札幌ではスーパーにものはあふれています。
ガソリンは急騰。
これは北海道のガソリンを東北地方に急遽大量輸送する(した)影響があるのだと思います。
昨日の時点で私が給油するセルフスタンドは147円。
150円のところもあるようですが。
「地震発生から1週間も経って救援物資が届かないのは異常です」
「政府がもっと素早く『ガソリンはこのくらいを確保しろ』『医薬品は何々を用意しろ』と指示し、
輸送ルートを決める。その上で、避難場所まで誰がどう運ぶのかといった細部に落とし込む。
それが明確でないから、個々人が勝手に『これを送ろう、あれを送ろう』と動き、
道路は大渋滞、ガソリンも足りない事態になるのです。
要するに政府の統制が取れていないのです」
(ジャーナリスト神浦元彰氏)
聞くところによると枝野官房長官がよくがんばっていると評価する人が増えているとか。
頻繁にテレビに登場することでそのような印象を受ける人もおられるのだと思います。
しかし…。
前段で指摘されているのは内閣の司令塔としての役割の欠落です。
そしてそれを担う重責こそ、枝野官房長官の本来の役目なのです。
広報の仕事は、内閣広報官に任せて、本来の仕事をやるべきでしょう。
さらにほとんど原発のことばかり報告していますが、これが大問題。
原子力安全保安院は、まず枝野官房長官に説明する資料を作成。
それから官邸に行き、枝野さんに説明しないといけません。
枝野さんは原発に関してはまったくの門外漢ですから、そこで質疑応答が始まります。
聞くところによるとそれだけで2時間かかるのだとか。
この緊急事態に2時間のロスはあまりにひどすぎです。
今日も、
現場に行きもしない大臣たちが省庁ごとに異なるデザインの防災服に身を包み、
政治パフォーマンスを繰り広げております…。
このブログでは政治的なことはふれない方針なのですが、
あまりにもひど過ぎする諸々の対応、誤解に基づく評価など
腹の立つことばかりが続き、言わずにはおれなくなりました。
史上最低の政権時に史上最悪の災害に遭遇した日本。
それでもアオエは、信じたいと思います。
日本の底力を。
今、この時も現場で活動を続けておられる
名もなき人々の必死の働きが報われることを祈念しつつ…。