加西市長不信任・議会解散

加西市長不信任・議会解散


発端は、職員採用問題であるが、
以前からの確執があるようである。

2006年度職員採用において、市長が、
試験委員会が選んだ採用候補者名簿を無視し、別の採用者を選んだ。

その選んだ理由は、分からない。
そちらの方の人物が、職員として妥当なのか、
それ以外の理由があるのか・・・

いずれにしても、その判断に対して、
議会百条委員会は、
「市長の行為は任命権者の裁量権を逸脱し、地方公務員法に触れる」
とする調査結果を報告した。

それに対して、市長は、
「人物重視で選んだだけで、違法行為はしていない。最終任命権は市長にある」と。


議会は、市長の不信任決議案を18対1の賛成多数で可決した。

市長は伝家の宝刀「議会解散」で応じたということだ。

いずれにして、判断は市民に委ねられた。

首長と議会は、常に牽制しながら、
互いに市政運営についての考え方をぶつけ合う。

ただ、反対のための反対であったり、
すべてに賛成の無チェック議会であってはならない。

判断は、市民にある。
どのような市政を望むのか。

選挙という一つの手段では有るが、
大きな選択である。

決して、ムダにはしないように、
高い投票率で意思を示して欲しいものです。


加西市長不信任案を可決　職員採用問題　市長、議会解散へ

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000285088.shtml