だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

蹴児 ケリンジ 第二巻

2011年05月18日 22時15分28秒 | 漫画やアニメが好き
 試合オンリーの第二巻。うん、二巻だからこそ、大事な試合をきちんと描く事は大事ですよね。

 今回もいい内容です。

 試合内容に起伏があって、色んなキャラクターが目立っている。僕はまぁ、サッカー漫画をそれ程読む方ではありませんが、部員全員のキャラがここまで立っている漫画も少ないんじゃないかな。

 埼玉の都市伝説、麒麟児二ノ宮。

 先制ゴールを決め、二得点目もあげた木村。

 奇跡的なセーブを見せたGKトニー。

 山勘ディフェンスの田中。

 ダブルリベロの南と大杉。

 そして我等が主人公田村と、攻撃的な女子マネージャー佐久間。

 間の悪い巨乳顧問美幸先生。

 他の部員も、目立つ活躍はしていないけど、コマに何度も入っているので案外目立ってます。

 こういう、その他選手になりがちなキャラクターがちゃんと立っている所も、この漫画のいい所です。

 それぞれの選手が立っているからこそ生まれる一体感。フィールドに立てず疎外感を感じる主人公も際立ちますし、その後の仲間の仕種もグッときます。

 とにかくキャラの立ち方も素晴らしい第二巻。お薦めです。

 ちなみに、この本の売りであるサッカーの戦術とかそういうのは、いいかどうかわかりません。ていうか、そこはあんま立ってないんじゃない? と失礼なことを感じたりもします。
 まぁ、そこはこれからに期待ということで。

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