今日の川柳
これは効くリハビリ代わりABBAの曲
これはきくりはびりかわりＡＢＢＡのきょく
だいぶ古い曲になってしまったが、「ダンシング・クイーン」。
いまでもこの曲が大好きだ。自然と体が動く。
カレンダーどうりで来ないと思ってた
かれんだーどうりでこないとおもってた
特定郵便局長会が配るカレンダー。
町挙げてヨイショヨイショの議員さん
まちあげてよいしょよいしょのぎいんさん
2021.12.1 岩手日報
いちのく潮騒トレッキングで泊った宿で目にした地方紙（岩手日報）
これじゃ張り切りざるを得ませんね。
旅行に出た際、地方紙を隅々まで目を通すことにしています。
太平洋に昇る朝日 2021.11.29（06：40）） 岩手県洋野町種市にて
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十一月投稿句
11/1 総選挙維新命の浪速っ子・洗面器タオルとヘチマ軽石も・アバウトな正直もんのチョコレート
11/2 総選挙さざ波立って the end.・喜寿越えてなお人生三合目・軽石や冗談きついとサンゴ礁
11/3 ロボットに頼めぬ余生願を掛け・You Tubeタイムカプセル 爺が埋め・人生のコンパクトカー乗り潰す
11/4 文化の日博物館へ行く道理・牛丼の値上げ家計に流れ着き・孫どもが年末に来るとの朗報
11/5 混乱に乗じて賀状欠く算段・グラスゴー蜻蛉返りで化石掘り・残る道温故知新のガイド付け
11/6 万両が実れど実らぬ二千万
11/7 末期知るザルツブルグの星が墜ち・強がりを言ってるうちが華と知り・年の瀬へ丁か半かの大博打
11/8 百億も居れば LGBT 右左・軽石と無縁に見えるが温暖化・野の草に序でながらもたまの水
11/9 黒曜石矢じりを創る術もなく・誕生日孫と同じ日大ジョッキ・弥生人心当たりがなくもなく
11/10 新顔が古いと宣うウインドウズ・花好きの自業自得や暇はなく・給付金緩み強張り親の面
11/11 万が一老爺ニギニギ助けてぇー・街中はキンさんギンさん花盛り・ざる菊や妙を得てるとザル頭
11/12 七五三孫どもの歳つい数え・ブルージー生きよとラジオ耳に憑き・木枯らしが吹いて桶屋のもみじ狩り
11/13 夏の花亭主頼りに二年越し・江戸っ子は間抜けと見抜かれ奈良井宿・冬越しの鉢は寝床を隅に追い
11/14 やせサンマ負けるな太郎旬好み・白寿逝き自慢話が一つ消え・洗い物洗い残して眼医者行き
11/15 子は宝重ね重ねの七五三・トランプと習が牛耳る近未来・空青く地球に甘い脱炭素
11/16 コロナ禍や男らしさの殉教者・一桁や暦通りに霜の月・第六波学習した跡お上殿
11/17 なぁーんだ新資本主義カッコつけ・洒落っ気にやっと気が向く皺数え・軽石や一報効かぬ不審者然
11/18 チップスを箸でつまむや新人類・ヨーイドンその手は喰わぬぐずりっ子・まだ甲斐性婆の春巻き孫育て
11/19 AIも詠めば川柳一派成し・コロナ禍や一息ついたか月も欠け・忘年会持つべきものは友二、三
11/20 流行語大賞候補まずググる・スーパーで鍋つゆ数多まず般若・河童橋ライブも閉じて冬籠もり
11/21 軽石は地球の涙か石礫・パンジーの吐く息荒く咲き競い・終活をマンダラチャートで飾り立て
11/22 １.５℃ ホモサピエンスのアキレス腱・とりすしと鳥栖市を読んで取り澄まし・川柳をかじったばかりのろくろ首
11/23 踏み違え七、八十の崖っぷち・懲り懲りのミスターロンリー浪人生・龍之介夢の繊維を先走り
11/24 勤労も今は昔の店仕舞い・焼け跡派よく足るを知るけちな奴・You Tube 露出狂だと揶揄われ
11/25 昔から乗ってたE V遊園地・ツヨシ節ルーツはチョウさん監督業・パンジーがそっくりさんを育て上げ
11/26 S Lも肩身が狭い温暖化・ウイルスを宥め賺してマスク好き・女性誌が軽くて硬い軽石論
11/27 朝剃ればなんのことはなく無精ひげ・帰宅して家は暑いと口にでる・水漏れも他所ごとじゃない四十年
11/28 懲りもせず冬のみちのく三陸路・冬空に離島空路は天高く・無愛想な主の中華外れなく
11/29 蟹なくもさすが加賀の美味珍味・種市の誇り武士潜水士・横なぐり雪片頬打つみちのく路
11/30 潮騒に足を取られて雪一寸・宿へ向き足も速るや夕餉かな・幾百里あれどこの先新境地
今日の川柳
指が知る二枚重ねの新聞紙
ゆびがしるにまいがねのしんぶんし
指先の感覚は敏感なものですね。
ピタっと張り付いた二枚の新聞紙、ガサついた指の先がその厚みを感じる。
懐に北東の風や三陸路
ふところにやなせのかぜやさんりくじ
旅は陽気のいい季節も結構だが、ふだん弛んでいる小生にはこんな時も。
在の人の生活のあり様がなんとなく分かる。
やっぱりな産んでくれてありがとう
やっぱりなうんでくれてありがとう
それ以外の言葉が見当たらない。
みちのく潮騒トレッキング 岩手県有家の海岸 2021.11.30
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今日の川柳
張り方を知らぬネットの爺と婆
はりかたをしらぬねっとのじじとばば
「みちのく潮騒トレッキング」の帰りの車内でのこと、
三人掛けの席の隣りは八戸に里帰りしたお母さん。
生後７か月になってやっと実家の両親に孫の顔を見せてあげることができたという。
親にLINEの扱いを教えているのだがなかなかうまく扱いに慣れない。
操作に慣れれば孫の顔を毎日でも見せてあげられるのだがと嘆いていた。
新しい機器を使い熟しずらいのは高齢者の宿命か。
それでいいのだ。
周りがフォローすれば事は済む。
余生に余計なものは要らぬと覚悟する。
内部留保という名の搾取
ないぶりゅうほというなのさくしゅ
日本の企業は諸外国の企業に比して
利益を内部留保という形で企業内部に蓄える傾向がある、
と以前から指摘されてきた。
勤労者の賃金が
先進諸国のそれと比して安いと言われる理由の一つとされている。
寅年や鬼も笑うか満百歳
とらどしやおにもわらうかまんひゃくさい
寅年二月にまるまる百歳の誕生日。
来年の話をすると鬼が笑うというが・・・。
