としてだけじゃなくて、仲間としてすごく寂しくなるな…って。
コワモテに見えるのに、すっごく優しい笑顔を向けてくれるから、AWAY遠征でウェズレイに手を振れなかった日は物足りない気分になっていました。
今後、清武くんや小手川くん世代がチームを引っ張っていく選手になったころ、ウェズレイが指導者としてトリニータに帰って来てくれたらいいなぁ…なんて思ったりして
昨夜は自ブログにコメントありがとうございました!
ピチブーにはいっぱい思い出があって、思い出すと涙が出ます
ありがとうピチブー、そしてさようなら
お疲れ様でしたm(__"m)
今日 マルセロとジョエルソンの退団もやっと発表されましたね。どうなっちよんのか ワケワカランわ!1
誰が相手のセットプレーのボール、跳ね返してくれるんだろ・・
誰があんなオサレヒールみせてくれるんだろ・・
誰があんな、落ち込みがちのみんなをもりあげてくれるんだろ・・
プレーでも人としてもとってもとっても頼もしかった。
もっと彼のプレーをみていたかったです。
ウェズレイが大分にきまった最初のキャンプ。
宮崎にみにいったら、近くでキャンプをしている広島の寿人たちが会いにきてて、だきついてじゃれてました。
なんてみんなに愛されてるんだろうって思ったの。
練習場での仲間たちにも、サポにも常に完璧でしたね。
恥ずかしがりやで礼儀正しくて、おちゃめで。
彼のそんな魅力に気づけて、接することができて、幸せだったよね、まぁこさん。。
彼が引退を撤回して、大分にきてくれて、本当に幸せでした。
ただもう、寂しすぎます。
まさか、シーズン途中でこんなことになるなんて。
試合中、担架の上で頭を抱える彼の姿がやきついて離れません。。
もともと明日は夏休みをとっていたので、問題ありませんでした。
インテルの試合を見たいっていってたのにね、シャムスカ。
二人の退団発表もここまで遅れて・・・フロントはしっかりしてほしいです。。