まいにち✕365

母と同居
母90歳曲者です
そんな愚痴吐き出そうとブログを始めます
でも、まだどんな方向になってくのかわかりません

からっぽ

2021-02-21 08:08:43 | 
木曜日
母は絶不調だった
仕事中に電話かかってくる
しんどいしんどいと訴える

帰宅してみても
やはりしんどそうで
病院いこうか?と聞くと

明日朝
娘さんと一緒に来てくださいと
病院に言われてるから
とのこと。

先日、別の病院での血液検査の結果が異常なしと出たとこだったので、
思案して母のいうとおり
明朝病院にでかけた

それが金曜日

看護師さんが
先に点滴をしましょうか
そのあと先生が診てくれますと言った
点滴は1時間以上かかるし、私はその間家に帰ってそこそこの雑用をこなしたかった

でも高齢者になると、血管が細くなり、その血管を狙おうと針を刺そうとしても血管が逃げるらしく、母はどこの病院でも看護師さん泣かせなのです

そして今回もなんとか刺さったが
肘を曲げたり動かしたりしたらダメよー
娘さん見ててあげてくださいねーの箇所

足止め。

1時間少し経ったころ
先生がやってきて、母と話す
もう、先生も心得てて
母の心のポイントをおさえてくる

そうかそうか
それはしんどいな
昔は頑張ってたものな
今もな、90で元気な方だよ
びっくりするくらい異常もないし、他の先生も驚いてるよ

などなど
などなど
母の心を和らげる

でも先生…しんどい
と、母も食い下がる

それを根気よく
根気よく
嫌な顔すらせず
母をなだめる

母泣き出す

大丈夫
大丈夫と
先生は母をさする

母泣き続ける


はい?
いや、この時間なんですか?

娘さんと一緒に来てください?

母と主治医のやりとりを
延々と見てて

ほんと
私、今、要ります?

っていう、私の気配も先生は見抜いてるのだろうな
ってのも浮かんだけど
どう思われようと

この光景、もう何百回と繰り返してるのですけど。

不埒な娘であろうとも
薄情であろうとも
私も人間なので
相当疲れてますです今。

こっちが点滴されたいくらいよ
…って気分になりました

そのあと母は落ち着きを取り戻し
先生とは談笑に変わり
先生も頃合いを見て

じゃあまた会おうな
…と去っていきました

先生またね
…と母も手をふったりして

は?
なにこれ

会計済まして
駐車場に戻り
エンジンかけたら
車中の時計が01:45

01:45…

あっという間に休みを消費してしまう
洗濯すらできてない
コーヒーも飲んでない

ほんと疲れきり
もう晩ごはんはスーパーのお総菜でいいやと思いつつ

なんか、締めくくりの晩酌まで情けなくなりそうなので
残りの力でなんとか作りました

なんともかんとも
こんな毎日
こっちが先に逝ってしまう可能性もあるな…

土曜日
昨日です

朝からだるだる
仕事は休めないのでなんとか出勤

すると母から着信

もう着信だけで怖いです

出てみると
なんてことない用事で、安堵


あーーーーー
旅行したい
温泉入りたい


年をとるって
こんなに苦しい結末なのか…






柔らかい日

2021-02-13 16:20:09 | 
ぽかぽかお天気がいいので布団を干して

午後からは母を車に乗せて軽くドライブした
母も日干し笑
車中で暑い暑いと
ニット帽も放り投げました
お日さまに当たると気分も変わる

途中コーナンに寄る
屋上に駐車場があるタイプで
店内には、エレベーターか階段で下りる

そういう場所はめんどくさがる
車で待機

サボテン買おうと思って
この子たち連れ帰りました

そのあと
スーパーに寄る

食品購入は俄然はりきる母

20歩ごとに、食べたいもの変わります
人参はストックあるのに
またカゴに入れてる
人参ジュースを作るからと言うので
家にあるから!と言うのも止めました

好きに自由に買えばいいわ

せっせと私が作るから

今夜は唐揚げします
90歳にして大好物です



むしろ本心

2021-02-07 19:55:53 | 
今週は私の仕事が忙しく
その事は母には何度もしつこいくらい話してたので

しんどくなっても
限界がきても
もう無理と思っても

私はそばに居ないので
自分でいろんな病院を巡ってた

タクシー
バス
なるべく歩かなくて済む工夫もしていた

散々病院を回っては
ある時は点滴すらしてくれなかったと
怒り
ある時は胸の音すら聞かないと怒り
ある時は薬すら出ないと怒り

年寄りをバカにしてるのか!と
私が帰宅するといつも怒ってた

だけど、
それが運動となり
感情を波立たすことでよく寝てる

極めつけ私が
呪文のように唱えるのよ

一生懸命私らを育てて
朝から晩まで働いて
どうして晩年になってお母さんが苦しいのか、しんどいのか、
そんなの割り合わないよね
ご褒美もらってもいいくらいなのに
しんどいのはおかしいよ
人生ってなんなの
生まれてきたらみんなに祝福されて喜ばれるのに
どうして老いていくのは苦しいの
理不尽すぎるわ
何か悪いことした?
何か犯罪おかした?
なにもしてないよね
私らを育ててくれて働いて一生懸命ここまで来たのにおかしすぎる
やってられない
年をとるってそういうことなの?自信ないわ私
そんなのおかしいよ

…ってのをエンドレスで母に囁きます
あ、お酒の力も借りてます

そうすると母は

もういいから
お母ちゃんそんな苦しくないから
大丈夫だから
そんなもんだから
気にしなくていいから

ね、もう
お風呂入って早く寝ましょ
大丈夫だから

と、言い出す笑


いや、納得いかない
そんなの理不尽すぎる
赤ちゃんはちやほやされて
どうして年寄りになると苦しいのか

と、続けると、
たいてい私に拝みながら(そんなポーズをしながら)
もう、お風呂入って休んでよ
お母ちゃん大丈夫だから…と

なかなかの効力です

まぁこの作戦もいつまでもつか…




確認してみた

2021-02-01 22:11:57 | 
昨日の母の話からの
確認の意味で

仕事の合間に
◯◯病院に問い合わせてみたら

母のいうとおり
今週の水曜に
予約が入ってた

2月末から3月にかけて
私からの予約いれましたよねと
確認すると

はい
入ってます
でも、ご本人から電話があり
今週の水曜も予約をいれてます

いう事実


つまりは
母の言ってることは
ボケでもなく
適当でもなく
本当に本当に予約が入ってた

私は母を信用してないのだろうね

信用してないのは
母から何度も何度も
苦しい
限界
しんどい
救急車呼んで
と、聞かされ

仕事してても
何度も何度も
そんな電話がかかってきて

そして紛れもなく
本当に記憶が曖昧な時もあり

そういうことを毎日繰り返してると

「またか」
が生まれて
どんどん育って
いつの間にか
母の言葉に「本当」を見つけられなくなってたのだね

でも
そんな自分に
あまり罪悪感もないし
そんな自分に反省もない

もっと無機質に

あ、本当に予約いれてたのね
という事実を受け止めてる

どれだけ経っても
慣れることもないし
疲れないわけでもない

水曜を手帳に書き加えて
淡々と受け止めるのみ

今夜はご飯は食べたけど
しんどいらしく、横になってる

時々様子を見に行くけど
電気を消したくないらしい

お風呂はやめておいたほうがいいかな

雨も降り続いてる…

コロナでなかなか消化できない疲れが
どんどんたまってくわ