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らんちゃんありがとう。また絶対に会おうね。

愛犬らんは門脈シャント・肝性脳症・小肝症も吹き飛ばして10年5ヶ月も元気でにぎやかなキャラで楽しい日々を送ってくれました

肝性脳症。。。の巻。

2006年05月27日 | らんの検査結果
肝性脳症についてちょっと書いておきますね。

肝性脳症は。。。
肝機能の障害によって肝臓で除去されずに残ってしまった
血中のアンモニアや毒性物質量が多すぎて、
その毒物が脳に入り脳の機能が低下する病気です。

らんの肝性脳症になった時は、よだれや舌の麻痺があり、
水をすくえないので飲む事が出来ずアンモニアがたまり吐きまくってました。
四六時中コテンと落っこちたりバタッと倒れていたり、
これまた四六時中、壁に頭を付けてボーッとしてました。
食後だけで無く肝性脳症が治まるまでず~とこの状態でした。

肝性脳症の症状についてはあまり良い話では無いですし、
思い出すのがイヤなのでこのへんで。。。


資料を読んでいたら、
利尿剤や鎮痛剤により脳症を引き起こすおそれがあると書いてありました。
でも、これはあまり知られていないのかも知れません。
らんは2件目と3件目の病院で門脈シャントのお薬の他に、
膀胱炎のお薬も出され飲ませた結果、1日に4回吐きました。

今になって気づいたのですが、
膀胱炎のお薬には利尿剤が入っていると思いますので、
これに反応したのかもしれません。


それから、
脳症患者はまれに激高したり興奮したりする人がいるようです。
これもあまり知られてないのでしょうか?

らんは押さえきれなくなる位に興奮する事があるので、
3人の獣医さんに聞いてみましたが、
興奮する話は聞いた事が無い。これは性格だと言われました。

もっとも、アンモニア数値が下がった今でも興奮するとおかしくなりますので、
本当に性格なのかも知れませんが、危ないくらいに狂ったように凶暴になります。
あまり興奮している時間が長いと、そのまま吐きます。


アンモニアは本当に分からない事ばかりです。
私は素人なので断定はできませんが、
こんな事がありましたよ程度に読んで下さいね。。。




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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大丈夫 (TYCHO)
2006-05-27 21:23:58
異常興奮は、肝性脳症のひとつの特徴のようです。ニコラも、うちのほかの子に比べると興奮した時のテンションが違いました。

 InfoVetsという獣医師向け雑誌にも、肝性脳症の所見のひとつに「急にキレる」なんていうのが載ってます。
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利尿剤 (TYCHO)
2006-05-27 22:35:55
利尿剤で肝性脳症が悪化することがあるのは、科学的なお薬は効き目が早く出てしまうためにオシッコがたくさん出ることで、体内の水分量が減って血液濃度が上がり、それにしたがってアンモニア濃度も上がってしまうからだそうです。

利尿作用のある食べ物(スイカとか冬瓜)を食べる方が、効き目が穏やかでお勧めです。



ただ、専門書でも獣医さんの話でも、アンモニア濃度が上がっていることと肝性脳症の出方は必ずしもリンクしているとは言えないようで、数値に振り回されるよりは実際の様子で判断する方がいいように思います。
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TYCHOさまへ (あんず)
2006-05-28 02:29:08
私も肝性脳症とアンモニア数値は比例しないと思います。

本当にそう思いますよ~~。ありがたいお言葉です。

今はアンモニア数値も正常値だし、肝性脳症も治ってる筈なのに、

以前はこんなんじゃ無かったのにすぐにテンションが上がるようになってしまって、

人に会ったりすると嬉しいのを通り越してニワトリみたいな奇声を発して、

手が付けられない程暴れてしまうので本当に大変なんです。

今まで飼い主の教育がなってないと思われて恥ずかしかったので、

それが病気のせいなのかもと思い少しホットしています。

そういう時はアンモニアが増えてるので心配には違いないのですが、

TYCHOさまのお陰で一つ一つ疑問が消えていきました。

本当にありがとうございました。
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